2020年05月25日

居候は「フクロウ」 巣から落ちたひな 「なるべく早く森に」 | 丹波新聞

田中さんが飼育しているフクロウのひな=2020年5月20日午後5時13分、兵庫県丹波篠山市内で

兵庫県丹波篠山市の田中稔さん(61)は、自宅でフクロウのひなを育てている。山々に囲まれた場所で、これまでにも複数回、フクロウが軒裏に巣を構え、決まって5月上―中旬あたりに1―3羽が落ちてくるという。周囲にはカラスやキツネなど、ひなの天敵が多いため、毎回10日間程度育て、少し大きくしてから森へ帰している。田中さんは「かわいくて情が移るが、野生動物はやっぱり自然の中でくらすのが一番。この“子”もなるべく早く森へ帰してやります」と話している。


田中さんが与える鶏肉をほおばるフクロウのひな

今年は11日の早朝4時ごろ、「ピチュウ」というひなの声と、親鳥の「グウグウ」という騒がしい声に目が覚めた。外に出ると、軒下の石の上に、ふわふわの羽毛をまとったフクロウのひなが1羽たたずんでいた。

 えさは朝晩の2回、生の鶏胸肉を与えており、1食あたり約50グラムを食べるという。頭をなでると、気持ちよさそうに目をつむり、田中さんによく懐いている。

おっとネコと遭遇

フクロウのひなが屋根から落ちてくる出来事は、昨年と今年だけでなく、15年ほど前にも3年間続いたこともあったそう。

 一度、ひなを入れたかごを野外に一晩置いたところ、朝起きると親鳥が運んできたと思われるネズミが1匹、かごの前に置かれていたこともあった。
 飼育中も夜になると、近くの森から親鳥の鳴き声が聞こえる日があるという。「心配しているのでしょうね。だから毎回、親鳥が鳴く夜に、森の縁までひなを運んで放鳥している。今回もそうするつもり」と言い、「フクロウは福を呼ぶとか、『不苦労』の語呂合わせで縁起が良いとされる動物。大事にしてやるとええことがあるかなぁと毎回世話をしているが、これまで一度もええことは起こっていません」と笑った。
https://tanba.jp/2020/05/%E5%B1%85%E5%80%99%E3%81%AF%E3%80%8C%E3%83%95%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%80%8D%E3%80%80%E5%B7%A3%E3%81%8B%E3%82%89%E8%90%BD%E3%81%A1%E3%81%9F%E3%81%B2%E3%81%AA%E9%A3%BC%E8%82%B2%E4%B8%AD%E3%80%80/
http://archive.md/MRCBU

posted by BNJ at 11:12 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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