2019年02月12日

水族館のペンギン突然死 死因は塩分の過剰摂取【神戸新聞NEXT2019年2月12日】

水族館の人気者だったペンギン(姫路市立水族館提供)
 兵庫県姫路市立水族館(同市西延末)で1月下旬、飼育していたフンボルトペンギン(南米原産)11羽のうち8羽が突然死した問題で、同館は12日、「餌のイワシに塩分補給のため塩をまぶしたことで、塩分の過剰摂取になったと考えられる」と発表した。同館は同日、生き残った3羽の展示を再開した。

 同館では1月24日、ペンギンが突然けいれんや嘔吐を起こし、獣医師が点滴や抗生物質の投与などを行ったが、同日に6羽、25日朝までに2羽が死んだ。鳥インフルエンザ検査は陰性で、死因が分からず、同館は可能性として(1)「塩分補給のため」として24日に塩をまぶしたイワシを普段の餌に加えたこと(2)年齢との関連(3)外部からの感染症−の要因を示していた。

 同館によると、死んだ8羽のうち2羽を検査した結果、全身の臓器がうっ血し、塩分の過剰摂取による循環器障害とみられたという。

 従来、塩分補給は海水に漬けた餌を食べさせていたといい、同館は「今後は補給する塩分を適量に抑えるよう気を付けたい」としている。(伊田雄馬)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201902/0012059640.shtml

http://archive.is/gYLng
ペンギン8羽突然死、なぜ? 可能性に3つの要因【神戸新聞NEXT2019年2月5日】

2019年02月05日

ペンギン8羽突然死、なぜ? 可能性に3つの要因【神戸新聞NEXT2019年2月5日】

ペンギンがいなくなった水槽=姫路市西延末
水族館の人気者だったペンギン(姫路市立水族館提供)

 兵庫県姫路市立水族館で1月下旬、飼育中のフンボルトペンギン(南米原産)11羽のうち8羽が死んだ。大半の個体がけいれんや嘔吐などの症状をみせ、その日のうちに6羽が死に、翌日朝、さらに2羽が死んでいた。50年以上にわたる同館の歴史で初めての出来事というが、鳥インフルエンザ検査は陰性で、死因は分かっていない。同館が可能性として示す要因を考える。

 衝撃的なニュースは2月1日夕に飛び込んできた。姫路市役所で開かれた会見。籭善之館長は沈痛な表情で「救うことができず、飼育者として責任を感じている。原因を突き止め、再発防止に努めたい」と語った。

 経緯はこうだ。1月24日、来館者から「ペンギンの様子がおかしい」と通報が寄せられた。飼育係がけいれんや嘔吐などを確認。すぐにバックヤードに移動させ、獣医師が点滴や抗生物質の投与などを行ったが、効き目はなかった。

 同水族館によると、死因として最も可能性が高いのが、餌だ。24日は「塩分補給のため」として、塩をまぶしたイワシを普段の餌に加えたが、高血圧症や腸炎ビブリオなどを引き起こした可能性があるという。ちなみにイワシは人間が生食できる新鮮なものだった。

 だが、引っ掛かるのは、生き残った3羽も同じ餌を食べていたという事実だ。籭館長は「生き残った個体の方がたくさんイワシを食べた」と説明する。そこで考えられるのは、年齢との関連だ。

 死んだペンギンの平均年齢は18・9歳で、生き残った3羽の10・3歳を大きく上回った。フンボルトペンギンの平均寿命は25歳前後とされ、比較的高齢のものから発症したか、外部からの感染症にかかった可能性も捨てきれないという。

 専門機関に依頼した餌と病理の検査は週内にも結果が出る。今後は「繁殖に力を入れ、数を増やしたい」と同館。生き残った3羽の展示は見合わせており、よく訪れるという姫路市の男性(65)は空の水槽に「にぎやかな姿を知っているだけに、何もいないと寂しいね」と話した。(伊田雄馬)
https://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/201902/0012038170.shtml

http://archive.is/7Pe37
水族館のペンギン8羽死ぬ 死因は不明 姫路【神戸新聞NEXT2019年2月1日】

2019年02月01日

水族館のペンギン8羽死ぬ 死因は不明 姫路【神戸新聞NEXT2019年2月1日】

原因不明のけいれんや嘔吐で治療を受けるフンボルトペンギン(姫路市立水族館提供)
 姫路市立水族館(兵庫県姫路市西延末)は1日、飼育していたフンボルトペンギン11羽のうち8羽が1月24、25日に死んだと発表した。いずれも死因不明で、これほど多く死ぬのは1966年の開園以降初めてという。同館は「原因を突き止め再発防止に努めたい」とする。

 状態が変化したのは同月24日。入場者の指摘を受けて飼育員が確認すると、大半のペンギンにけいれんや嘔吐などの症状がみられたという。獣医師が点滴や抗生物質を処置したが、同日中に6羽、翌25日に2羽が死んだ。残る3羽はバックヤードに移した。

 鳥インフルエンザの検査は陰性だった。24日に塩を加えたイワシを与えたといい、「高血圧症などを引き起こした可能性が捨てきれない」という。同園は病理検査と餌検査を専門機関に依頼した。

 フンボルトペンギンは南米アルゼンチンなどに生息している。(伊田雄馬)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201902/0012030363.shtml

http://archive.is/2OjEi

2019年01月30日

ライチョウ 上野など国内5動物園・博物館で一般公開へ【毎日新聞2019年1月30日】

国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウ=環境省提供
 国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウを非公開で人工飼育している上野動物園(東京都台東区)など国内五つの動物園・博物館が、3月にもライチョウを一般公開することになった。2004年まで飼育していた大町山岳博物館(長野県大町市)以来15年ぶり。17年に人工ふ化に成功して以来、順調に生息数を増やしていることから公開が決まった。

 5園は上野、大町のほか▽那須どうぶつ王国(栃木県那須町)▽富山市ファミリーパーク▽いしかわ動物園(石川県能美市)。環境省と共同で15年から人工繁殖の技術開発に取り組んできた。北アルプスの乗鞍岳で採取した卵から成鳥に育てて交配を試み、17年6月には富山でふ化に成功。現在は計29羽を5園に分散して飼育するが、ライチョウを刺激しないよう非公開としてきた。上野動物園では「一般公開を機に、ライチョウがなぜ数を減らし、保護を必要とするか、多くの人に知ってほしい」(教育普及課)と話す。

 環境省によると、ニホンライチョウは1980年代には北アルプスや南アルプスを中心に3000羽生息していたが、00年代には2000羽を割り込むなど急速に数を減らした。その要因として、生息域で登山客らが捨てたごみに集まったキツネやカラスなど天敵に捕食されたり、地球温暖化の影響で生息域が狭まったりしたことなどが指摘されている。

 ニホンライチョウの人工繁殖については、トキなどの希少動物を人工飼育した実績がある上野動物園が08年から、ノルウェーに生息する近縁種「スバールバルライチョウ」の飼育を始め、経験を積んできた。このライチョウを上野へ導入した当時に園長だった小宮輝之さん(71)は「えさの選択など、生息域外で飼育するためのデータを集めることができた」と強調。「生きたライチョウを見てもらうことで希少種保護への関心が高まる。一般公開する意義は大きい」と話す。【五十嵐和大】
https://mainichi.jp/articles/20190130/k00/00m/040/157000c

ライチョウ、3月に一般公開 15年ぶり、国内5施設【共同通信2019年2月1日】
特別天然記念物のニホンライチョウ(環境省提供)
 環境省は1日、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウの一般公開を全国5カ所で3月に始めると発表した。国内での公開は2004年、長野県大町市の大町山岳博物館で雄の1羽が死んで以降、途絶えていた。人工飼育で順調に数が増え、15年ぶりに実現することになった。

 環境省によると、3月15日に富山市の富山市ファミリーパーク、東京の上野動物園、大町山岳博物館、石川県のいしかわ動物園、同16日に栃木の那須どうぶつ王国で公開を始める予定。

 各施設はいずれもライチョウの人工飼育に取り組んでいる。展示施設や見学者に慣れさせる訓練をして、公開の可否を決めるとしている。
https://this.kiji.is/463983441439229025?c=39546741839462401

絶滅の恐れニホンライチョウ、15年ぶり公開へ 5施設【朝日新聞デジタル2019年2月2日】
黒褐色の夏羽に生え替わり始めた野生下ニホンライチョウのオス=環境省提供

 絶滅の恐れがある国の特別天然記念物ニホンライチョウについて、環境省は、上野動物園(東京都台東区)など国内5施設で3月15日以降、一般公開を始めると、1日発表した。国内でニホンライチョウが公開されるのは15年ぶりだという。

特集:どうぶつ新聞
 環境省の保護増殖計画の一環として、5施設で2015年から、野生で採取した卵を飼育下で孵化(ふか)させ、生まれたひな同士を繁殖させている。17年に繁殖に初めて成功、現在5施設で親鳥を含めて計29羽を飼育している。

 これまで繁殖を優先して非公開だったが、環境省は、広い展示施設で飼育することで、ライチョウのストレスをやわらげ、自然な行動が出来ることが期待されるうえ、多くの人に保護の必要性を知ってもらう機会にもなるとして公開を決めた。

 ほかの4施設は、那須どうぶつ王国(栃木県那須町)、大町山岳博物館(長野県大町市)、富山市ファミリーパーク、いしかわ動物園(石川県能美市)。那須どうぶつ王国は3月16日から、ほかは3月15日から、それぞれ1〜2羽を公開する予定だ。

 ニホンライチョウは本州中部の…
https://www.asahi.com/articles/ASM215HVSM21UBQU01B.html

http://archive.is/KN33A
http://archive.is/DFI27
http://archive.is/4jqli

2019年01月22日

トキ試験公開に2068人【読売新聞2019年1月22日】

 ◇夏公開へ、誘導法など検討  出雲市

 出雲市は、市トキ分散飼育センター(西新町)で2018年12月15〜28日に行った国の特別天然記念物トキの試験公開に、県内外から2068人が訪れたと発表した。公開は西日本で初めてで、敏感なトキの様子が心配されたが、観覧者の動きに動じることなく途中から餌を食べ始めたという。

 18日の市議会全員協議会で、市が明らかにした。

 同センターでは、現在10羽を育てており、このうち4〜13歳の雄4羽を公開した。14日間の期間中、1日平均で148人が見学した。大阪府や愛知、徳島、広島、岡山各県からの訪問者もいた。

 公開されたトキの様子に変化はなく、センター内にいた繁殖ペアも通常通りに過ごしていたという。

 来場者からは、「こんなにきれいだとは思わなかった」「羽を広げた時は感動した」「トキの魅力を感じた」といった感想が寄せられた。一方で、公開施設には直接行けず、しまね花の郷さとからは約350メートル、市トキ学習コーナーからは約700メートルを歩く必要があり、改善を求める声や、行き方がわかりにくいという意見もあったという。

 トキの缶バッジが入った1口200円のカプセルトイで募った協力金には、640件計12万8000円分が寄せられたほか、同センター内の募金箱には4万8019円の寄付があった。

 本格的な公開は7月1日からで、市農業振興課は「来場者の感想や関係機関の意見を参考にしながら、誘導や案内方法、周知の仕方を検討する」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/local/shimane/news/20190121-OYTNT50326.html

http://archive.is/uLqd6