2018年12月17日

アホウドリ再生…孤島での“弧闘”が起こした奇跡【読売新聞2018年12月17日】

 翼を広げると約2.4メートル。海に浮かぶ姿は「女王」のごとく優雅だが、陸に上がればヨチヨチ歩き……。北太平洋最大の海鳥・アホウドリは、その美しい羽毛とのんびりした生態ゆえに人間に乱獲され、絶滅の危機に追い込まれた。わずかな生き残りたちを守り、数千羽の規模まで戻した復活劇の立役者が、東邦大学名誉教授の長谷川博さん(70)だ。長谷川さんは先月から今月にかけて、東京から500キロ以上離れた鳥島に125回目の渡航を行い、40年以上にわたった現地調査にピリオドを打った。何が長谷川さんを突き動かしてきたのか。科学ジャーナリストの三島勇さんが解き明かす。
「やり切ったという感慨しかない」

最後の調査に向かうため、漁船に乗り込んだ長谷川さん(11月16日、八丈島の神湊港で)=筆者撮影
 12月8日、アホウドリの調査のため、伊豆諸島の孤島・鳥島に入っている長谷川さんに電話をすると、衛星携帯電話越しに明るい声が響いた。

 「やり切ったという感慨しかない。8年後に1万羽になったときにクルーズ船で見に来るよ」

 長谷川さんは、半世紀近い時間をアホウドリ保護にささげた。その熱い心が支援の輪を広げ、アホウドリの奇跡的な再生につなげていった。42年間で125回、集団営巣地(コロニー)のある鳥島に渡った。そして今年11月から12月にかけて、最後の現地調査を終えた。

 この機に、長谷川さんの半生をたどり、決して容易ではなかった「アホウドリ再生への道」を知っていただきたい。
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http://archive.is/CRizZ
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http://archive.is/aN9BN

タグ:アホウドリ
posted by BNJ at 22:32 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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