2018年11月30日

水浴びがうらやましい カナダガン【共同通信2018年11月30日】

このあと、水浴びを始めた

 体全体が茶色っぽい。顔から首のあたりは黒いので、ほおの白さが目立つ。さいたま市の大宮公園小動物園のフライングケージにいるカナダガン。
 入ってすぐのところに2羽が待ちかまえるようにいて、通りぬけようとしてもなかなかどかない。気が強いのかな。
 カナダガンは北アメリカ大陸の北部にいる。わたり鳥だけれど、日本には来ない。でも人間が持ちこんで飼っていたのが、にげだすことがある。
 日本にすみ着いてふえてしまうと、もともといる生きものたちのバランスがくずれてしまう。それで見つかったらつかまえることになっている。
 「ここにいる2羽も日本で見つかったんです」と飼育係の藪美晴(やぶみはる)さん。
 5年前の春、山梨県の湖で見つかったうち、オスとメスの2羽がここにやってきた。その後、オスが病気で死んで、メス1羽だけになった。
 そこにおととし、今度は神奈川県の湖でつかまった1羽がやってきた。2羽がペアになってふえていくのかな?
 「いえ、神奈川から来たのもメスなんです」
 2羽がいっしょに、入り口からお客さん用の木の小道を歩いて、木立の中の広場に向かっていく。1羽が青いプラスチックのたらいに入って水あびを始めた。暑い日だったので、気持ちよさそう。ちょっとうらやましかった。(文・写真、佐々木央)=2017年8月配信

https://www.47news.jp/culture/education/ikimono/3027611.html

http://archive.is/YvV1i

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