2018年11月11日

青森)白神山地でクマゲラの巣穴発見、姿は4年間未確認【朝日新聞デジタル2018年11月11日】

新たに削られたように見える二つの巣穴=2018年11月10日午後0時5分、青森県西目屋村、佐藤孝之撮影

 青森県西目屋村の白神山地のブナ林で、NPO法人本州産クマゲラ研究会顧問の根深誠さん(71)が10日、国の天然記念物クマゲラが今年作り直したとみられる巣穴を見つけた。白神山地でクマゲラの姿は4年間確認されておらず、絶滅を心配する声もあるが、根深さんは「繁殖しているかは不明だが、個体がいるのは間違いない」としている。

 クマゲラは日本最大のキツツキで、世界自然遺産の白神山地のシンボル的存在になっている。しかし白神山地では根深さんらが2014年10月に雄1羽を確認したのが最後の記録だ。

 今回の巣穴があるのは世界自然遺産の緩衝地域で、観光施設「アクアグリーンビレッジANMON」の西側のブナ林に来年開設予定の「菅江真澄(すがえますみ)古道」沿い。ブナの幹に直径15センチ程度の巣穴が縦に三つ並び、真ん中と下の二つの穴のヘリが新しく削られたように見える。いずれも古くからある巣穴で、根深さんが昨年10月に観察した際には変化がなかったことから、今年になってからの「改築」とみられ、穴が内部でつながっている可能性もある。

 根深さんは「クマゲラが生息しているのは間違いない。巣穴が地上約7メートルと低いので、子育てをする『営巣木』ではなく『ねぐら木』では」とみている。 根深さんは自身が代表を務める市民団体「津軽百年の森づくり」のメンバーらと菅江真澄古道のルートの刈り払いなどをしていて巣穴の変化を見つけた。

 江戸時代の紀行家菅江真澄(1754〜1829)が暗門の滝を訪れた際に歩いたとされる古道を復活しようと根深さんが提唱。国や県、村、観光団体などでつくる「白神山地・暗門の滝」森林環境整備推進協議会が5月に協力金の一部を整備などに充てることを承認した。既設の「高倉森自然観察歩道」から分岐して再び合流する約1キロのルートで、開設は来年6月ごろの見込みだ。(佐藤孝之)
https://www.asahi.com/articles/ASLCB5SFKLCBUBNB009.html

http://archive.is/4Ury8

タグ:クマゲラ
posted by BNJ at 11:52 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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