2018年12月18日

諏訪湖ワカサギ守れ カワアイサの被害増加【長野日報2018年12月18日】

追い払いの舟が近づくと、諏訪湖にいたカワアイサが一斉に飛び立った

諏訪湖に飛来する魚食性鳥類の冬鳥カワアイサから水産資源のワカサギを守ろうと、諏訪湖漁業協同組合や県などでつくる諏訪湖漁場活性化協議会が舟を使った追い払いを続けている。飛来がピークを迎える23、24日には一斉追い払いを計画しており、産卵期を控えたワカサギの資源確保に力を入れている。

追い払いを実質的に担っている漁協では1日から活動開始。毎日午前6時から午後6時まで組合員が交代しながら舟を出している。17日には武居薫組合長が操縦する舟などが活動。舟が近づくと数百羽のカワアイサが一斉に飛び立った。別の舟に乗る組合員も厳しい表情で湖内を逃げるカワアイサを追っていた。

武居組合長によると、追い払いを続けてもカワアイサは湖内を移動するだけで、いなくなるわけでないという。それでも「湖上で落ち着いてえさをとらせないために続けている。何もしないよりはまし」と話した。

国立研究開発法人水産研究・教育機構中央水産研究所内水面研究センターの坪井潤一主任研究員は14日に諏訪市内で開いた講演の中で、諏訪湖に飛来するカワアイサが2000年ごろから急増している実態を紹介した。国内の冬場の生息数は約7000羽とされているが、武居組合長によると、現状ですでに約700羽が諏訪湖に集まっているという。今後さらに増える見込みだ。

ワカサギへの被害軽減には諏訪湖の全面結氷が効果的だが、今冬は暖冬傾向とみられている。同組合長は「寒さは体にこたえるが、魚を守るためには頑張らなければ。飛来するカワアイサは諏訪湖に集中していると言っていい。急増する前のかつての水準に戻ってくれればいいのだが」と不安げだった。
http://www.nagano-np.co.jp/articles/42127

http://archive.is/EnqaJ

長野 ワカサギ狙う鳥、ドローンで撃退実験 諏訪湖【中日新聞2018年12月15日】

posted by BNJ at 11:20 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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