2018年12月20日

剥製修復「オジロワシ」生き生き 倉敷の博物館で22日初披露【山陽新聞デジタル2018年12月19日】

修復でよみがえったオジロワシの剥製

オジロワシの剥製を修復する相川さん

 倉敷市立自然史博物館(同市中央)が所蔵しながら、損傷のために展示活用できていなかった環境省の国内希少野生動植物種・オジロワシの剥製標本(高さ約1メートル)が、同館の修復技能講習会の成果としてよみがえった。22日から始まる新着資料展で初披露される。

 オジロワシは国内では主に北海道に生息し、翼を広げると2メートルを超える個体もあるという。標本は2017年に岡山県内の団体から寄贈されたが、尻尾が取れ、義眼は色あせるなど公開できない状態だった。

 傷んだ剥製の修復技能を身に付けようと、同館友の会が9、10月に講習会を開催。標本の製作や修理が専門の標本士相川稔さん(42)=ドイツ在住=に習い、友の会会員らが鳥類剥製約40点を手当てした。オジロワシは難度が高く、相川さん自身が担当。アルコールとアンモニアを混ぜた軟化液で皮を柔らかくして切ったり、針金で尻尾を元の位置に固定したりして修復。生き生きと迫力ある姿をよみがえらせた。

 参加した笠岡市、公務員男性(28)は「自然の姿に近づけたプロの技はすごかった。教わった技術で、自分たちでも修復できるようにしたい」と話す。

 新着資料展は来年2月24日まで。修復した他の鳥類剥製や県内初発見の植物、虹色に光る奈良県産ガーネットも並ぶ。奥島雄一学芸員は「貴重な種を展示できてうれしい。多くの人に見てほしい」と呼び掛ける。

 問い合わせは同館(086―425―6037)。
http://www.sanyonews.jp/article/841267/1/

http://archive.is/jdXvk

タグ:オジロワシ
posted by BNJ at 21:36 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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