2019年01月30日

ライチョウ 上野など国内5動物園・博物館で一般公開へ【毎日新聞2019年1月30日】

国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウ=環境省提供
 国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウを非公開で人工飼育している上野動物園(東京都台東区)など国内五つの動物園・博物館が、3月にもライチョウを一般公開することになった。2004年まで飼育していた大町山岳博物館(長野県大町市)以来15年ぶり。17年に人工ふ化に成功して以来、順調に生息数を増やしていることから公開が決まった。

 5園は上野、大町のほか▽那須どうぶつ王国(栃木県那須町)▽富山市ファミリーパーク▽いしかわ動物園(石川県能美市)。環境省と共同で15年から人工繁殖の技術開発に取り組んできた。北アルプスの乗鞍岳で採取した卵から成鳥に育てて交配を試み、17年6月には富山でふ化に成功。現在は計29羽を5園に分散して飼育するが、ライチョウを刺激しないよう非公開としてきた。上野動物園では「一般公開を機に、ライチョウがなぜ数を減らし、保護を必要とするか、多くの人に知ってほしい」(教育普及課)と話す。

 環境省によると、ニホンライチョウは1980年代には北アルプスや南アルプスを中心に3000羽生息していたが、00年代には2000羽を割り込むなど急速に数を減らした。その要因として、生息域で登山客らが捨てたごみに集まったキツネやカラスなど天敵に捕食されたり、地球温暖化の影響で生息域が狭まったりしたことなどが指摘されている。

 ニホンライチョウの人工繁殖については、トキなどの希少動物を人工飼育した実績がある上野動物園が08年から、ノルウェーに生息する近縁種「スバールバルライチョウ」の飼育を始め、経験を積んできた。このライチョウを上野へ導入した当時に園長だった小宮輝之さん(71)は「えさの選択など、生息域外で飼育するためのデータを集めることができた」と強調。「生きたライチョウを見てもらうことで希少種保護への関心が高まる。一般公開する意義は大きい」と話す。【五十嵐和大】
https://mainichi.jp/articles/20190130/k00/00m/040/157000c

ライチョウ、3月に一般公開 15年ぶり、国内5施設【共同通信2019年2月1日】
特別天然記念物のニホンライチョウ(環境省提供)
 環境省は1日、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウの一般公開を全国5カ所で3月に始めると発表した。国内での公開は2004年、長野県大町市の大町山岳博物館で雄の1羽が死んで以降、途絶えていた。人工飼育で順調に数が増え、15年ぶりに実現することになった。

 環境省によると、3月15日に富山市の富山市ファミリーパーク、東京の上野動物園、大町山岳博物館、石川県のいしかわ動物園、同16日に栃木の那須どうぶつ王国で公開を始める予定。

 各施設はいずれもライチョウの人工飼育に取り組んでいる。展示施設や見学者に慣れさせる訓練をして、公開の可否を決めるとしている。
https://this.kiji.is/463983441439229025?c=39546741839462401

絶滅の恐れニホンライチョウ、15年ぶり公開へ 5施設【朝日新聞デジタル2019年2月2日】
黒褐色の夏羽に生え替わり始めた野生下ニホンライチョウのオス=環境省提供

 絶滅の恐れがある国の特別天然記念物ニホンライチョウについて、環境省は、上野動物園(東京都台東区)など国内5施設で3月15日以降、一般公開を始めると、1日発表した。国内でニホンライチョウが公開されるのは15年ぶりだという。

特集:どうぶつ新聞
 環境省の保護増殖計画の一環として、5施設で2015年から、野生で採取した卵を飼育下で孵化(ふか)させ、生まれたひな同士を繁殖させている。17年に繁殖に初めて成功、現在5施設で親鳥を含めて計29羽を飼育している。

 これまで繁殖を優先して非公開だったが、環境省は、広い展示施設で飼育することで、ライチョウのストレスをやわらげ、自然な行動が出来ることが期待されるうえ、多くの人に保護の必要性を知ってもらう機会にもなるとして公開を決めた。

 ほかの4施設は、那須どうぶつ王国(栃木県那須町)、大町山岳博物館(長野県大町市)、富山市ファミリーパーク、いしかわ動物園(石川県能美市)。那須どうぶつ王国は3月16日から、ほかは3月15日から、それぞれ1〜2羽を公開する予定だ。

 ニホンライチョウは本州中部の…
https://www.asahi.com/articles/ASM215HVSM21UBQU01B.html

http://archive.is/KN33A
http://archive.is/DFI27
http://archive.is/4jqli

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