2018年11月13日

街の灯りに迷って落下? 海鳥「オオミズナギドリ」保護相次ぐ/岩手【IBC岩手放送2018年11月12日】

IBC岩手放送

 海鳥のオオミズナギドリが、街中に落ちて保護される事案が最近、岩手県の釜石市や大槌町で相次いでいます。いったい何が起きているのでしょうか。


(大槌町文化交流センター・北田竹美所長)
「今、カラスがいるあたり、このあたりにね、そうね、3、40羽くらいいたかな」

 こう話すのは大槌町の市街地にある、文化交流センターの北田竹美所長です。鳥が目撃されたのは夜10時ごろでした。

(北田所長)
「ちょうどこの辺だね。ここに2羽いて。4、5日前だね。ここで2羽発見した」

 センターの玄関付近で、弱って動けないでいるところを保護されたのは、その特徴からオオミズナギドリの幼鳥とみられています。山田町から釜石市にかけての広い範囲で、街中や道路に「鳥が落ちている」という情報が、今月5日ごろから県などに頻繁に寄せられるようになりました。

(岩手県沿岸広域振興局環境衛生課・佐藤敦課長)
「今年は数十件、連絡いただいて対応しているのですが、今のところ30羽ぐらい保護している状況ですね」

 オオミズナギドリは釜石市沖合の島、三貫島などで夏に繁殖し、今は巣立ちの時期です。日本野鳥の会宮古支部の名誉顧問を務める、作家の遠藤公男さんは「幼鳥は光に寄って行く習性があるので、街の灯りに迷って旋回しているうちに、弱って落ちるのではないか」と話しています。

(大槌町文化交流センター・北田竹美所長)
「光に反応するという話があったので、おとといセンターの3階の電灯は消灯して、消すようにした。そしたら今朝は落ちていなかった」

 復興が進み、街が明るさを取り戻すのは、人にとっては良いことでも、オオミズナギドリにとっては、ありがたいことではなかったようです。オオミズナギドリの巣立ちは、あと1週間ほどで終わります。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181112-00010000-ibciwatev-l03

http://archive.is/8Fgfm

posted by BNJ at 22:22 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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