2019年06月24日

風力発電と鳥 マップで衝突防止を “共生”へ新潟大教授ら議論【新潟日報モア2019年6月24日】

風力発電と野鳥の共生に向け議論する研究者ら=23日、新潟市中央区

 新潟県内でも設置が進む風力発電と野鳥の“共生”について考えるシンポジウムが23日、新潟市中央区の新潟大学駅南キャンパスときめいとで開かれた。風車の羽根に鳥が衝突する「バードストライク」は全国的に増加傾向。シンポでは県内外の研究者が、衝突が起きやすい地域についての調査とデータの活用方法について意見を交わした。

 シンポは新潟大農学部の関島恒夫教授らの研究室が中心となって主催し、約60人が参加した。関島教授らは、本県をはじめ全国の野鳥の集団飛来地や渡り鳥の飛行ルートを観測し、衝突の可能性がある地域を示す「衝突リスクマップ」を作成していることを報告した。

 パネルディスカッションでは、北海道大や名古屋大の研究者らが、衝突防止に向けたデータ収集などに関して意見を交わした。本県でも誘致計画が進む洋上風力発電について、「海上の野鳥の移動ルートや実際の衝突数はまだデータが少なく、さらなる調査が必要だ」との指摘が出された。

 洋上風力発電をめぐっては、再生可能エネルギーの導入を目指す県が、国の促進区域指定に向けて準備を進めている。関島教授は「今後、精度の高い衝突リスクマップを各地の計画に活用してもらい、風力発電と自然保護の両立を実現させたい」と話した。
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20190624478406.html

http://archive.fo/IP5IA

posted by BNJ at 21:32 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: