2018年11月10日

紀南に冬告げる渡り鳥飛来 ナベヅルやオシドリ【AGARA紀伊民報2018年11月10日】

 和歌山県紀南地方に「冬の使者」である渡り鳥の群れが相次いで飛来している。白浜町の田園ではナベヅル(ツル科)が餌をついばみ、古座川町の清流ではオシドリ(カモ科)が美しい姿を見せている。

 ナベヅル(ツル科)は11月初めごろから白浜町のあちらこちらで目撃されている。当初は2家族6羽の群れだったが、9日には別の3家族9羽が飛来。富田川近くで稲の二番穂や根などをついばんでいる。

 ナベヅルは、主にシベリア東北部などで繁殖し、冬場に南下して越冬する。鹿児島県出水市や山口県周南市が越冬地として知られる。これらの群れは南下途中、強風に流され紀南に来たとみられる。

 全長約1メートルで、頭から首にかけて白く、体は灰黒色。ツルとしては小形だが、野鳥の観察としては見応えがあり、愛好者に人気がある。環境省のレッドリストで絶滅危惧2類に分類されている。

 オシドリは清流・古座川の支流で、美しい姿を見せている。全長は45センチほど。灰褐色をした地味な雌に対し、雄はくちばしが赤く、オレンジ色の銀杏(いちょう)羽を持つなど派手な姿をしているのが特徴。県のレッドデータブックでは準絶滅危惧に分類されている。


写真【田んぼに飛来した9羽のナベヅル(和歌山県白浜町で)】
http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=361146

http://archive.is/srj54

posted by BNJ at 23:17 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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