2018年12月12日

鵜様道中、七尾市を出発【北國新聞2018年12月12日】

鵜様に手を合わせる住民=12日午前6時半、七尾市鵜浦町

 羽咋市の気多大社で営まれる国重要無形民俗文化財「鵜祭(うまつり)」に向け、翌年の吉凶を占うウミウ「鵜様(うさま)」を歩いて運ぶ「鵜様道中」は12日、七尾市鵜浦(うのうら)町を出発した。昨年は鵜様が捕れなかったため、道中は2年ぶりとなった。白装束に身を包んだ鵜捕部(うとりべ)の3人が鵜様の収められたかごを担ぎ、「ウットリベー」の掛け声を響かせながら歩を進めた。

 鵜様が捕獲できなかった昨年、道中と神事は中止となった。2012年と14年も鵜様が捕れず、鵜捕部保存会が今年、捕獲しやすくするため、鵜捕崖(うとりがけ)にテラスを増設するなどの補修工事を施した。

 午前6時すぎ、雨が降りしきる中、一行は鵜様を預かっていた鵜捕部の横川良栄さん(69)宅を出発した。住民は沿道に集まり、鵜捕部に「元気な鵜様ですね」などとねぎらいの言葉を掛け、かごに収められた鵜様に手を合わせた。

 鵜様は鵜捕主任の小西寛之さん(56)=七尾市鵜浦町=と小西さんの長男達矢さん(31)=氷見市=が11日、同町の鵜捕崖で捕獲した。今年は横川さんのほか、いずれも同町の小竹徹さん(51)、井村宏史さん(49)が鵜捕部を務める。横川さんは「2年ぶりに鵜様が捕れて本当によかった。責任を持って送り届けたい」と語った。

 一行は2泊3日の日程で約50キロを歩く。13日には七尾市の能登生國玉比古(いくくにたまひこ)神社(気多本宮)の新嘗祭に臨み、14日夜に気多大社に到着する予定。翌年の吉凶を占う神事は16日未明に営まれる。
https://www.hokkoku.co.jp/subpage/E20181212001.htm

2年ぶり捕獲成こウ きょうから気多大社「鵜様道中」【中日新聞2018年12月12日】
海岸で放たれるウ=2016年12月16日、石川県羽咋市一ノ宮町で(松村真一郎撮影)

神事主役 関係者ひと安心
 石川県羽咋市の気多大社でウミウの飛び方から来年の吉凶を占う「鵜(う)祭り」(国指定重要無形民俗文化財)で、「鵜様」と呼ばれ主役となるウが十一日、同県七尾市鵜浦町で捕獲された。昨年を含め、二〇一二年以降で三回捕獲できず、神事を執り行えない年もあったため、関係者は胸をなで下ろした。

 ウは、同町の小西家が代々秘伝の技で捕まえており、寛之さん(56)と長男達矢さん(31)が八日から同町の鵜捕崖(うとりがけ)で捕獲作業にあたった。当初は一羽も姿を見せなかったが、十一日午前におはらいを受けると、五、六羽が現れたという。寛之さんは体長五〇センチほどのウを捕まえ、「このチャンスは二度と来ないという思いだった」と振り返った。

捕獲したウミウが入った籠=11日、石川県七尾市鵜浦町で(中川紘希撮影)

 ウが崖にいないことが増え、一二年には約八十年ぶりに捕獲できなかった。一四、一七年も捕まらず、地元町会は今年十月に崖の補修をして作業を支援していた。寛之さんは「今年は何が何でもという思いがあった。ほっとしている」と話した。

 十六日未明にある祭りに向けて、十二日からの三日間は「鵜様道中」として、「鵜捕部(うとりべ)」と呼ばれる地元住民が、籠に入れたウを気多大社まで運ぶ。鵜捕部の横川良栄さん(69)は「心配があったがひと安心。しっかりと大社まで運びたい」と意気込みを語った。松尾孝夫宮司は「地元の人が捕りたいという思いが神様に伝わったのではないか。感謝している」と話した。 (中川紘希)
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2018121202100010.html

http://archive.is/qpGE9
https://megalodon.jp/2018-1212-2240-26/www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2018121202100010.html
鵜様、2年ぶり捕獲【北國新聞2018年12月12日】
鵜様、今年こそ 七尾でウミウ捕獲始まる【北國新聞2018年12月9日】

石川 鵜様活発 来年良い年に 気多大社で鵜祭り【中日新聞2016年12月17日】

タグ:ウミウ
posted by BNJ at 22:42 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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