2018年11月05日

ミゾゴイ 能登で捉えた 七尾の田谷さん動画撮影【中日新聞2018年11月4日】

【右】エサを探すミゾゴイ=石川県奥能登地方で(田谷樹さん提供)【左】撮影したミゾゴイを紹介する田谷さん=同県七尾市中島町で

 絶滅危惧種の渡り鳥「ミゾゴイ」が石川県奥能登地方で発見され、日本鳥類保護連盟石川支部の田谷樹(たつき)さん(49)=同県七尾市中島町藤瀬=が動画で撮影した。同支部によると、能登でミゾゴイの目撃情報はあるが、画像や映像に記録した例は珍しいという。

 サギ科のミゾゴイは東南アジア周辺で越冬し、四月から九月ごろまで唯一の繁殖地である日本に飛来する。各地で森林破壊が進み、環境省のレッドリストで絶滅危惧II類に指定されており、世界でも千羽ほどしかいないとされる。

 田谷さんは四月に能登で情報提供を呼び掛け、声を聞いたり姿を見たりしたとする約十件の報告を受けた。奥能登の人家に近い山で六月、地中のミミズをついばみながら歩く約五〇センチの成鳥を確認し、約三分の動画に収めた。

 情報を基に、巣も探したが今年の営巣は確認できなかった。田谷さんは「渡来しても繁殖に至っていないと推測され、森林の環境破壊が影響しているのでは」と懸念する。十一月末に環境省に調査結果を提出し、希少野生動植物種への指定を要望する。

 田谷さんは、同県輪島市門前町で二〇一七年にミゾゴイの鳴き声を録音し調査を続けてきた。来年も住民に協力を求め、巣の位置や個体数の特定を目指す考えで「調査で地元の人が環境保全の大切さに目を向けてもらえれば」と話した。

 県内では今年、奥能登で別の鳥類愛好家が営巣を一件確認し、報道機関も動画撮影に成功している。 (中川紘希)
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2018110402000261.html


タグ:ミゾゴイ
posted by BNJ at 22:04 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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