2019年03月17日

中国提供のトキが産卵、佐渡 人工ふ化へ、4月にもひな誕生か【共同通信2019年3月17日】

中国から昨年10月に提供されたトキの雌「グワングワン」が産卵した卵(中央)。上はつがいの雄=16日、新潟県佐渡市(佐渡トキ保護センター提供)
 新潟県は17日、中国から昨年10月に提供され、佐渡市の佐渡トキ保護センターで飼育するトキ2羽のうち3歳の雌「グワングワン(関関)」が卵1個を産んだと発表した。中国から新たに提供されたトキが日本で産卵したのは初めて。センターは確実な繁殖のため人工ふ化を進め、有精卵であれば4月中旬にはひなが誕生する見通し。

 グワングワンは雄の「ロウロウ(楼楼)」とともに約11年ぶりに中国から提供された。現在佐渡市で放鳥されているトキはいずれも中国提供の5羽の子孫。新たな2羽でそれぞれ人工繁殖することにより、遺伝的に多様になることを目指している。
https://this.kiji.is/479940215681959009?c=39546741839462401

中国提供のトキが初産卵、4週間で孵化の見通し 佐渡【朝日新聞デジタル2019年3月17日】
【動画】トキの卵と親鳥=佐渡トキ保護センター提供

くちばしで卵を動かすトキの親鳥=佐渡トキ保護センター提供の動画から

 新潟県佐渡市の佐渡トキ保護センターは17日、中国から昨秋に提供され、同センターで飼育されているトキが産卵したと発表した。有精卵なら4週間ほどで孵化(ふか)する見通しという。

 センターによると、関関(グワングワン)(雌、3歳)が16日に産卵をした。昨年10月に到着後、繁殖のため、日本生まれの雄と個室ケージで飼育されていた。健康状態は良好で、産卵は続くとみている。一緒に中国から来た楼楼(ロウロウ)(雄、3歳)も日本生まれの雌とペアとなっている。

 国内産のトキは一度絶滅したが、中国から提供を受けたトキが繁殖し、現在は佐渡島に野生のトキが推定で約350羽いる。環境省は遺伝的多様性を確保しようと、11年ぶりに関関と楼楼の提供を受けた。(古西洋)
https://www.asahi.com/articles/ASM3K4SLYM3KUOHB005.html

中国からのトキ「関関」初産卵 佐渡【毎日新聞2019年3月17日】
中国から贈られた関関との卵を見守る雄のトキ=佐渡トキ保護センター提供
 佐渡トキ保護センター(新潟県佐渡市)は17日、昨年中国から11年ぶりに贈られた雌のトキ「関関(グワングワン)」(3歳)が提供後初めて産卵したと発表した。16日にモニターで巣の中にある卵1個を確認した。

 佐渡市では日本古来のトキが2003年に絶滅して以来、中国から譲り受けたトキの繁殖を継続している。病気への耐性を強めるには、遺伝的な多様性を高めることが重要だとされているためだ。

 同センターによると、関関は、東京・多摩動物公園生まれの雄(同)とペアになり、今年2月から繁殖活動を行っていた。現在は人工ふ化を進めており、有精卵だった場合、来月中旬にはひなが誕生する見込みという。

 佐渡市には2月25日現在、野生下で352羽のトキが生息している。【南茂芽育】
https://mainichi.jp/articles/20190317/k00/00m/040/146000c

中国提供のトキが産卵 新潟・佐渡、人工ふ化へ【産経ニュース2019年3月17日】
中国から昨年10月に提供されたトキの雌「グワングワン」が産卵した卵(中央)。上はつがいの雄=16日、新潟県佐渡市(佐渡トキ保護センター提供)

 新潟県は17日、中国から昨年10月に提供され、佐渡市の佐渡トキ保護センターで飼育するトキ2羽のうち3歳の雌「グワングワン(関関)」が卵1個を産んだと発表した。中国から新たに提供されたトキが日本で産卵したのは初めて。センターは確実な繁殖のため人工ふ化を進め、有精卵であれば4月中旬にはひなが誕生する見通し。

 グワングワンは雄の「ロウロウ(楼楼)」とともに約11年ぶりに中国から提供された。現在佐渡市で放鳥されているトキはいずれも中国提供の5羽の子孫。新たな2羽でそれぞれ人工繁殖することにより、遺伝的に多様になることを目指している。

 センターによると、職員が今月16日にモニターで卵を発見。同日午後4時49分ごろに産んでいたことを映像で確認した。相手はセンターで飼育してきた3歳の雄。つがいは2月中旬ごろから求愛行動の一種である小枝の受け渡しなどを行っていた。
https://www.sankei.com/life/news/190317/lif1903170041-n1.html

中国から提供されたトキが初産卵 3歳雌の関関(グワングワン)【新潟日報モア2019年3月18日】
中国から昨年提供された関関が産んだ卵=16日、佐渡市(佐渡トキ保護センター提供)

 新潟県は17日、中国から昨年11年ぶりに提供されたトキの関関(グワングワン)=3歳雌=が日本で初めて産卵したと発表した。佐渡市の佐渡トキ保護センターで、佐渡生まれの3歳雄のトキとペアで飼育されていた。

 16日夕方に職員がモニターで巣に卵1個を確認。人工ふ化を行うため取り出した。殻の一部に小さなへこみがあったが、医療用接着剤で補修し、ふ卵器で温めている。

 有精卵かどうかは1週間ほどで判別できるようになる。トキは通常、1日おきに1個ずつ計4、5個を産むため、18日以降も産卵が見込まれる。順調なら4月中旬にもふ化するという。

 同センターの長谷川修治所長は「傷やへこみは珍しくない」と経過を見守る考え。花角英世知事は「佐渡で初めて迎える繁殖期で産卵でき、誠に喜ばしい。ひな誕生を期待している」とのコメントを出した。

 関関と共に提供された楼楼(ロウロウ)=3歳雄=のペアは、まだ交尾が確認されていない。
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/toki/habatake/20190318457668.html

http://archive.is/AlbDn
http://archive.is/Ec6BN
http://archive.is/BO3v3
http://archive.is/ECDd9

2019年02月19日

質問なるほドリ なぜ動物園でライチョウ飼育? 絶滅防止へ人工繁殖 野生復帰目指す=回答・五十嵐和大【毎日新聞2019年2月19日】

ニホンライチョウのオス=長野県の前穂高岳で1995年7月、平田明浩撮影
 なるほドリ もうすぐ動物園でライチョウに会えるんだって?

 記者 東京の上野動物園など国内5カ所の動物園・博物館で来月中旬から、国の特別天然記念物で絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)のニホンライチョウが一般公開されます。環境省は2015年から、これらの施設と協力して人工飼育(じんこうしいく)を進めてきました。ライチョウは人の動きなどに敏感で、限られた非公開のケージで飼っていました。その後、順調に繁殖(はんしょく)し、5施設で29羽になったこともあり、広いケージへ移し、来場者に見てもらうことになりました。公開は15年ぶりで、人に慣れる訓練をして、まずは各施設1〜2羽ずつ公開する予定です。

 Q どうしてライチョウを動物園で人工飼育しているの?

 A 生息数が急激に減り、絶滅する前に人工的に増やすためです。ライチョウは北アルプスや南アルプスなど、標高2000メートル級の限られた高山帯にしか生息できません。しかし最近では、キツネやカラスといった天敵(てんてき)に食べられるなど生息環境が悪化し、2000羽以下に減ったといわれています。環境省は絶滅を回避するため、人工的に繁殖して生息数を増やし、ゆくゆくは再び自然に放して定着させる「野生復帰(やせいふっき)」をする方針です。登山客が捨てたごみに天敵が集まることから、その対策も併せて進めていきます。

 Q 他にも野生復帰を目指している動物はいるのかな。

 A 有名なのは、同じ鳥類のトキやコウノトリですね。トキは国内産が絶滅した後、中国から贈られたトキを増やして08年から新潟県・佐渡(さど)島で放鳥。順調に生息数を増やしています。コウノトリも生息数が激減したため、兵庫県豊岡市で飼育・放鳥し、今では全国各地で目撃されるようになりました。ライチョウも以前のように、多くの山々で見られるようになるといいですね。(科学環境部)

 掲載テーマを募集しています 〒100−8051毎日新聞「なるほドリ」係
https://mainichi.jp/articles/20190219/ddm/003/070/038000c

http://archive.is/BcV78

2019年02月12日

水族館のペンギン突然死 死因は塩分の過剰摂取【神戸新聞NEXT2019年2月12日】

水族館の人気者だったペンギン(姫路市立水族館提供)
 兵庫県姫路市立水族館(同市西延末)で1月下旬、飼育していたフンボルトペンギン(南米原産)11羽のうち8羽が突然死した問題で、同館は12日、「餌のイワシに塩分補給のため塩をまぶしたことで、塩分の過剰摂取になったと考えられる」と発表した。同館は同日、生き残った3羽の展示を再開した。

 同館では1月24日、ペンギンが突然けいれんや嘔吐を起こし、獣医師が点滴や抗生物質の投与などを行ったが、同日に6羽、25日朝までに2羽が死んだ。鳥インフルエンザ検査は陰性で、死因が分からず、同館は可能性として(1)「塩分補給のため」として24日に塩をまぶしたイワシを普段の餌に加えたこと(2)年齢との関連(3)外部からの感染症−の要因を示していた。

 同館によると、死んだ8羽のうち2羽を検査した結果、全身の臓器がうっ血し、塩分の過剰摂取による循環器障害とみられたという。

 従来、塩分補給は海水に漬けた餌を食べさせていたといい、同館は「今後は補給する塩分を適量に抑えるよう気を付けたい」としている。(伊田雄馬)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201902/0012059640.shtml

http://archive.is/gYLng
ペンギン8羽突然死、なぜ? 可能性に3つの要因【神戸新聞NEXT2019年2月5日】

2019年02月05日

ペンギン8羽突然死、なぜ? 可能性に3つの要因【神戸新聞NEXT2019年2月5日】

ペンギンがいなくなった水槽=姫路市西延末
水族館の人気者だったペンギン(姫路市立水族館提供)

 兵庫県姫路市立水族館で1月下旬、飼育中のフンボルトペンギン(南米原産)11羽のうち8羽が死んだ。大半の個体がけいれんや嘔吐などの症状をみせ、その日のうちに6羽が死に、翌日朝、さらに2羽が死んでいた。50年以上にわたる同館の歴史で初めての出来事というが、鳥インフルエンザ検査は陰性で、死因は分かっていない。同館が可能性として示す要因を考える。

 衝撃的なニュースは2月1日夕に飛び込んできた。姫路市役所で開かれた会見。籭善之館長は沈痛な表情で「救うことができず、飼育者として責任を感じている。原因を突き止め、再発防止に努めたい」と語った。

 経緯はこうだ。1月24日、来館者から「ペンギンの様子がおかしい」と通報が寄せられた。飼育係がけいれんや嘔吐などを確認。すぐにバックヤードに移動させ、獣医師が点滴や抗生物質の投与などを行ったが、効き目はなかった。

 同水族館によると、死因として最も可能性が高いのが、餌だ。24日は「塩分補給のため」として、塩をまぶしたイワシを普段の餌に加えたが、高血圧症や腸炎ビブリオなどを引き起こした可能性があるという。ちなみにイワシは人間が生食できる新鮮なものだった。

 だが、引っ掛かるのは、生き残った3羽も同じ餌を食べていたという事実だ。籭館長は「生き残った個体の方がたくさんイワシを食べた」と説明する。そこで考えられるのは、年齢との関連だ。

 死んだペンギンの平均年齢は18・9歳で、生き残った3羽の10・3歳を大きく上回った。フンボルトペンギンの平均寿命は25歳前後とされ、比較的高齢のものから発症したか、外部からの感染症にかかった可能性も捨てきれないという。

 専門機関に依頼した餌と病理の検査は週内にも結果が出る。今後は「繁殖に力を入れ、数を増やしたい」と同館。生き残った3羽の展示は見合わせており、よく訪れるという姫路市の男性(65)は空の水槽に「にぎやかな姿を知っているだけに、何もいないと寂しいね」と話した。(伊田雄馬)
https://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/201902/0012038170.shtml

http://archive.is/7Pe37
水族館のペンギン8羽死ぬ 死因は不明 姫路【神戸新聞NEXT2019年2月1日】

2019年02月01日

水族館のペンギン8羽死ぬ 死因は不明 姫路【神戸新聞NEXT2019年2月1日】

原因不明のけいれんや嘔吐で治療を受けるフンボルトペンギン(姫路市立水族館提供)
 姫路市立水族館(兵庫県姫路市西延末)は1日、飼育していたフンボルトペンギン11羽のうち8羽が1月24、25日に死んだと発表した。いずれも死因不明で、これほど多く死ぬのは1966年の開園以降初めてという。同館は「原因を突き止め再発防止に努めたい」とする。

 状態が変化したのは同月24日。入場者の指摘を受けて飼育員が確認すると、大半のペンギンにけいれんや嘔吐などの症状がみられたという。獣医師が点滴や抗生物質を処置したが、同日中に6羽、翌25日に2羽が死んだ。残る3羽はバックヤードに移した。

 鳥インフルエンザの検査は陰性だった。24日に塩を加えたイワシを与えたといい、「高血圧症などを引き起こした可能性が捨てきれない」という。同園は病理検査と餌検査を専門機関に依頼した。

 フンボルトペンギンは南米アルゼンチンなどに生息している。(伊田雄馬)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201902/0012030363.shtml

http://archive.is/2OjEi