2019年07月04日

千葉)コウノトリ2羽、令和の空へ 野田で5年目の放鳥【朝日新聞デジタル2019年7月4日】

飼育施設を飛び立ったコウノトリのオス「カズ」=2019年7月3日午後0時13分、千葉県野田市三ツ堀、上嶋紀雄撮影

 国の特別天然記念物コウノトリの野生復帰に取り組む千葉県野田市は3日、同市三ツ堀の飼育施設「こうのとりの里」で、4月上旬に生まれた2羽を放鳥した。午前10時にケージの天井ネットを開けて放鳥を実施。1羽が午後0時13分に飛び立ち、もう1羽も同5時44分に施設の外に出て空を舞った。

 放鳥は3年間の試験放鳥も含めて5年連続。地元定着を目指し、過去3年間は巣立ち直後の親離れしていない時期に実施したが、今年は生まれてから放鳥を実施するまでの期間が長く、過去3年間より2週間以上遅い放鳥となり、式典も行わなかった。これで野生に生息する野田生まれのコウノトリは8羽になる。

 放鳥した幼鳥2羽の愛称は新元号の令和にちなみ、メスが令からとった「レイ」、オスが和からとった「カズ」。2羽には個体識別用の足環(あしわ)と行動を追跡するGPS(全地球測位システム)発信器が取り付けられた。この日は最初に「カズ」、夕方に「レイ」が飛び、2羽とも周囲を旋回して近くの水田に下りた。

 今年は近親交配を避けるため、、他施設から有精卵2個を譲り受け、親鳥のペアに育てさせる「托卵(たくらん)」を2年ぶりに実施。2羽とも4月6日に誕生した。 市は2015年から昨年まで計9羽を放鳥し、うち3羽が送電線にぶつかるなどして死んだ。残りの6羽は現在、3羽が茨城県神栖市、2羽が栃木県小山市、1羽が佐賀県内にいるという。 市は飼育施設がある江川地区で餌となる生物が増える環境作りに努めてきた。昨年は3月に1羽が初めて地元に戻り、同7月には別の1羽も帰郷。地元定着に期待が高まった。一方で、昨年に放鳥した3羽は2羽が相次いで死に、これまで3羽が事故で死んでいる状況に、市みどりと水のまちづくり課の中村正則課長は「自然環境の保護だけでなく、現代社会の中で生存する難しさを知る機会になった」と話す。主任飼育員の森本直樹さんは「関東で過ごすコウノトリが増えた。今回の2羽も仲間と一緒に安全に過ごしてほしい」と語った。(上嶋紀雄)
https://www.asahi.com/articles/ASM7325C8M73UDCB001.html

【千葉】 コウノトリ 幼鳥巣立つ レイちゃん、カズくん 野田の飼育施設から【東京新聞2019年7月4日】
コウノトリが飛び立つのを見守る市民やファンら

 野田市は三日、市内のコウノトリ飼育施設「こうのとりの里」で今春、誕生した幼鳥を自然に放った。多くの市民やファンらが観察棟から、巣立ちをじっと見守った。

 多摩動物公園(東京都日野市)から有精卵を譲り受け、コウくんとコウちゃんのペアが交代で温め、今年四月に雌雄の二羽がふ化した。

 市の若手職員から名前を募り、新元号の令和にちなんで雌はレイちゃん、雄はカズくんに決まった。

 この日は午前十時に飼育ケージ天井のネットを開放したが、警戒した二羽は羽を広げたり、餌をついばんだり。正午すぎ、突如、カズくんが飛び立って周辺の水田に降り立った。夕方になってレイちゃんも飛んでケージを出た。午前中、過去に放鳥したきずなくんが上空に姿を見せるハプニングもあり、市民らを喜ばせた。

 群馬県藤岡市から放鳥に駆け付けた会社員山谷順子さん(57)は「去年の夏、地元に飛来したのを見て、はまった。とにかくけがをしないで。コウノトリがたくさん飛ぶようになって、群馬にも遊びにきてほしい」とラブコールを送っていた。

 野田市はコウノトリが舞う里づくりを掲げ二〇一二年から飼育を開始、一五〜一八年に計九羽を放鳥している。 (林容史)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201907/CK2019070402000176.html

令和にちなむコウノトリ「レイ」と「カズ」野生へ 千葉 野田【NHKニュース2019年7月4日】
千葉県野田市にある国の特別天然記念物 コウノトリの飼育施設でことし誕生し、元号の「令和」にちなんだ名前がつけられた2羽が飛び立てるよう、施設を覆うネットが開けられました。

豊かな自然が残る野田市にあるコウノトリの飼育施設「こうのとりの里」では、ヒナを野生にかえす取り組みを進めています。

3日、4月初めに卵からかえり、元号の令和にちなんで名付けられた雌の「レイ」と雄の「カズ」が放されることになり、施設を覆うネットの一部が開けられました。

2羽はキョロキョロと周囲を見回しながら、一緒に飼育されている別の1羽の近くに寄り、羽を広げたりしていました。

市によりますと、これまでに飛び立った9羽のうち5羽は茨城県などで生息していることがGPSで確認され、1羽はことし2月、佐賀県で目撃されたということです。

「こうのとりの里」の飼育員、森本直樹さんは「空を飛ぶコウノトリの姿は美しくて力強く、人を魅了します。心配と寂しさはありますが元気に暮らしてほしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190703/k10011980301000.html

コウノトリ 2羽放鳥、4月誕生 野田 /千葉【毎日新聞2019年7月4日】
放鳥されたコウノトリの幼鳥「カズ」(右)と「レイ」=千葉県野田市の「こうのとりの里」で
 国の特別天然記念物コウノトリの野生復帰を目指す野田市江川地区の飼育施設「こうのとりの里」で3日、4月6日に誕生した幼鳥2羽が放鳥された。放鳥は5年連続。これまでは一般募集で命名していたが、今年は改元にちなみ、同市の若手職員らのアイデアで雌は「レイ」、雄は「カズ」と名付けられた。

 午前10時にケージの天井が開かれて放鳥された。放鳥を祝うように、2016年に放鳥された雄の「きずな」が飼育施設上空を旋回。これを警戒したのか、2羽はしばらくケージ内にとどまっていたが、正午過ぎにまずカズが飛び立ち、午後6時前にレイも続いた。

 同市は2012年12月に多摩動物公園(東京都日野市)からコウノトリのペアを譲り受け、飼育と繁殖に取り組んできた。昨年までに放鳥した9羽のうち3羽は死んだが、6羽は茨城、栃木、佐賀各県などで元気に育っているという。鈴木有市長は「これからも長く繁殖と定着に取り組みたい」と語り、放鳥を見守った。【橋口正】
https://mainichi.jp/articles/20190704/ddl/k12/040/058000c

http://archive.fo/8GL27
http://archive.fo/DeGrA
http://archive.fo/iJPby
http://archive.fo/QIrGs

posted by BNJ at 10:54 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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