2018年10月19日

鳴き声・ロボでカラス撃退 宇都宮大教員VBが装置販売【日本経済新聞2018年10月17日】

宇都宮大学出身の研究者が設立したカラス対策のベンチャー企業が製品販売を本格化させる。カラスの鳴き声を利用したカラス撃退スピーカーの販売を今月末から開始するほか、カラスの剥製を使った広域の追い払い装置を来年から売り出す計画。事業が軌道に乗れば、海外での販売にも乗り出す考えだ。
カラスの警戒時の鳴き声を出して撃退するスピーカー

翼を上下させることで瀕死のカラスにみせかけるクロウラボの広域追い払い「ロボット」

カラス撃退製品を販売するのは今年4月から宇都宮大学で特任助教を務める塚原直樹氏らが昨年末に立ち上げたCrowLab(クロウラボ)。カラスの接近を赤外線センサーで感知し、警戒時に発する鳴き声を流す装置を開発した。

7月から宇都宮市内の自治会の協力のもと、ゴミ集積所に装置を設置して実証実験をして効果を確認。学術的な分析を日本鳥学会で発表したことも踏まえ、「CrowController(クロウコントローラー)」の名称で発売する。

大きさは縦21センチメートル、横16センチメートル、厚さ10センチメートル、重さ0.8キログラムで、単3電池4本で約1カ月作動する。販売価格は1台3万5000円(送料別)だが、3万2184円で先行予約を受け付ける。塚原社長は「ゴミ荒らしに悩む自治会などをターゲットにし、当面、月30台の販売を目指したい」と話している。

第2弾の製品は、瀕死(ひんし)のカラスがいるように見せかけ、本物のカラスが寄りつかないようにする「ロボット」。このほど特許を取得した。来年からテスト販売を開始する予定だ。

カラスの群れがやってきたときに、緊迫度の高いときに発する鳴き声などをスピーカーから流すとともに、カラスの剥製の翼をパタパタ動かす。カラスはその場所に実害があると思い込むため、「クロウコントローラーよりより広範囲で撃退できる」(塚原社長)という。

クロウラボによると、畜産農家や果樹農家の多くがカラス被害に悩んでいるといい、こうした農家向けのリース販売などを計画している。

宇都宮大はカラス研究で有名で、クロウラボは同大学の研究成果を活用し、今後も科学的な根拠に基づく製品を開発したり、カラス被害に悩む企業や自治体などへのコンサルティングを進めたりする考え。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3660317017102018L60000/

鳴き声でカラス撃退 ごみ荒らし防止装置開発 宇都宮のクロウラボ【下野新聞2018年9月21日】

クロウコントローラーを手にする塚原社長=宇都宮市

 カラス被害対策コンサルティングのCrowLab(クロウラボ)(宇都宮市中央3丁目、塚原直樹(つかはらなおき)社長)は、カラスのごみ荒らしを防止する装置「クロウコントローラー」を開発した。カラスが警戒時に発する鳴き声を使い、装置を設置したごみ集積所から遠ざける仕組み。同社製品第1号で、10月からの販売を予定する。

 かかしなど従来の対策に比べ効果的で、持続性もあるという。効果は、宇都宮市内の自治会の協力を得て行った実証試験でも確認されている。
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/77319

http://archive.is/cNDkM
http://archive.is/5a0Gi

研究者の知見でカラス撃退 宇都宮大発VBが装置開発 「危険察知」鳴き声を再現【日刊工業新聞2018年10月6日】
ドローンでカラス撃退、警戒され空振りに 山形で実証実験、スピーカー誘導は成功【山形新聞2018年9月20日】
カラス対策にドローン実験 山形・追い払い効果は実証【山形新聞2017年9月15日】
新実験でカラスの群れ動いた! 山形市、誘導作戦成果に手応え【山形新聞2017年9月14日】
ドローンと音で迷惑カラス誘導 山形市、仙台市との連携生かす【河北新報オンラインニュース2017年9月1日】

posted by BNJ at 10:44 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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