2019年01月29日

新ロープウエー整備計画 中止求め意見書 立山のイヌワシ 絶滅の恐れ【チューリップテレビニュース2019年1月29日】

 立山黒部の世界ブランド化を進める県は、称名滝の近くを通るロープウエーの整備を、検討していますが、その計画の中止を求める意見書が、県に提出されました。

 意見書を出したのは、絶滅危惧種のイヌワシの研究に取り組む団体で、称名滝の近くに巣があることから、立山地域のイヌワシが消滅する恐れがあると指摘しています。

 国の天然記念物で絶滅危惧種に指定されているイヌワシ。

 生態系の頂点に立つことから、生息や繁殖の状況が、その土地の自然環境を示すとされ、国は、法律によってイヌワシの保護を定めています。

 29日、県に対して意見書を提出したのは、全国でイヌワシの研究と保護に取り組む「日本イヌワシ研究会」です。

 意見書は、県が立山黒部の世界ブランド化を進めるなかで検討している新たなロープウエー整備と立山黒部アルペンルートの冬季営業などについて、中止を求めています。

 ロープウエーの整備構想のうち、称名滝の近くとアルペンルートの大観台をつなぐ想定ルートについては、イヌワシの行動圏内にあり、繁殖に使う巣とは数キロしか離れていないため、「立山地域にいる2羽のつがいが、消滅する危険性が高まる」と指摘しています。

 また、現在のケーブルカーと同じ立山駅と美女平駅を結ぶ想定ルートは、イヌワシだけでなく、同じく生態系の頂点に位置する絶滅危惧種のクマタカの行動圏内でもあり、つがいの巣が、ロープウエーから見下ろせる位置にあるため、「クマタカの消滅を招く可能性がある」としています。

 研究会によりますと、県内のイヌワシの生息数は、30年ほど前に最大77羽だったのが、現在はおよそ10羽にまで減っていて、そのうち立山地域には、2羽しかいないということです。

 ロープウエー整備の想定ルートが、いずれも、法律で保護が定められた絶滅危惧種の行動圏内だと示されたことについて、県の担当者は・・・。
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20190129190701

http://archive.is/Ewkwk

posted by BNJ at 22:00 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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