2018年10月22日

“幸せを運ぶ”コウノトリが愛知県“幸田町”に飛来! 実は福井県が放鳥した「りゅうくん」だった【東海テレビ2018年10月22日】

愛知・幸田町に現れた美しいコウノトリ りゅうくん
 青田の中を悠々自適に歩きながら餌を探す一羽の若い水鳥…。10月19日に愛知県幸田町で撮影された映像です。

撮影者:「うぉ、飛んだ!でっけー」

 羽を広げた大きさは2メートルほど白い羽が美しさを引き立てます。

撮影者:
「ザリガニだ!ザリガニ、ゲットー!」

 一見、鶴のように見える鳥。実は赤ちゃんを運んでくるという言い伝えで有名な「コウノトリ」です。国の特別天然記念物に指定され、絶滅が危惧されています。

コウノトリを撮影した杉浦さん:
「とにかく大きい、大きかったので。(両手を大きく広げて)たぶんこのくらいありますね」

 映像を撮影したのは岡崎市に住む杉浦さん。幸田町の友人から「コウノトリがいる」と聞きつけました。

杉浦さん:
「僕はそこの土手を歩いてたんですけど、向こうの方からトコトコ歩いてきて、土手の手前まで来て、魚とかを食べてたんで」

 人に慣れているのか、どんどん近づいてきたといいます。

杉浦さん:
「どんどん近づいてくるんですよ。人懐っこいっていうか、人を怖がらない」

 白い羽の先に黒い風切り羽、さらに赤い足と太く立派なくちばしが特徴の美しい水鳥です。

 渡り鳥として各地を移動するコウノトリですが、かつては田んぼを荒らす「害鳥」として明治から昭和初期にかけて乱獲され数が激減。さらに河川や湿地の開発なども加わり野生のコウノトリは国内から姿を消してしまいました。

 日本の里山の象徴ともいえるコウノトリ。現在、福井県などで人工繁殖され野生に戻す試みが進められています。

 幸せを運んでくるコウノトリが愛知の“幸田町”に現れたということで、取材班は杉浦さんとともに現場へ向かいました。

 あれは!?という鳥は、よく見ると…“サギ”。さらに、田んぼの奥に動く白い影を発見!と思ったら、“人”…。

 取材班が諦めて、帰路につこうとしたその時…!

スタッフ:
「飛んでる…、あれ違いますかね…?」

 コウノトリらしき鳥が秋空に舞う姿を発見!専門家に聞くと…?

福井県自然環境課・木村獣医師:
「コウノトリに間違いないですね。羽毛の白黒のパターンから0歳のコウノトリであることがわかります」

 22日も幸田町で無事に過ごしていることが確認できました。

 実は…このコウノトリ名前がついていて、その名は「りゅうくん」。福井県が2011年から始めた繁殖事業で今年5月に卵から孵化。9月17日に越前市で放鳥された3羽のうちの1羽なんです。

 福井県では国内最後の野生のコウノトリが生息していたなどの理由で繁殖事業を始め、これまでに9羽のコウノトリを放鳥。里山再生のシンボルと位置付けています。

 りゅうくんの育ての親でもある獣医師の木村さんは…。

福井県・木村獣医師:
「実はりゅうくんは一時期病気をして生死の境をさまよっています。弱々しかった子なのでこんなに元気に日本中あちこち移動して体力をつけてくれて非常に頼もしく思っています」

 一般的に神経質な性格のコウノトリですが、「りゅうくん」は野生で育ったコウノトリよりも人に対する警戒心が少ない可能性があるといいます。

 福井県では今後、コウノトリを見つけた際も刺激せず離れた場所から観察するなど温かく見守ってほしいとしています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00005406-tokaiv-soci

http://archive.is/Qs2w2

タグ:コウノトリ
posted by BNJ at 21:28 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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