2019年10月08日

豚コレラ対策 パブコメ終了 ワクチン推奨、拡大も【毎日新聞2019年10月8日】

 豚コレラ対策で豚へのワクチン接種を可能とする防疫指針の改定案について、農林水産省のパブリックコメント(国民の意見募集)が7日終了。近く指針を改定し、農水省はワクチンの接種推奨地域として岐阜など9県を選定する方針で、野生イノシシの感染が見つかった群馬の追加も検討する。

 農水省は9月27日にパブリックコメントの募集を開始。早期の接種を可能とするため、通常1カ月程度の募集期間を約2週間に短縮した。農水省は今後、早急に防疫指針を改定。指針に基づき、推奨地域を選定する。

 農水省は、養豚場で豚コレラが発生した岐阜など6県と、感染した野生イノシシが見つかった石川など3県を選定する方針を表明。今月に入り群馬でも野生イノシシ感染が確認されたため、追加で選定する方針だ。千葉や静岡など隣接県からも推奨地域選定を求める要望が出ている。

 ワクチン接種は最終的に知事の判断で行われ、感染が見つかった各県ではすでに具体的な接種地域や開始時期、対象頭数を盛り込んだ「接種プログラム」の策定に着手している。

 豚にワクチンを接種すると、国際機関の認定で日本は現在の「清浄国」から「非清浄国」に格下げされ、輸出が困難になる可能性があるが、豚肉の主要輸出先である香港などに対し、個別に輸出継続を求める方針だ。【神崎修一】

 ■KeyWord

防疫指針
 豚コレラや鳥インフルエンザ、口蹄疫(こうていえき)など家畜の伝染性疾病について、発生の予防や拡大防止のために農相が定める指針。国や都道府県が連携して対応できるよう、検査の手順や発生農場での措置、家畜の移動制限区域の設定などが定められている。これまでの豚コレラの防疫指針では、早期の発見や迅速な殺処分による対応が原則で、予防的な豚へのワクチン接種は認められていなかった。

 農水省が9月27日に公表した改定案では「野生イノシシにおける豚コレラ感染が継続的に確認され、衛生管理の徹底のみでは、感染防止が困難である場合」を想定。有識者の協議を経て予防的にワクチン接種の実施を認める規定を追加し、接種の推奨地域も指定する。
https://mainichi.jp/articles/20191008/ddm/008/040/037000c

http://archive.fo/w8pSG

posted by BNJ at 11:02 | Comment(0) | 養鶏畜産ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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