2018年09月20日

ドローンでカラス撃退、警戒され空振りに 山形で実証実験、スピーカー誘導は成功【山形新聞2018年9月20日】(既報関連ソースあり)

カラスが飛び去るようオオタカの声が出るスピーカーを設置した実証実験=山形市役所
 市街地に集まるカラスを排除しようと、山形市は19日、小型無人機ドローンなどを使った実証実験を2カ所で展開した。飛行機型ドローンの実験ではカラスが警戒し寄り付かず空振り。一方、猛禽(もうきん)類の声をスピーカーから流して市役所から一定距離の場所への誘導には成功した。

 昨年に続いて2年目の取り組み。カラス被害対策に取り組む宇都宮市の「CrowLab(クロウラボ)」の塚原直樹社長(39)と、コンピューター科学が専門のシンガポール国立大の末田航リサーチフェロー(41)が協力した。

 ドローンの実験は市西部の市農業振興公社周辺で実施。カラスを人里から離すため、長い距離を誘導することを目標にしている。今回はハシボソガラスが寝床へ戻る声と、テリトリーを侵された時の威嚇の声の2種類を用意。音を出すドローンに追随したり、攻撃したりするしぐさを期待したが、ハシボソガラスの警戒心は予想以上で姿を見せることはなかった。

 夕方からは、市役所周辺でスピーカーから発する音声による誘導実験に取り組んだ。市役所東側の街路樹に集まるカラスに向けてオオタカの鳴き声などを流し、ねぐらに戻るカラスの鳴き声が流れる文翔館の方に行くことを確認した。

 塚原社長はドローンの実験について「もっと工夫が必要」と振り返る一方、誘導実験では「昨年に続いて成功。予想通りの成果だった」と喜んだ。
http://yamagata-np.jp/news/201809/20/kj_2018092000381.php


山形市 ドローンでカラス対策実験 効果的な「誘導」狙う【毎日新聞2018年9月20日】
 フン害や鳴き声などで住民を悩ませるカラス対策として、山形市はドローン(小型無人機)などを活用した誘導実証実験に取り組んでいる。空を飛ぶドローンと地上のスピーカーを組み合わせ、カラスを効果的に誘導する仕組みを作るのが狙いで、19日には今年度初の実証実験を行う。

 ドローンを活用した新事業創出の取り組みの一環で、昨年度から始めた。昨年9、11月の実験では、ドローンにスピーカーを搭載し、カラスが天敵と争う際の鳴き声を流しながら集団に接近させるなどしたが、一時的に逃げるだけで効果は薄かった。機材の外見をオオタカやカラスに近づけるなどの課題があるという。複数回、ドローンを接近させると、一定の「追い払い効果」があった。

 地上のスピーカーで天敵のオオタカの鳴き声を流すと騒ぎ、カラスがねぐらに入る時の鳴き声を流すと、「安全」と考えたのか、ねぐらに入る時の鳴き声がする方に移動した。

 19日の実験には、カラス被害対策のコンサルティング会社や研究者が協力する。午後2時半からは山形市農業振興公社(同市東古館)周辺でドローンに対するカラスの反応を確認。飛行中の機材からカラスの鳴き声を出すなどして反応を見る。

 同5時半から山形市中心部で音声誘導実験を行い、地上のスピーカーから天敵のオオタカや、カラスがねぐらに入る時の鳴き声を流すなどし、昨年と同様の結果が得られるのか再現性を確認する。

 同市雇用創出課は「実験が成功し、多くの市民にドローンに興味を持ってもらえればうれしい」と意気込んでいる。【深尾昭寛】
https://mainichi.jp/articles/20180919/k00/00e/040/187000c

http://archive.is/A9uFC

カラス対策にドローン実験 山形・追い払い効果は実証【山形新聞2017年9月15日】
新実験でカラスの群れ動いた! 山形市、誘導作戦成果に手応え【山形新聞2017年9月14日】
ドローンと音で迷惑カラス誘導 山形市、仙台市との連携生かす【河北新報オンラインニュース2017年9月1日】
冬の陣、黒い大群“散り散り” 山形・カラス追い払い実験【山形新聞2016年12月25日】
カラス撃退へ「再鳥戦」 山形駅前周辺に猛禽類放つ【山形新聞2016年12月21日】
山形)カラス撃退策、手詰まり 天敵去り、群れ再び出没【朝日新聞デジタル2016年11月11日】
猛禽類でカラス撃退「一定の効果」【河北新報オンラインニュース2016年8月8日】
猛禽類使ってカラス撃退、来月に実証実験 山形市【山形新聞2016年7月30日】

posted by BNJ at 23:00 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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