2018年12月17日

「古里の鳥」イルミで彩り 原発事故避難者ら暮らすいわきの復興住宅【毎日新聞2018年12月17日】

復興住宅の住民が一筆書きのイルミネーションで出身地の「町の鳥」を描いた。左からカモメ、キジ、トビ、セキレイ=福島県いわき市永崎の下神白団地で2018年12月12日午後5時40分
 東京電力福島第1原発事故の避難者が暮らす福島県いわき市永崎の災害公営住宅(復興住宅)「下神白(しもかじろ)団地」(200戸)の住民が協力してイルミネーションを手作りし、素朴な絵柄が集会所の壁を彩っている。初めての取り組みで、住民同士や近隣と仲良く暮らしていけるようにと、それぞれの出身地の「町の鳥」を題材にした。

双葉、大熊などの避難者入居
 光で描くのは、いわきと浪江のカモメ▽双葉のキジ▽大熊のトビ▽富岡のセキレイ――の四つの絵柄。

 大工や建具屋の経験がある住民が、30センチ間隔で格子を張り巡らせた縦横1.8メートルの木枠を製作。さらに手芸が得意な女性らも加わり約30人で枠の中に一筆書きの要領でチューブ状のLEDライトをはわせ、絵柄をつくった。緑、白、金色などのライトを組み合わせ、点滅のパターンも変えながら点灯し、地域の夜ににぎわいを加えている。11月末から毎日午後4時半〜9時に点灯しており、団地のクリスマス交流会を開く25日まで続ける。

 木枠を担当した富岡町出身の大工、平子力也さん(79)は「来年以降も使えるようしっかり作った。野鳥の会会員なので、特徴が分かるよう絵柄の修正もお願いした」と仕上がりに満足。浪江町出身の自治会役員、佐山弘明さん(64)は「素人が作るのは難しいと言われたが、工業高校の先生だった住民に電気の扱いを教わるなど、力を合わせて味わいあるものができた」と話していた。

 同団地は、いわき市内の原発事故避難者向けの復興住宅として最も早い2015年2月に入居が始まり、4町からの避難者が週2回のカフェや、秋祭りなどのイベントで交流を深めている。【乾達】
https://mainichi.jp/articles/20181217/k00/00m/040/083000c

http://archive.is/lqMsy

posted by BNJ at 22:26 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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