2018年05月24日

塩尻の水田にトキ 佐渡で放鳥の1羽か【信濃毎日新聞2018年5月24日】

塩尻市内の水田に飛来したトキ=23日朝(赤羽隆将さん撮影)
 塩尻市内の水田で23日、国特別天然記念物のトキ1羽が飛来しているのを、同市広丘原新田の会社員赤羽隆将(たかゆき)さん(67)が見つけ、写真に収めた。足輪を付けており、環境省が新潟県佐渡市の佐渡トキ保護センターで放鳥したうちの1羽である可能性がある。

 赤羽さんがトキを見つけたのは同日午前6時20分ごろ。あぜの上を歩いたり、サギと一緒に水田の中で餌を探したりしていた。撮影を始めて10分ほどたつと飛び立ち、姿が見えなくなったという。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20180524/KT180523ATI090009000.php

http://archive.is/TxM24

タグ:トキ
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2018年05月23日

世界遺産に認められなかった「奄美・沖縄」 初の敗北、環境省はどうする?【産経ニュース2018年5月23日】

 希少生物の宝庫と言われる「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島県、沖縄県)について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界自然遺産への登録可否を審査する諮問機関「国際自然保護連合」(IUCN)が5月3日、審査を先送りする「登録延期」を勧告した。過去、推薦した区域がすべて一発で「登録」勧告を受けてきた環境省だけに、担当職員は「甘かったと言われても仕方ない」と唇を噛む。“誤算”はどこにあったのか。(社会部 市岡豊大)

言われてみれば…

 「推薦区域が歪(いびつ)な形になってしまった。IUCNは全体のまとまりや『美しさ』を重視したのだろう。言われてみれば『何でこんな形に』と思う区域はある」。担当職員は5月4日未明、苦々しい表情でつぶやいた。

 同じ3日には世界文化遺産へ推薦された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎県、熊本県)について、ユネスコ諮問機関「国際記念物遺跡会議(イコモス)」が登録を勧告。抜本的見直しを突きつけられた形の「奄美・沖縄」と明暗を分けた。

 6月24日から7月4日にバーレーンの首都、マナマで開かれるユネスコ世界遺産委員会で正式決定されるが、「奄美・沖縄」の今年の登録は厳しそうだ。

 奄美大島など4島を含む南西諸島は1千万年以上前はユーラシア大陸の東端に位置したが、約200万年前までに地球の表面を覆う岩盤(プレート)の移動や気候変動に伴う海面上昇で大陸から分離され、同じ種だった生物は島の環境によって独自に進化した。

 平成15年、環境省は世界自然遺産の候補地に「知床」(北海道)「小笠原諸島」(東京都)「奄美・沖縄」の3地域を選定。生物保護の前提となる国立公園にすでに指定されていた「知床」(17年登録)や「小笠原諸島」(23年登録)と異なり、「奄美・沖縄」は西表島の一部以外は「ゼロからのスタート」(環境省)。林業組合など集落ごとに地元と丁寧な話し合いを重ね、全島が国立公園に指定されるまで10年以上かかったという。

 他にも課題があった。外来種の排除だ。昭和50年代、猛毒蛇ハブ退治のため奄美大島に持ち込まれた南アジア原産のマングースが繁殖し、在来種の貴重なネズミなどを捕食。17年度に特定外来生物に指定されて以降、マングース駆除に時間を費やした。

元米軍用地に光明

 こうした経緯で、15年以来、15年間かけてIUCNへの推薦に至った「奄美・沖縄」。環境省が初めて敗北を喫したのはなぜか。

 IUCN勧告は、評価基準の1つ「独自の生物進化がみられる」について、具体的区域には触れず、「(区域が)完全性の要件に合致しない」と否定したという。同省は「推薦区域が大きく離れているところもあるなど、きちんと説明できていなかった」と「説明不十分」を敗北理由にあげる。

 また、2つ目の基準「生物多様性の保全上重要な地域」についてIUCNは、沖縄島北部にある元米軍用地の編入を登録勧告を出す条件として掲げた。これに対して同省は、推薦区域を修正して元米軍用地を組み入れれば「基準に合致する可能性がある」と光明を見い出す。同区域は今夏にも国立公園へ編入するめどが立っており、来年には推薦区域に編入できる。

 候補選定から世界自然遺産登録の仕事に携わる同省自然環境計画課の奥田直久課長は4日未明に開いた記者会見で、「感触でしかないが、見直せば合致すると言ってくれたようにも思える」と説明した。

ライバルは国内にも

 記者会見で「戦略が間違っていたのでは」と問われた奥田課長は「IUCNの委員は毎年同じ人物ではない。世界的に見れば、これまで(同省の推薦通り)評価されてきたのが特別だった。結果に一喜一憂することはない」と答えた。

 “逆転”登録を目指すか、推薦を取り下げるか−。中川雅治環境相は8日、「現在の内容で登録を得ることは極めて難しい」との認識を示した。

 来年2月に決まる推薦枠を狙う場合、日本国内の他の遺産もライバルとなる。今年までは自然遺産と文化遺産の両方を同時推薦できたが、来年の審査分からどちらかに絞らなければならないからだ。すでに文化遺産で「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」(新潟県)と「北海道・北東北の縄文遺跡群」(青森県など)が名乗りをあげている。

 「推薦自体が宙に浮く懸念もある。『もうやめよう』という空気にならなければよいが」と環境省の“憂鬱”は続きそうだ。

 ■世界遺産  貴重な遺跡や生態系などを人類共通の財産として後世に伝えるため、世界遺産条約に基づきユネスコが登録する。文化遺産はユネスコ諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)、自然遺産は国際自然保護連合(IUCN)が現地調査などを経て可否を勧告する。勧告には(1)登録(2)情報照会(3)登録延期(4)不登録−の4つがある。
https://www.sankei.com/premium/news/180523/prm1805230003-n1.html
https://www.sankei.com/premium/news/180523/prm1805230003-n2.html
https://www.sankei.com/premium/news/180523/prm1805230003-n3.html
https://www.sankei.com/premium/news/180523/prm1805230003-n4.html

http://archive.is/maPxC
http://archive.is/YCO9E
http://archive.is/ZFual
http://archive.is/B7tMn

琉球列島の軍事化と自然保護は両立できない IUCN、奄美・琉球の世界自然遺産「登録延期」を勧告【WEB RONZA2018年5月11日】
鹿児島 奄美群島と沖縄 「世界自然遺産」の登録は見送りへ【NHKニュース2018年5月4日】
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コウノトリ 歓喜の「歌」、初演「百」周年 鳴門市がひな命名 1羽、見守られ巣立つ /徳島【毎日新聞2018年5月23日】

徳島県鳴門市が発表したコウノトリのひなの愛称を紹介するスライド資料=同市提供

 鳴門市は22日、同市大麻町で3月に生まれたコウノトリの雌のひな2羽の愛称について、識別番号「J0181」を「歌(うた)」、「J0182」を「百(もも)」に決めたと発表した。このうち「百」が同日、巣立ちを迎えた。

 コウノトリ定着推進連絡協議会などによると、「百」は同日午後0時56分ごろ、巣の上から飛び立ち、約1分後に田んぼに着地。親鳥に見守られながら餌を取るなどして、午後2時半ごろ巣に戻った。

 県環境首都課は引き続き、立ち入らないよう協議会が呼び掛けているエリアや農地に入っての撮影・観察を自粛し、ひなを驚かさないよう150メートル程度離れるなどのマナーの徹底を呼び掛けている。

 鳴門市農林水産課によると、愛称は鳴門市での第九アジア初演100周年にちなみ、「歌」は第4楽章の通称「歓喜の歌」から、「百」は「100周年」からとったという。

 愛称は4月1〜20日に募集。市内外から計134件の応募があり、市幹部職員などが選定した。【大坂和也】
https://mainichi.jp/articles/20180523/ddl/k36/040/438000c

コウノトリ「百」、巣立ち大地へ【徳島新聞2018年5月23日】
 鳴門市大麻町で3月に生まれたコウノトリの雌のひな2羽のうち1羽(識別番号J0182)が22日、巣立ちした。大麻町では昨春に生まれた3羽が巣立っており、2年連続の巣立ちとなった。市は同日、巣立ったひなを「百(もも)」、もう1羽(J0181)を「歌(うた)」と名付けたと発表した。

 市によると、2羽の名前はベートーベンの「第九交響曲」にちなんだ。6月1日にアジア初演100年を迎えることと、第4楽章「歓喜の歌」から取った。

 百はこの日午後0時56分ごろ、巣から飛び立ち、上空を1分間ほど飛行してから、南側の田んぼに降りた。巣に戻った後、再び降り立つと、近くの親鳥2羽が餌を捕るのをまねするように、地面をつついていた。

 歌は巣の上で羽ばたいて垂直に飛び上がることはあったが、巣を離れることはなかった。

 コウノトリの撮影が趣味だという北島町新喜来、無職久米安男さん(79)は「親と同じ大きさにまで育ち、無事に巣立って感動した。これからも撮影しながら見守りたい」と話した。

 名前の候補は4月に全国公募し、134件(有効分)の応募があった。2羽の性別が判明した後、市幹部らでつくる「市コウノトリ対策会議」が決めた。

 市は6月、2羽に特別住民票を交付する。


巣立ちした百(左)と雌の親鳥=22日午後3時ごろ、鳴門市大麻町
https://this.kiji.is/371821560245503073?c=39546741839462401

<鳴門コウノトリ>今年も巣立ち 繁殖地へ期待【読売新聞2018年5月23日】
 鳴門市大麻町に営巣するコウノトリのペアから誕生したヒナ2羽(雌)のうち1羽が22日、巣立った。2年連続の巣立ちで、関係者からは「繁殖地として定着してほしい」との歓迎の声が上がった。行政や地元住民らは、先進地の兵庫県豊岡市のような繁殖地を目指し、コウノトリが生息しやすい環境作りを進めている。一方、取り組みの中で課題も浮き彫りになってきた。(行田航)

 「今年も元気に飛び立つ姿が見られてうれしい」

 午後1時頃、田んぼに降り立った1羽のヒナを確認した地元の観察員浅野由美子さん(44)は喜びをかみしめた。

 2羽は3月に孵化ふか後、順調に成長。5月初旬からは巣の上でジャンプする姿が見られた。22日に1羽が巣立ち、もう1羽は巣の上をジャンプするなど飛び立つ準備を進めている。

 飯泉知事は「コウノトリの定着・繁殖に向けた大きな足跡を刻み、感慨深い」とのコメントを発表した。

 定着すれば、農業や観光の分野で地域の活性化にもつながることから、県は3月、営巣地から5キロ東に人工巣塔(高さ12メートル)を設置した。鳴門市は昨年8月、減農薬や餌場の確保を考慮して栽培した農作物や加工品を「コウノトリブランド」とする認証制度を創設。レンコン農家21戸が認証を受けた。

 県環境首都課の担当者は「環境に優しい地域というイメージを全国に発信したい」と意気込む。

 一方で、取り組みの浸透に課題も出てきた。市内のある農業関係者は「昨年ほどの熱気は感じられない」と打ち明ける。コウノトリブランドの認定農家は昨年8月以降、新たな申請はない。別の関係者は「コウノトリのための取り組みがどれほど農産物のPRにつながるか疑問だ」と語る。

 県などでつくる「コウノトリ定着推進連絡協議会」の竹村昇会長(65)は「まだ始まったばかり。息の長い取り組みが必要だ。農家や市民の理解が得られるよう、効果的な情報発信を考えたい」と話していた。

 ◇ヒナ2羽「百」と「歌」

 鳴門市は22日、コウノトリのヒナ2羽(雌)の愛称を「百(もも)」と「歌(うた)」に決めたと発表した。この日巣立ちしたヒナは「百」だった。

 ベートーベンの交響曲第9番(第九)が同市でアジアで初めて演奏されてから100年になることにちなみ、公募して寄せられた134件の中から決めた。

 体重の重いほうが「百」で、軽い方が「歌」。市は近く2羽に特別住民票を交付する予定。
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokushima/news/20180522-OYTNT50223.html

コウノトリのひなが巣立ち 徳島・鳴門 昨年に続き【産経WEST2018年5月22日】
 徳島県や鳴門市などでつくるコウノトリ定着推進連絡協議会は22日、今年3月に鳴門市で生まれた国の特別天然記念物コウノトリの雌のひな2羽のうち1羽が同日、巣立ったと明らかにした。

 県などによると、愛好家らが午後1時ごろ、電柱の上の巣から飛び立ち、地面に下りたことを確認。定点観測カメラでも飛ぶ瞬間が確認された。

 親鳥のペアは平成27年に兵庫県豊岡市周辺から鳴門市に飛来。昨年は3羽のひなが巣立ち、野生のコウノトリが国内から姿を消した昭和46年以来、豊岡市周辺など近畿北部以外で初めて野外繁殖に成功していた。

 県担当者は「昨年に続き、コウノトリの徳島への定着に向けて前進している」と話した。
https://www.sankei.com/west/news/180522/wst1805220091-n1.html

http://archive.is/T0YeT
http://archive.is/fUMfZ
http://archive.is/FfnAZ
http://archive.is/yClth
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奈義にコウノトリふわり 岡山の西岡さん撮影【山陽新聞デジタル2018年5月23日】

電信柱の上でたたずむコウノトリ=20日、西岡さん撮影

 国の特別天然記念物・コウノトリが岡山県奈義町に飛来しているのが確認され、仕事で訪れていた会社員西岡修平さん(40)=岡山市北区=が20日、写真に収めた。

 西岡さんが撮影したのは同日午後2時半ごろ。奈義町柿で、仕事で訪問した家の子どもから「大きなサギ」がいると言われ、近くの水田に行ってみると、コウノトリが餌を探していた。田んぼでの様子や電信柱の上で止まっている姿などをスマートフォンのカメラで撮影した。

 保護繁殖に取り組む兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)によると、足環(あしわ)が付いていることから国内で生まれたコウノトリとみられ、現在118羽確認されているうちの1羽という。

 西岡さんは「放鳥しているのは知っていたが、本物を見られてびっくりした」と話した。
http://www.sanyonews.jp/article/719916

http://archive.is/eivM9
タグ:コウノトリ
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保護対象の希少種37に 6月施行、神戸市の条例【神戸新聞NEXT2018年5月22日】

生物多様性保全条例を紹介する神戸市の市民向け冊子。昆虫採集などを妨げるものではないとの注意書きも
 生態系保全を目指す神戸市の生物多様性保全条例が来月1日、施行される。捕獲や採取などを禁止する希少野生動植物を巡り、同市は施行規則で当初、「神戸版レッドリストAランクの全175種」と規定。条例は「教育や調査目的で市長が必要と認める場合」は例外としているが、市民らから「規制する種を広げすぎでは」などと疑問の声が上がったことを受け、最終的に乱獲の恐れなどのあるギフチョウなど37種に絞り込んだ。

 宅地開発のあおりなどで生息域が狭まっている希少動植物を保護して生態系を守ろうと、同市は昨年10月に同条例を策定。希少種保護のほか、外来種による被害防止や市民との協働による保全活動推進なども一つの条例に盛り込んだ。

 同市は昨年末、条例が捕獲などを禁じる希少野生動植物種を、市内で絶滅の危機にひんしている種など「神戸版レッドリスト2015」でAランクに指定された全175種とすることなどを定めた施行規則の案を公表。1月下旬にかけ、パブリックコメント(意見公募)を実施していた。

 市民からは「多数の種を市内全域で採集禁止にすることには科学的根拠がないのでは」といった意見のほか、条例の「市長が認める場合」という文言を巡り、市民が昆虫採集の申請手続きをするのは負担▽生物の分布調査は愛好家らの採集データに基づくものが多く、調査や記録が不十分となりかえって保全活動の妨げになる−など懸念の声も多く寄せられたという。

 この結果を受け、同市は兵庫県立人と自然の博物館(兵庫県三田市)の研究者らを交えた有識者会議を開き、規制対象とする種の見直しを進めた。案では23種が採取禁止だった昆虫類はギフチョウ1種だけとするなど当初の4分の1以下にまで絞り込み、最終的な施行規則を今月10日に公布した。

 今後は希少種の生息状況を見守り、1年程度ごとに種の見直しを検討するという。同市環境保全部は「条例は販売目的の乱獲などを禁止するためのもの。決して市民の昆虫採集を許可制にしたり、自然との触れ合いを妨げたりするものではないことをご理解いただきたい」としている。(中西大二)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201805/0011280701.shtml

http://archive.is/NVfrs
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