2018年10月02日

ラムサール条約 葛西海浜公園と志津川湾を追加登録へ【毎日新聞2018年10月2日】(他3ソース/既報関連ソースあり)

 環境省は2日、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約の登録地に、東京都江戸川区の「葛西海浜公園」(367ヘクタール)と宮城県南三陸町の「志津川湾」(5793ヘクタール)を新たに登録すると発表した。21日からアラブ首長国連邦のドバイで開かれる締約国会議で正式決定する。日本の登録地は52カ所(15万4696ヘクタール)となる。

 葛西海浜公園は東京湾にある干潟。高度成長期以降、生活排水で水質が悪化したが、下水道の整備のほか、カキやアサリなどの繁殖によって水質改善が進み、約2万羽のガン・カモ類が飛来するようになった。

 しかし水質改善に取り組むNPO法人「ふるさと東京を考える実行委員会」の関口雄三理事長(70)は「増えた水鳥が貝類を食べ、再び環境が悪化する恐れもある。水鳥も大事だが、海の生物多様性全体を考えるべきだ」と懸念を示す。

 一方、志津川湾には、海流がぶつかり合い、寒い海のマコンブと暖かい海のアラメなどが共存する珍しい藻場がある。東日本大震災に伴う津波で海藻が流された場所があったが、その後生息地は回復に向かっており、登録に支障はないと判断した。【五十嵐和大】
https://mainichi.jp/articles/20181003/k00/00m/040/066000c

葛西海浜公園、都内初のラムサール条約登録へ 水鳥生息【朝日新聞デジタル2018年10月2日】

 環境省は2日、葛西海浜公園(東京都江戸川区)と志津川湾(宮城県南三陸町)の2カ所を、水鳥の生息地として国際的に重要な湿地を守る「ラムサール条約」の登録地に申請すると発表した。21日からアラブ首長国連邦のドバイで開かれる締約国会議までに登録される見通し。葛西海浜公園が登録されれば、都内初となる。

 環境省野生生物課によると、葛西海浜公園は荒川と旧江戸川の河口に広がる367ヘクタールの干潟で、多くの渡り鳥が越冬し、ガン・カモ類が2万羽以上飛来することなどが登録基準に合うという。志津川湾は三陸海岸南部の海域5793ヘクタール。藻場が広がり、国の天然記念物コクガンの餌場になっているという。

 また登録済みの円山川下流域(兵庫県豊岡市)は、国の特別天然記念物コウノトリの野外生息数が増えたため、区域を2倍近くの1094ヘクタールに広げる。
https://www.asahi.com/articles/ASLB25HH0LB2UBQU00R.html

葛西海浜公園、ラムサール条約登録へ…東京都初【読売新聞2018年10月2日】
 国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約(事務局・スイス)に今月、葛西海浜公園(東京都江戸川区)と志津川湾(宮城県南三陸町)が登録される見通しになった。環境省が2日発表した。登録されれば国内で52か所となる。


 葛西海浜公園は面積約367ヘクタール。スズガモやマガモなど2万羽以上の渡り鳥が飛来する都会の湿地として知られ、登録されれば東京都では初めてとなる。ただ一部の地元民間団体は鳥の食害で貝が減少するなどとして反対している。

 志津川湾は面積約5793ヘクタール。国天然記念物のコクガンが越冬するほか、アマモなどが生育する藻場として保全する価値が高いと判断した。

 ドバイで21日から条約の締約国会議が始まる予定で、同省はその前に登録されることを見込んでいる。
https://www.yomiuri.co.jp/eco/20181002-OYT1T50136.html

宮城・志津川湾など推薦へ ラムサール条約の登録湿地 【日本経済新聞2018年10月2日】
環境省は2日、国際的に重要な湿地の保全を目指すラムサール条約に、宮城県南三陸町の志津川湾と、東京都江戸川区の葛西海浜公園の登録を推薦すると、中央環境審議会野生生物小委員会に報告した。

10月中旬に正式登録され、アラブ首長国連邦で21日(日本時間)から始まる締約国会議で認定証が授与される見通し。国内の登録湿地は52カ所になる。

環境省は、登録地の一つ兵庫県豊岡市の円山川下流域・周辺水田について、登録面積を約2倍の1094ヘクタールに拡張するよう条約の事務局に申請することも報告した。コウノトリの繁殖地などが広がったためとしている。

志津川湾は、海水の浄化作用があり、小魚の産卵場となるアマモなどの海草が生い茂る。国の天然記念物コクガンの越冬地にもなっている。葛西海浜公園は都が所管する干潟と周辺海域で、ガンやカモ類が2万羽以上飛来する。

ラムサール条約は、多様な生物を支える湿地を守るため、1971年にイランのラムサールで採択された。日本は80年に加入。尾瀬(群馬など)や釧路湿原(北海道)など計約15万ヘクタールが保全対象として登録されている。〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36028680S8A001C1CR8000/

<ラムサール条約>宮城・南三陸町の志津川湾を登録へ 海藻200種超【河北新報オンラインニュース2018年10月3日】
 環境省は2日、国際的に重要な湿地の保全を目指すラムサール条約に、宮城県南三陸町の志津川湾と、東京都江戸川区の葛西海浜公園の登録を推薦すると、中央環境審議会野生生物小委員会に報告した。
 10月中旬に正式登録され、アラブ首長国連邦で21日(日本時間)に始まる締約国会議で認定証が授与される見通し。国内の登録湿地は52カ所になる。
 志津川湾は暖流と寒流の影響をバランス良く受ける海域で、同じ場所に生息するのが珍しいアラメやマコンブなど200種類以上の海藻が確認されている。海水の浄化作用があり、小魚の産卵場となるアマモなどの海草が生い茂る。国の天然記念物コクガンの越冬地にもなっている。
 ラムサール条約は、多様な生物を支える湿地を守るため、1971年にイランのラムサールで採択された。日本は80年に加入。尾瀬(群馬など)や釧路湿原(北海道)など計約15万ヘクタールが保全対象として登録されている。東北では青森(仏沼)、宮城(伊豆沼・内沼、蕪栗沼・周辺水田、化女沼)、山形(大山上池・下池)の3県で5カ所が登録済み。

環境省がラムサール条約の新規登録候補地とした宮城県南三陸町の志津川湾(町提供)
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201810/20181003_11040.html

http://archive.is/vHG3h
http://archive.is/4DF9A
http://archive.is/LgjOo
http://archive.is/3ih4x
http://archive.is/k8kOk

葛西の干潟、国がラムサール登録推進…地元反発【読売新聞2018年3月31日】

ラムサール条約湿地の新規登録候補地について 環境省報道発表資料
http://www.env.go.jp/press/106019.html

posted by BNJ at 21:49 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: