2019年02月17日

滋賀)「コウノトリの里に」 長浜に巣塔【朝日新聞デジタル2019年2月17日】

兵庫県豊岡市のNPO法人が建てたコウノトリの人工巣塔=長浜市木尾町

 国の特別天然記念物コウノトリの繁殖を進めようと、兵庫県豊岡市のNPO法人「コウノトリ湿地ネット」が長浜市木尾町に県内初の人工巣塔を建てた。一帯はここ数年、コウノトリの飛来が観察されており、地元は「コウノトリの里になれば」と期待を寄せている。

 巣塔は農事組合法人の敷地の一角にある。高さ約11メートルのコンクリート製で最上部に鉄製のかごを取り付け、巣作りがしやすいようになっている。付近は水田が広がっており、これまでにエサをついばむコウノトリの姿などが何度も観察されている。(田中昭宏)
https://www.asahi.com/articles/ASM1S53D6M1SPTJB00L.html

コウノトリの人工巣塔設置【読売新聞2019年1月23日】
設置されたコウノトリの人工巣塔(長浜市で)
 ◇長浜に兵庫の市民団体

 国の特別天然記念物・コウノトリの繁殖地拡大を目指し、兵庫県豊岡市の市民団体「コウノトリ湿地ネット」が22日、飛来地の長浜市木尾町で巣作りするための人工巣塔を設置した。県内での巣塔設置は初めて。

 日本コウノトリの会会員の川上勉さん(70)(長浜市北池町)によると、長浜市では木尾町を含む田根地区で昨年3月中旬から10月中旬まで計19羽を確認。最大で一度に13羽が群れる様子も見られた。同地区で確認された個体は10月以降、香川、徳島、島根各県で確認されている。

 巣塔は、田んぼが広がる県道脇に高さ約11・6メートルのコンクリート柱を立て、柱の上に直径1・6メートルの鉄製の円錐すい形の巣台を設置。コウノトリは繁殖のため、春先にペアで高所に巣作りをするといい、設置作業を見守った同ネット代表の佐竹節夫さん(69)(豊岡市)は「長浜で1羽でも多くペアが繁殖してくれるとありがたい」と期待した。

 近くに住む住職中西佳澄さん(61)は「周辺の用水路や田んぼには餌となるドジョウやザリガニ、ヘビなどが多く、飛来の増加につながっているのではないか。自然豊かな田根地区がコウノトリの里として広くPRできるようになればうれしい」と話した。
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20190122-OYTNT50242.html

コウノトリ、滋賀で巣作りして 市民団体が塔建設、国内4カ所目【京都新聞2019年1月23日】
昨年8月に飛来したコウノトリ(滋賀県長浜市高畑町)=中西佳澄さん提供
 国の特別天然記念物コウノトリのすみやすい里づくりを進めようと、滋賀県長浜市木尾町で22日、住民らが巣作り用の塔を建てた。一帯は昨年からコウノトリが複数飛来しており、住民らは定住と繁殖に期待を寄せる。

 コウノトリの餌場となる湿地づくりを進める市民団体「コウノトリ湿地ネット」(兵庫県豊岡市、佐竹節夫代表)が、生息域を広める事業の一環で設置した。

 農事組合法人の敷地の一角に高さ約11メートルのコンクリート柱を立てた。巣が作りやすいよう逆円すい形の鉄製かごが最上部に付いている。同ネットによると、設置は京丹後市と島根県雲南市、兵庫県高砂市に次いで4カ所目。

 長浜市の同ネット会員によると、市内では2014年に西浅井町にコウノトリ8羽が飛来して以降、豊岡市で放たれた個体が観察されるようになった。木尾町を含む旧浅井町田根地区では、昨春ごろから複数が飛来。夏ごろには13羽の群れが観察されたという。

 同ネットが昨夏、地元住民に塔設置を打診、地元の住職中西佳澄さん(61)が橋渡し役を務めた。中西さんは「地元がコウノトリの里として親しまれるようになれば」と話した。
https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20190123000035

http://archive.is/Ziu6V
http://archive.is/kqmaR
http://archive.is/JrxlN

タグ:コウノトリ
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左脚けがのコウノトリ「きらら」 栃木県「そっと見守って」 自力で餌、放鳥継続【下野新聞SOON2019年2月17日】

渡良瀬川の浅瀬で餌を捕る様子が確認された「きらら」=1月25日、栃木市内(県県南環境森林事務所提供)

 【栃木】市内で1月、左脚をけがしているのが見つかった国の特別天然記念物コウノトリの「きらら」について、県県南環境森林事務所は16日までに、自力で餌を捕る行動などが確認されたとして、保護する必要はないと判断した。脚のけがは完全には回復していないが、両脚で立つことは可能な様子で、飛ぶには問題がないという。

 自然界で放鳥を続けることになるが、同事務所は「けがをしている鳥は特に警戒心が強くストレスを受けやすい。観察するときは150メートル以上離れるなど、ルールを守ってそっと見守ってほしい」と求めている。

 きららは1月11日、藤岡町地区で左脚が負傷しているのを発見され、当初は餌を捕るのも困難な様子だった。通報を受けた同事務所が観察を続け、傷病鳥獣として保護するか慎重に検討していた。
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/134699

http://archive.li/PDApq
コウノトリ「きらら」脚にけが 栃木で発見、県が保護検討【下野新聞SOON2019年1月12日】
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2019年02月15日

コハクチョウ 離れて撮って 本紙掲載写真 マナー違反でした【中日新聞2019年2月15日】

加賀・柴山潟
 石川県加賀市の柴山潟干拓地に飛来したコハクチョウの記事を六日付本紙かが白山版に掲載すると、同市片山津温泉の本紙読者の女性(67)からおしかりの電話を頂いた。「撮影マナーを守らない人を助長している」。掲載写真を市鴨池観察館の担当者に見せたら、「コハクチョウは初期の警戒状態」と駄目出しをされた。自戒の念を込め、適切な撮影方法を調べた。(長屋文太)

 柴山潟のコハクチョウは毎年十月から翌年三月にかけ越冬のため北極圏から飛来する。イネの根などの餌を求め、加賀、小松両市に広がる干拓地に来るため地元では冬場でも田に水を張っている。

 観察館によるとかつては夜になると、西に約九・五キロ離れたラムサール条約登録湿地の片野鴨池で羽を休めていたが、近年は九割が田んぼだけで過ごすようになってきた。移動に体力を使わなくても済むからだという。

写真
 ところがスマートフォンの普及で手軽に写真が撮れるようになり、部外者立ち入り禁止の農道など近くから撮影する人が増え、警戒心が強いコハクチョウをおびえさせている。撮影者が増えると、夜に数百羽が鴨池に戻ったまま、翌日になっても餌場の水田に姿を見せないこともあるという。

 観察館レンジャーの桜井佳明さん(31)は「餌を食べ続けていたら大丈夫。だが首を上げたら近づかないで」と話す。コハクチョウは異変を感じると、首を伸ばして周囲を警戒する。記者が撮影した写真は、まさにその姿。警戒心を強めるとよろよろ歩き始め、より危険を感じれば、飛び立つ。警戒が続いて食事を邪魔されるのは、大きなストレスになるという。

 では、どう撮影したらよいのか。桜井さんは「車から出ず、高性能のカメラで遠くから撮影してほしい」と説明する。コハクチョウは人の姿を怖がる半面、車にはそれほどおびえない。もちろん、車が集まりすぎれば、ストレスを与える恐れがあり、短時間で、百メートルほど離れた場所からの撮影を勧める。

 加賀市は農道入り口に、コハクチョウに近づかないよう訴える看板を三枚、設置。県内最大の飛来地である羽咋市の邑知潟でも、地元の住民団体が、注意を呼び掛ける看板を立てた。桜井さんは「毎日のようにマナー違反の撮影が続けば、飛来数が減る可能性がある。気を付けてほしい」と呼び掛ける。

コンテストで選考対象外に
 記者は農地所有者の許可を得ていたが、コハクチョウに警戒されていると知らず、農道で撮影していた。デジタルカメラの普及に伴い、野鳥の生態を知らない写真愛好者が増えたのを踏まえ、野鳥に悪影響を与えたとみられる作品を写真コンテストの選考対象から外す動きがある。

 日本野鳥の会(東京都)は「ワイルド・バード・カレンダー」の掲載写真を毎年募集するが、巣やひな鳥が写る作品は選考対象から除外する。人が営巣中の野鳥に近づくと、親鳥が巣を放棄する可能性があるからだ。野鳥を追い立て、餌付けした作品も同様だ。

 他団体主催の写真コンテストにも、マナー違反の作品が入賞しないよう、野鳥の会では、申し入れを強めている。同会ホームページで「野鳥撮影マナーブック」を公開し、マナー向上も訴える。普及室長の富岡辰先(たつゆき)さんは「野鳥に興味を持ってくれる人が増えるのはよいが、問題がある写真が取り上げられれば、野鳥の生態への悪影響を考えず、まねをする人が必ずいる。そんな作品は普及しないよう厳しく選別する必要がある」と話している。
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2019021502100012.html

https://megalodon.jp/2019-0215-2121-02/www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2019021502100012.html

コハクチョウ怖がらせないで 加賀市が注意喚起【北國新聞2019年2月8日】
のーんびり 羽休め中 柴山潟でコハクチョウ【中日新聞2019年2月6日】
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2019年02月14日

コウノトリ 死骸見つかる 京丹後 /京都【毎日新聞2019年2月14日】

 京丹後市教委は13日、コウノトリ1羽が死んでいるのが見つかったと発表した。コウノトリは昨年3月に兵庫県豊岡市で誕生した雄で、今月9日、京丹後市久美浜町新谷で死んでいるのを住民が見つけた。損傷が激しく、死因などは不明。【塩田敏夫】

〔丹波・丹後版〕
https://mainichi.jp/articles/20190214/ddl/k26/040/427000c

http://archive.is/oTV13
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2019年02月12日

(教えて)環境省の「レッドリスト」って何?【朝日新聞デジタル2019年2月12日】

空を飛ぶトキ=2018年7月、新潟県佐渡市

 ■絶滅の危険度を評価したもの。トキが動物で初めて「危惧種」に改善された。

 Q 国内で「絶滅種」とされてきたトキが「絶滅危惧種」になったの?

増えたトキ、「多様性」の悩み
 A 環境省が1月、絶滅の恐れがある国内の野生生物の状況をまとめた「レッドリスト」の最新版を公表した。トキは、これまでの「野生絶滅」から、1ランク改善されログイン前の続きて「絶滅危惧1A類」に見直されたんだ。

 Q レッドリストって?

 A 国内の野生動植物について、専門家でつくる検討会が絶滅の危険度を評価し、環境省がリストにまとめたものだ。絶滅には2種類あり、完全に姿を消してしまった「絶滅」、自然界では絶滅したが、飼育下で残っている「野生絶滅」に分かれる。絶滅危惧種は、危険度が高い順に「1A類」「1B類」「2類」の3段階。今後、絶滅危惧種になりうる「準絶滅危惧」もある。

 スイスに本部がある「国際自然保護連合(IUCN)」のレッドリストは、世界の野生動植物を評価した「国際版」だ。1964年に哺乳類と鳥類で初めて作られ、最近は年2〜4回改定されている。「国内版」にあたるレッドリストは、91年に当時の環境庁が初めて作った。都道府県も作成していて、2005年には47都道府県すべてのレッドリストが出そろった。

 Q トキの評価はなぜ見直されたの?

 A 環境省のレッドリストは、生息数などの数値評価を採り入れたIUCNの基準に基づいている。トキは、1A類の基準の一つの「成熟個体数が1以上50未満」にあてはまった。トキの「成熟個体」とは、主に野生下で生まれて繁殖できる年齢の2歳になった個体のことだ。

 日本産の最後のトキは03年に死んだが、中国から提供されたトキのつがいの繁殖に成功。08年からトキを放鳥する野生復帰事業を始め、12年には放鳥したトキにひなが誕生した。ひなが順調に育って「成熟個体」が増え、1A類の基準を満たす状態が5年間続いたことで見直された。17年には「成熟個体」は50羽を超えた。数年後には1B類に見直されそうだ。

 Q 見直しは珍しいの?

 A 環境省によると、絶滅種から絶滅危惧種への分類の見直しは、動物では初めてだ。植物では、宮崎県内で約50年ぶりに確認されたヒュウガホシクサなど数例ある。飼育下で繁殖させた個体を野生に戻した結果として見直されたのも初めてだ。

 Q たしか、絶滅したクニマスが見つかったよね?

 A クニマスは13年に「絶滅」から「野生絶滅」に見直された。10年に山梨県の西湖で生き延びていた個体が発見されたからだ。だが、クニマスは秋田県の田沢湖の固有種なので、元々いなかった西湖で生息数が増えても、今の基準では野生絶滅のままだ。(川村剛志)
https://www.asahi.com/articles/DA3S13889877.html

http://archive.li/vQY8e
タグ:トキ
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