2019年02月11日

カラスふん害 条例で歯止め 富山市、餌やり 罰則明文化へ【中日新聞2019年2月11日】

(上)夕方、ねぐらに戻るため樹木の上に集まり始めるカラスの群れ(下)カラスの捕獲用に設置されたおり=いずれも富山城址公園で

県内初 捕獲中心の対策前進
 富山市は、カラスへの餌やりを禁止し、ふん害など生活環境への被害を防ぐ条例をつくる。数千羽が集まる中心街の被害が深刻で、捕獲中心の対策から踏み込み、罰則規定も設ける。カラス対策の条例は県内で初めて。三月市議会で「(仮称)市カラス被害防止条例」案を提案し、可決すれば、七月からの施行を目指す。(山中正義、写真も)

 市の中心街では、官庁やホテルが周辺にある富山城址(じょうし)公園の樹木などがカラスのねぐら。「餌やりをしている人がいて迷惑している」という苦情も市に寄せられ、鳴き声や臭い、通行人や道路へのふん害、羽毛の飛散、威嚇行為といった被害が深刻となっている。北陸新幹線開業で観光客が増える中、まちのイメージダウンも懸念されている。

 市は捕獲用おりを設け、猟友会の協力も得て生息数を減らしてきた。餌やおとり用のカラスでおびき寄せておりの中で捕獲し、処分している。環境保全課によると、中心街をねぐらにするカラスの数は捕獲開始以降、二〇〇八年の約一万二千羽をピークに昨年は約三千六百羽まで減り、効果を上げている。担当者は「餌やりはこうした取り組みに支障を来す。それに野生動物に餌を与えないのは基本」と条例の意義を強調する。

 条例案は、餌やりで生活環境に被害を生じさせてはいけないことを明文化。餌を与えた場合は、市職員が現場を調べたり、関係者に質問したりでき、違反者が是正の命令に従わないと名前を公表する。立ち入り調査の拒否やうその回答などには十万円以下、是正の命令違反には五万円以下の罰金を科す。

 市は十四日まで、条例案への意見を市民から募るパブリックコメントを実施している。条例案は市ホームページなどで閲覧できる。
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2019021202100012.html

https://megalodon.jp/2019-0212-1037-45/www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2019021202100012.html

posted by BNJ at 22:00 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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