2020年09月08日

相次ぐ家畜連続窃盗 被害は700匹以上 牛、豚、鳥はどこに…(1/2ページ) - 産経ニュース

 北関東を中心に畜産農家で飼育されている子牛や豚などが持ち去られる事件が相次いで発生している。これまでに700匹以上が盗まれ、被害額は2千万円を超えるとみられる。警察は窃盗事件として捜査しているが、誰が何のために家畜を盗み、どこに持ち去ったのか。専門家は「畜産の知識がないと難しい」とし、組織的犯行によるとの見方を強めている。(根本和哉、大渡美咲)

■突然消えた牛

 8月22日深夜。栃木県足利市にある牛舎の防犯カメラには、子牛を持ち去る3人の人影が写っていた。牛舎付近にワゴン車を止めた後、2人が中へ侵入。子牛の足を持って逆さづりにして、車へ運んだ。3頭の子牛を運び去るまでわずか10分ほどだったという。

 被害に遭った「鶴田ファーミング」(同市羽刈町)の代表取締役、鶴田一弘さん(58)によると、6月にも子牛2頭が盗まれており、いずれも生後1カ月以内の黒毛和牛で時価総額は約230万円にも上る。

 鶴田さんは「育てるにはプロの技術が必要なので食べるためかもしれないが、子牛なので食べられる部分は少なく、おいしいかもわからない」と困惑する。

 カメラに写った子牛はぐったりしており、鶴田さんによると、薬は肉質に影響が出るため、スタンガンなどを用いて気絶させられたのではないかという。

 強引な犯行に鶴田さんは「わが子を失った気持ち。早く犯人を捕まえてほしい」と唇をかんだ。

■4県で被害

 こうした被害は今年に入り群馬、栃木、茨城、埼玉の4県で続発。各県警などによると牛、豚、鶏など700匹以上が盗まれた。各県警は、一連の犯行に関連性があるかどうかも含めて捜査を続け、犯人の行方を追っている。

 中でも被害が大きいのは豚の飼育頭数が全国4位の群馬県。前橋市の養豚場4カ所で計570頭が盗まれるなど、約680頭もの豚が盗まれた。いずれも簡易な「ユニット型」と呼ばれる豚舎が狙われたという。

 農林水産省によると、牛は、牛トレーサビリティー制度で、生後すぐに10桁の個体識別番号を割り振られ、耳に番号が印字された耳標がつけられる。ない牛は出荷や食肉処理などをすることはできない。

 豚は個体識別番号はないが、生きた豚の輸出は禁止されており、関係者は「殺して持っていくのも常識的には不可能」とする。

■「知識や経験必要」

 「空いている豚舎があり、豚を飼える施設や知識、経験がある人の可能性がある」。そう分析するのは養豚に詳しい農畜産物コンサルタントの青木隆夫氏だ。昭和35年に約80万戸あった養豚農家は現在、約4300戸まで減少。農家数の減少が続いており、空いている豚舎もあるとみられる。

 さらに、青木氏によると、子豚でも1日2〜3キロのエサを食べる上、糞尿の処理など経験や知識が必要となる。「国産の豚肉の相場は高くなっているが、養豚は素人が扱えるほど簡単ではない。狭い業界なので、一般の人が突然、食肉処理場に持ち込むことは難しく、闇ルートの存在も考えにくい」と指摘する。

 元警視庁捜査1課理事官の大峯泰広氏も「家畜を保管する場所があり、取り扱いに慣れている同業者によるものか、その関係者による犯行の可能性があるのではないか」と分析する。

 大峯氏は、指示役や盗難役、運搬役など最低でも4〜5人のグループの組織的犯行とみて「解体して販売するカネ目当てだろう」と指摘。「個体識別番号があって国内市場に出回らないのであれば、解体から販売までの闇のルートが確立されていることもあり得る。いずれにせよここまで大規模な家畜盗難事件は聞いたことがない」と話した。
https://www.sankei.com/affairs/news/200908/afr2009080029-n1.html
https://www.sankei.com/affairs/news/200908/afr2009080029-n2.html
https://archive.md/tXCwB
https://archive.md/nm9UZ

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2020年03月23日

死骸「14万羽」を放置…和歌山のブランド鶏の組合が「経営破綻」 県が行政代執行で「撤去」(関西テレビ) - Yahoo!ニュース

和歌山県内の養鶏場で、鶏・約14万羽の死骸が放置されていることがわかりました。
県は衛生上の問題があるとして、23日、死骸の処分に乗り出しました。

【記者リポート】
「養鶏場が見えてきました。少し距離は離れているが、何かが腐ったような生臭いにおいがしています」

和歌山県田辺市にある養鶏場。

「有田養鶏農業協同組合」が管理していて、和歌山県のブランド鶏「紀州うめどり」を育てていました。

しかし…。

【記者リポート】
「小屋の中に大量の鶏の死骸が放置されています」

和歌山県によると、組合が管理する3つの養鶏場で、あわせて14万羽もの死骸が見つかりました。

組合は、去年12月に経営破綻。
鶏に餌が与えられず、放置されたというのです。

【近くに住む女性】
「こうなる前に何か手立てがなかったのかなと。もったいないなと。にわとりもかわいそうだと思いましたね」

【近くに住む男性】
「臭い。だいぶん臭い。死んでから大分経っていたのでね。困りますね。なるべく早く処理してもらわないと。田んぼの水も心配なので」

この地区では、養鶏場の近くを流れる川の水を農業用水として使っているため、大雨が降った際に、死骸が田んぼに流れてくると困るとして、県に早く処理してほしいと陳情しました。

【和歌山県の担当者】「安全に速やかに作業行っていただくようにお願いいたします」

和歌山県は組合に死骸を撤去するよう指導しましたが、状況が改善されなかったため、23日、行政代執行に着手しました。

鶏の死因は餓死で、鳥インフルエンザなどによる病死ではないとみられるということです。

【和歌山県畜産課・福島学班長】「正常に飼われていれば出荷して肉として消費されるものであるが、管理者が経営的判断を誤り、餌を与えられずにこのような状況になったのは非常に残念」

行政代執行の費用は約1億円かかるとみられ、県は今後、組合に請求する方針です。

組合の代表は県の聞き取りに対し「こういう状況になりすまない」と話しているということです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200323-19295615-kantelev-l30
http://archive.md/NXq6C
タグ:事件事故
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2019年10月19日

鳥インフル備え防疫演習 : ニュース : 宮崎 : 地域 : ニュース : 読売新聞オンライン

インフルエンザの発生を想定した演習に取り組む県職員
 渡り鳥の飛来シーズンを前に県は18日、高病原性鳥インフルエンザの発生を想定した県家畜防疫演習を行った。県や日南市の職員など約150人が参加し、初動対応を確認した。

 演習は、日南市の養鶏農場でブロイラーが鳥インフルエンザに感染した疑いがあるとの想定で実施。県庁1号館の県防疫対策本部と県日南総合庁舎の現地防疫対策本部、日南市防疫対策本部で取り組んだ。

 今回の演習は、職員に対してこの日の朝に発生農場を伝えた。農場の飼育羽数や鶏舎などをまとめた事前調査票を作成し、票を基に人員や資材の配置を決めた。

 また、県防疫対策本部が移動制限の範囲を現地対策本部に伝え、同本部と市防疫対策本部が消毒ポイントの候補地を決めるなど、発生時に必要となる協力作業を確認した。

 演習後、県の花田広・畜産新生推進局長は参加者に「発生させないことが最も大切だが、もし発生した時には、今日の演習を生かしてほしい」と語った。
https://www.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/news/20191018-OYTNT50093/
http://archive.fo/faEGk
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2019年10月08日

豚コレラ対策 パブコメ終了 ワクチン推奨、拡大も【毎日新聞2019年10月8日】

 豚コレラ対策で豚へのワクチン接種を可能とする防疫指針の改定案について、農林水産省のパブリックコメント(国民の意見募集)が7日終了。近く指針を改定し、農水省はワクチンの接種推奨地域として岐阜など9県を選定する方針で、野生イノシシの感染が見つかった群馬の追加も検討する。

 農水省は9月27日にパブリックコメントの募集を開始。早期の接種を可能とするため、通常1カ月程度の募集期間を約2週間に短縮した。農水省は今後、早急に防疫指針を改定。指針に基づき、推奨地域を選定する。

 農水省は、養豚場で豚コレラが発生した岐阜など6県と、感染した野生イノシシが見つかった石川など3県を選定する方針を表明。今月に入り群馬でも野生イノシシ感染が確認されたため、追加で選定する方針だ。千葉や静岡など隣接県からも推奨地域選定を求める要望が出ている。

 ワクチン接種は最終的に知事の判断で行われ、感染が見つかった各県ではすでに具体的な接種地域や開始時期、対象頭数を盛り込んだ「接種プログラム」の策定に着手している。

 豚にワクチンを接種すると、国際機関の認定で日本は現在の「清浄国」から「非清浄国」に格下げされ、輸出が困難になる可能性があるが、豚肉の主要輸出先である香港などに対し、個別に輸出継続を求める方針だ。【神崎修一】

 ■KeyWord

防疫指針
 豚コレラや鳥インフルエンザ、口蹄疫(こうていえき)など家畜の伝染性疾病について、発生の予防や拡大防止のために農相が定める指針。国や都道府県が連携して対応できるよう、検査の手順や発生農場での措置、家畜の移動制限区域の設定などが定められている。これまでの豚コレラの防疫指針では、早期の発見や迅速な殺処分による対応が原則で、予防的な豚へのワクチン接種は認められていなかった。

 農水省が9月27日に公表した改定案では「野生イノシシにおける豚コレラ感染が継続的に確認され、衛生管理の徹底のみでは、感染防止が困難である場合」を想定。有識者の協議を経て予防的にワクチン接種の実施を認める規定を追加し、接種の推奨地域も指定する。
https://mainichi.jp/articles/20191008/ddm/008/040/037000c

http://archive.fo/w8pSG
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2019年09月06日

アイガモ 役目終える 無農薬米栽培に貢献=y長崎新聞2019年9月6日】

川に放たれ、自由に泳ぐアイガモ=出津川
 長崎市琴海戸根町の大工、樋口和博さん(77)の田んぼで無農薬米栽培で使ったアイガモ約30羽が役目を終え、同市外海地区の出津川と黒崎川にこのほど、放たれた。
 樋口さんは知り合いからひなを購入し6月、田植え後の田に放った。アイガモは田の草や虫を食べたり、土をかき混ぜたりするなど、手入れに“貢献”した。
 同市西出津町の出津川では、樋口さんが友人で同市京泊1丁目の佐藤義明さん(70)と一緒に、20羽のアイガモを放すと、川面に向け一目散。樋口さんは「川は広々しているので喜んで水浴びしているよう」と笑顔を見せた。近くの人たちも「たくさんいてびっくり」と橋の上から眺めた。
https://this.kiji.is/542360170704241761?c=39546741839462401

http://archive.fo/VvSfG
タグ:アイガモ
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