2018年11月27日

長野 乗鞍から木曽駒へ? ライチョウ40キロ飛来【中日新聞2018年11月27日】

登山者によって確認されたライチョウ=木曽駒ケ岳山頂で(鈴木さん提供)

 七月に中央アルプスの木曽駒ケ岳で目撃された絶滅危惧種のニホンライチョウが、北アルプスか乗鞍岳から飛来したとみられることが環境省信越自然環境事務所の調べで分かった。環境事務所は、人工繁殖につながる可能性もあるとして今後の対応を検討する。

 木曽駒ケ岳では一九六九年以降、ライチョウが目撃されず、絶滅したとされてきた。今年七月、岐阜市の団体役員鈴木金治さん(59)が休暇の登山中に見つけて撮影した。

 鈴木さんは「山頂付近で鳥を見つけ、写真に撮ったらライチョウだった。何でこんな所に、と思った」と振り返る。

 驚いた鈴木さんから写真提供を受けた信越自然環境事務所の職員や信州大の中村浩志名誉教授らが八月、現地調査をした。ライチョウの姿は確認できなかったが、山小屋の頂上木曽小屋付近で羽毛やふんなどを採取した。

 採取されたふんなどを使って国立科学博物館(東京)が二種類の遺伝子解析をしたところ、北アルプスと乗鞍岳に生息するライチョウとDNAが一致した。

 木曽駒ケ岳との距離は乗鞍岳が約四十キロ、北アルプスが約五十五〜百キロで、環境事務所の担当者は「近い方の乗鞍岳から山伝いに移動してきた可能性が高い」とみる。

 環境事務所によると、ライチョウの雌は近親交配を避けるなどの理由から、冬になると遠方へ移動することが知られている。北アルプスから白山(石川県、岐阜県)へ七十キロほど移動した例もあるという。

 環境事務所の担当者は「北アルプスや乗鞍岳のライチョウの成鳥やヒナを持ち込み、木曽駒ケ岳で繁殖に使えるかもしれない」と話している。十二月に中村名誉教授ら専門家らを集めて会議を開き、今後の対応を話し合う。

 (城石愛麻)
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20181127/CK2018112702000003.html

長野)木曽駒ケ岳にライチョウ 半世紀ぶりに確認【朝日新聞デジタル2018年12月4日】
中央アルプス木曽駒ケ岳の中岳山頂で撮影されたライチョウ=2018年11月4日、中田昌宏さん撮影

 中央アルプスで約50年前に絶滅したとされる国の特別天然記念物・ライチョウが、木曽駒ケ岳(2956メートル)周辺で生存していることがわかった。環境省信越自然環境事務所と長野県が、「11月に2回、登山者の写真撮影でメス1羽が確認された」と発表した。来年1月のライチョウ保護増殖検討会(東京都)で、今後の保護対策について話し合う。

 同事務所によると、12月3日に登山者2人からライチョウの写真が提供された。1件目は11月4日午前7時ごろ、川崎市の中田昌宏さん(47)が、木曽駒ケ岳山頂近くの中岳でライチョウの写真を撮影。中田さんは「今後の保護活動に役立てば、という思いで情報提供した」という。

 同25日午前11時半ごろには、愛知県豊田市の安藤亮さん(28)が、木曽駒ケ岳山頂直下の登山道付近で目撃し、写真を撮った。2人が撮影したライチョウは、いずれも白い冬羽に換羽していた。安藤さんは「今回のライチョウ発見によって、若者が登山や山岳会に興味をもってくれたらいいなと思う」と話す。

 中央アルプスでは1969年以…
https://www.asahi.com/articles/ASLD53QJGLD5UOOB001.html

https://megalodon.jp/2018-1127-2223-30/www.chunichi.co.jp/article/nagano/20181127/CK2018112702000003.html
http://archive.is/LEhGL

タグ:ライチョウ
posted by BNJ at 22:24 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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