2019年02月18日

大規模風力にバードストライク懸念 環境相が経産相宛てに意見書【毎日新聞2019年2月18日】

流氷の上で羽ばたくオジロワシ(手前)と羽を休めるオオワシ=北海道・知床の羅臼町沖で、梅村直承撮影
 宗谷岬(北海道稚内市)にある大規模風力発電設備の建て替え計画の環境影響評価(アセスメント)で、原田義昭環境相は18日、絶滅危惧種のオジロワシなどが衝突死する「バードストライク」の懸念があるとして、取りやめも含めた抜本的な見直しを求める意見書を世耕弘成経済産業相宛てに提出した。

 同事業は、ユーラスエナジーホールディングス(東京都港区)が運営する「ユーラス宗谷岬ウインドファーム」で、2005年に操業開始。現在、出力1000キロワットの設備が57基あり、総出力5万7000キロワット。計画では既存設備をすべて撤去し、4000キロワット級15基に建て替えるとしている。


更新予定の風力発電施設
 意見書によると、設備のある宗谷岬は国内で越冬するオジロワシやオオワシが飛来するほか、ハクチョウなど渡り鳥の経路になっている可能性もある。環境省によると、07〜16年の間に風力発電設備の近くで死んだオジロワシは10羽が確認され、いずれも風車のブレード(羽根)が原因だったとみられる。

 意見書では「再生可能エネルギーの普及に資するもので、地球温暖化対策の観点からは望ましい」としながら、「(建て替えで)引き続き鳥類への重大な影響が懸念される」と指摘。オジロワシなどが飛ぶ頻度が高い場所などは設備を設置する範囲から除外し、渡り鳥の経路を明らかにして影響を予測し対策を講じることなどを求めた。

 風力発電を巡っては、環境相は昨年8月、同社による岩手県内での計画に対し、絶滅危惧種のイヌワシのバードストライクへの懸念から抜本的な見直しを求める意見を提出している。【大場あい】
https://mainichi.jp/articles/20190218/k00/00m/040/243000c

宗谷岬の風力発電見直しを オジロワシ衝突で環境省【産経ニュース2019年2月18日】
 環境省は18日、北海道・宗谷岬(稚内市)で建て替えを計画している風力発電施設の環境影響評価(アセスメント)で、計画を抜本的に見直すよう求める意見書を経済産業省に提出した。平成19〜28年に絶滅危惧種オジロワシ10羽が風車に衝突して死亡したと指摘。保全措置を講じても影響を回避できない場合、事業の取りやめも含めて検討すべきだとした。

 計画では、ユーラスエナジーホールディングス(東京)が風車57基(総出力5万7000キロワット)を撤去し、総出力は増やさずに大型化した15基程度の風車に建て替える。
https://www.sankei.com/life/news/190218/lif1902180034-n1.html

宗谷岬の風力発電見直しを 環境省、オジロワシ衝突で【北海道新聞2019年2月18日】
オジロワシ=北海道内
 環境省は18日、北海道・宗谷岬(稚内市)で建て替えを計画している風力発電施設の環境影響評価(アセスメント)で、計画を抜本的に見直すよう求める意見書を経済産業省に提出した。2007〜16年に絶滅危惧種オジロワシ10羽が風車に衝突して死亡したと指摘。保全措置を講じても影響を回避できない場合、事業の取りやめも含めて検討すべきだとした。

 計画では、ユーラスエナジーホールディングス(東京)が風車57基(総出力5万7千キロワット)を撤去し、総出力は増やさず、大型化した15基程度の風車に建て替える。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/277914

http://archive.li/gRKGo
http://archive.is/V80f9

posted by BNJ at 21:06 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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