2017年04月26日

関空 空の安全 タカや犬が守る バードストライク対策【毎日新聞2017年4月26日】(コアジサシ/既報関連ソースあり)

バードストライクを減らすため、空に放たれるハヤブサ=関西国際空港で2017年4月25日、井川加菜美撮影

バードストライクを減らそうと、においをつけながら歩き回る犬たち=関西国際空港で2017年4月25日、井川加菜美撮影
 タカやハヤブサなどの猛禽類(もうきんるい)や犬を巡回させて、野鳥が飛行機に衝突する「バードストライク」を防ぐ取り組みが関西国際空港で始まった。今年で3年目となり、空港を営巣地としているコアジサシに一定の効果を見せている。【井川加菜美】

 コアジサシは小魚を主な餌とし、海岸の砂浜や埋め立て地などを好む鳥で、広大な未利用地がある関空島は格好の住みかとなっている。空港を運営する関西エアポートによると、2014年度には毎日5回のパトロールで延べ計約8万3000羽が確認され、バードストライク43件のうち、約半数にあたる22件がコアジサシによるものだったという。

 15年から大阪府猟友会の協力のもと、タカなどの猛禽類や犬を巡回させている。府猟友会の川野謹一さん(63)によると、タカやハヤブサを放つことで、「コアジサシに、関空島は営巣地に適さないと意識づけできる」という。地上では、ビーグル犬などが巡回。犬のにおいをつけて、コアジサシを寄りつかせなくする。効果は大きく、15年度にはバードストライク24件のうち、コアジサシによるものは2件に減少。16年度は0件となった。

 25日には、第2ターミナルビル近くの未利用地にタカやハヤブサなど計6匹や犬が出動。グローブを着けた川野さんの腕からハヤブサが舞い上がり、空に弧を描いた。関西エアポートは「効果が出ており、今後も続けたい」としている。
https://mainichi.jp/articles/20170426/k00/00e/040/252000c

http://archive.is/3L3ut
タカ、猟犬でバードストライク防げ・・・関空【読売新聞2016年5月23日】
生き物 衝突防止へタカ舞い犬走る 関空、渡り鳥に「警告」【産経フォト2016年4月12日】
関空:バードストライク半減 決め手は鷹匠とタカ【毎日新聞2015年10月17日】

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京都)ウミウの卵8個が有精卵 宇治川の鵜飼【朝日新聞デジタル2017年4月26日】(他1ソース/既報関連ソースあり)

【動画】「宇治川の鵜飼」のウミウが産んだ卵を検査=小山琢撮影

ライトをあてると血管が透けて見えるウミウの有精卵=宇治市観光センター

 「宇治川の鵜飼(うかい)」を主催する宇治市観光協会は25日、鵜飼いのウミウが産んだ卵が有精卵かどうか検査し、8個が有精卵と判明した。7〜23日に見つかった計18個のうち6日以上たった13個を調べた。ほかは4個が不明で、1個が無精卵だった。

 孵卵(ふらん)器が置かれている市観光センターの一室を暗くし、同市の大和動物病院の高橋将哉院長が卵にライトをあて、血管などが見えるかを調べた。

 鵜匠(うしょう)の澤木万理子さんは「一羽でも多く健康な鵜が生まれてくるのを願っている。たくさん生まれてくれれば、今シーズンから(綱をつけない)放ち鵜飼いのトレーニングを始めていく中で、一歩先が見えてくるのではないか」と話した。

残り:71文字/全文:378文字
http://www.asahi.com/articles/ASK4T2SJ1K4TPLZB001.html

海鵜、今年も産卵 宇治川の鵜飼、8個有精卵 京都【産経ニュース2017年4月26日】
 「宇治川の鵜飼(うかい)」(宇治市)の海鵜(うみう)が今年も産卵した。4年連続の産卵となり、25日までに計18個の卵が採取された。同日には宇治市観光センターで「検卵」も行われ、計8個が孵化(ふか)の可能性がある有精卵であることが判明し、今年もヒナの誕生が期待されている。

 平成26年に全国初の人工孵化での誕生となった「うみうのウッティー」の親のペアなど、計4組のペアが4月7日以降に次々と産卵。うち2組は新たなペアで、今年初めて産卵した。

 検卵では、判定が可能とみられる日数が経過している13個の卵を、獣医師がライトで光を当てて検査。その結果、うち8個が有精卵であることが判明した。判定で不明だった卵や今後検査する卵もあり、有精卵が増える可能性がある。今年は従来の鵜小屋が増築されたことから、環境変化に伴う産卵の行方も心配されたが、ペアも増える結果となった。

 昨年は計13個の産卵で10個が有精卵。5羽が孵化したものの、未成熟などで3羽が死んだ。このため今年は孵卵器の温度を低く設定するなどして、卵の中でより長く成長させる方針。1日2回、孵卵器から卵を出して卵の中の空気を入れ替えるなどしながら慎重に管理しており、早ければ連休中に孵化する可能性もあるという。

 鵜匠(うしょう)の沢木万理子さんは、「今年は新たなつがいも産卵してくれた。1羽でも多く健康なヒナが誕生することを願っています」と話していた。
http://www.sankei.com/region/news/170426/rgn1704260049-n1.html

http://archive.is/34MyP
http://archive.is/Un6oe
ウミウ 卵、今年10個目 宇治川の鵜飼い /京都【毎日新聞2017年4月18日】
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2017年04月22日

長良川鵜飼、6隻復活へ 事故当事者の鵜匠と契約【岐阜新聞2017年4月21日】

 鵜舟船頭の死亡事故の影響で昨季、異例の鵜舟5隻体制が続いた岐阜市の長良川鵜飼は、当事者で漁を休んでいた杉山市三郎鵜匠(76)が20日、観覧船乗船客に鵜飼漁を披露する契約を市と結び、今季は5月11日の開幕から本来の6隻体制に戻ることが決まった。

 契約は毎年、鵜匠と市の間で交わしており、ほかの鵜匠5人は4月1日付で締結。その後、市三郎鵜匠が市に救命胴衣の用意など必要な安全対策や、新たな鵜舟船頭の確保といった漁を再開する状況が整ったと申し出たため、契約した。

 鵜匠6人はこの日、市役所へ細江茂光市長を訪問。杉山雅彦鵜匠代表(56)が鵜匠6人がそろって鵜飼漁を行うことを正式に報告。市三郎鵜匠は深々と頭を下げた。細江市長は「観覧船も含め、船頭とお客さまの安全を第一に考えて運営するように」と述べた。

 市三郎鵜匠は取材に「50年近く鵜飼をやらせてもらっている中で昨年は(漁を)休んでさみしかった」と話した。

 長良川鵜飼は、昨年5月23日の漁終了後に市三郎鵜匠の鵜舟に乗る男性船頭=当時(73)=が流されて死亡。事故後の中止期間を経て、市三郎鵜匠を除く鵜匠5人で閉幕まで漁を行った。市によると、鵜匠5人での鵜飼漁は昭和初期までさかのぼっても記録がないという。
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20170421/201704210945_29484.shtml

http://archive.is/j44jd
鵜匠を書類送検 長良川鵜飼、船頭死亡事故【岐阜新聞WEB2016年8月17日】
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2017年04月21日

(古都)ぶら ダム 川の姿を変えた【朝日新聞デジタル2017年4月21日】

【動画】人工孵化(ふか)で生まれたウミウの「ふるさと」塔の島と、その上流の天ケ瀬ダム=小山琢撮影

桜が散り始めた4月半ば、橘島のわきを屋形船が静かに進んでいった=宇治市の宇治川左岸

■ウッティーのふるさと(宇治市)

特集「京都 よむ・みる・あるく」
京都非公開文化財特別公開(4/28〜5/7)
 卵を産むことはないと思われていた鵜(う)飼いのウミウが、宇治川の中州・塔の島(宇治市)の鵜小屋で産卵してから3年。人工孵化(ふか)で生まれたウミウは5羽になり、「ウッティー」と呼ばれて親しまれている。ウッティーの「ふるさと」を歩いてみた。

 世界遺産・平等院の表門前から向かって左側の道を進むと、宇治川左岸に沿った石畳の「あじろぎの道」に出る。少し上流に行くと、ウッティーたちが産声をあげた市観光センターがある。今年も4月初めからウミウの産卵が始まり、2階に置かれた孵卵器(ふらんき)(非公開)では、15個(21日時点)の卵が温められている。

 ログイン前の続きセンターでは、市観光協会の職員が観光案内や宣伝に携わる。北本直子さん(44)は「中国や台湾からの観光客が増え、外国語対応の必要性をひしひしと感じます」。最近は、茶葉の種類の違いや茶畑を見ることができる場所といった突っ込んだ質問が多いという。ウッティーについて説明する時は、興味をもってもらえるよう、iPadを使って成長の様子を写真で見せるそうだ。

     ◇

 さらに上流側へ歩くと、宇治川中州の「塔の島」へ渡る喜撰橋(きせんばし)がある。橋のたもとに宇治川観光通船の事務所があり、11隻の屋形船がつながれている。通船の創業は、119年前の1898(明治31)年だ。

 通船の社員で、鵜匠(うしょう)でもある松坂善勝さん(78)は、中学生のころからアルバイトに来ていた。「お客さんが50人ほど乗って、川をなかなか上らない船は、川に入ってロープで引っ張った」と言う。鵜飼いの合間、次の出番まで、綱をつけたウミウを舟べりで泳がせておく役も任された。「綱をからませたらあかん。鵜の操り方は自然に覚えたな」

 1964(昭和39)年、約2キロ上流に天ケ瀬ダムができた。1950年から約10年間は、現在ダムがある辺りから上流3キロほどの区間に「おとぎ電車」(トロッコ電車)が走り、大勢の観光客でにぎわった。

 当時は、橘島と宇治上神社などがある宇治川右岸を結ぶ橋はなく、渡船があった。おとぎ電車の駅と塔の島付近を結ぶ船も運航されていた。遊覧船やボートを含め、多くの船が川面を行き交っていたという。

 72年には朝霧橋が開通し、橘島と右岸を歩いて行き来できるようになった。一方、ダム建設とともに下流の河川改修が進み、川の流れが速くなった。鵜飼いや遊覧船の運航は、塔の島、橘島と左岸との間の狭い水域だけで実施するようになった。「ダムが完成して、川の姿が変わった」。宇治川観光通船の社長、民秋和之さん(60)は振り返る。

     ◇

 喜撰橋を渡って塔の島に入る。そびえ立つ高さ約15メートルの巨大な石塔は、国重要文化財の「浮島十三重塔」だ。増水でたびたび流された宇治橋の再建を願って、鎌倉時代に建てられた。江戸時代に増水で川の中に埋もれたが、発掘され、1908(明治41)年に復元された。塔の島という名は、この塔にちなむ。

 鵜飼いのウミウたちが暮らす鵜小屋は、塔の島の北端にある。増改築されて広さが2倍になり、3月末にウッティーを含めた16羽が引っ越してきた。正面の金網は黒くなり、ウミウたちがよく見えるようになった。だが、産卵するペアを刺激しないように、下部にある巣は見えないようにしてある。

 3年前に1羽だけ生まれた初代ウッティーは、ほかのウミウと少し離れて、いつも小屋の隅にいる。「小屋の掃除をしていると、すぐに背中に飛び乗ってくる。鵜より、人といるのが好きなんです」と、鵜匠の澤木万理子さん(43)。泳ぎの練習中、綱がはずれて「脱走」したこともあったが、しばらくして澤木さんの呼びかけに応じて戻ってきた。

 ウッティーの誕生によって、ウミウに綱をつけない「放ち鵜飼い」の構想がもちあがった。6月中ごろから本格的なトレーニングが始まる予定だ。何年かすると、鵜飼いの光景も変わるかもしれない。(小山琢)

     ◇

 市観光センターの隣にある市営茶室対鳳庵(たいほうあん)は、平等院鳳凰堂(ほうおうどう)に相対して立つことから名付けられた。煎茶、玉露、抹茶のほか、お点前体験(3日前までに要予約)もある。

 「宇治川の鵜飼(うかい)」は7月1日〜9月30日。観覧船(乗り合い、貸し切り)が運航される。増水などで中止となる場合もある。市営茶室、鵜飼いともに、問い合わせは市観光協会(0774・23・3334)へ。遊覧船の問い合わせは宇治川観光通船(0774・21・2328)。

 平等院境内にある藤は、今年は大型連休後半ごろが見頃となる見込み。平等院ホームページで開花状況を確認できる。
http://www.asahi.com/articles/ASK4M2GTSK4MPLZB004.html

http://archive.is/DYQId
ウミウ 卵、今年10個目 宇治川の鵜飼い /京都【毎日新聞2017年4月18日】
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【夢を追う】鷹匠・石橋美里さん(4) 「死」を通して「生」伝えたい【産経ニュース2017年4月21日】(既報関連ソースあり)

ハヤブサ型ラジコンを手にする石橋さん
 《短大の2年間で小学校教諭の免許を取得し、卒業する》

 「タカと過ごしたい」という気持ちは全く変わりませんでした。タカを使って生活するプロになる、という決断は、私にとっては当然でした。

 父の存在は大きいですね。これまで、飼育方法や害鳥排除のノウハウ作りなど、二人三脚でやってきました。すべて自己流の手探りです。経営でも、まだまだ父に頼らないといけない部分はたくさんあります。

 《現在、小・中学校で特別授業を担当する。飼育を通じた「命」の感覚を伝えたいと考える》

 タカの餌はヒヨコの肉です。新鮮、つまり生きているヒヨコです。小学生の頃は冷凍でしたが、中学生からは自分でしめて、タカにあげています。

 残酷と感じたことはありません。私たちだって、毎日牛や豚、鳥の肉を食べています。その肉は生きていたものです。

 タカを健康に生かそうと思えば、命あるヒヨコをさばいて、食べさせるしかないのです。ただ、感謝の気持ちは忘れないようにしています。

 私は、動物の命の上に仕事をしています。さばくたびに「ありがとうございます」と心の中で伝えています。

 生き物にはすべて命がある。当たり前のことですが、命の存在、「生」と「死」は身近にないと分からないのかもしれません。

 学校に呼ばれた時はまず、タカを飛ばして子供に興味を持ってもらいます。でも、それだけで終わったら意味がない。私がこれまでタカから教わってきた命の大切さを伝えたい。

 なるべく生きたヒヨコをさばき、タカが食べる様子を見せています。「命をいただいて生きている」ということを、実感してもらいたいからです。

 「ヒヨコがかわいそう」という子供には、こう伝えます。

 「このヒヨコが、タカの命をつないでくれている。世の中の命は、つながっているんだよ」

 小学5年生から飼っている桃太郎には、ヒヨコを与え続けてます。他のタカと比べて、クチバシや足が黄色い気がするんです。ヒヨコのような色です。命はつながっているんだと感じます。

 多くの命がつながり、私たちは生きています。だからこそ、食べ物は大切だし、感謝しなければいけない。

 《「食育」をテーマとした教育機関作りも夢見る》

 すべての学校で、生きたヒヨコをさばけるわけではない。その場合、冷凍した肉を持っていきますが、「命をいただく」ということがそれで本当に伝えられるのか。

 自宅に教室をつくり、食の教育をやりたい。命を奪うことで、私たちは生きている。死を通して、命の大切さを学ぶという考えに共感してもらえる保護者や、先生に集まってほしい。

 《害鳥排除では最近、鳥のように羽ばたいて飛ぶラジコンを使い始めた》

 都会など、タカを飛ばすには制約が多い場所も多い。また、鳥インフルエンザが流行すると、タカも飛行や移動の自粛を余儀なくされます。

 そんなタカが使えない場面でも、野鳥に困っている人がいる。どうしたら良いか考えた結果が、機械の鳥でした。海外の技術をベースに、父が開発しました。

 外観や羽ばたき方はハヤブサに似せています。ずっとタカを見ている私たち親子だからこそ、作れた。風に乗って滑空する様子は、本物と見間違うぐらいです。今は、安定した飛ばし方などの研究と練習を続けています。

 タカは訓練しても、指示に従わないリスクがある。生き物ですから当然です。でも、機械にはそのリスクはない。機械を使うことで、任せてもらえる仕事があり、可能性が広がるかもしれない。

 私とタカは、もっといろんなことができるはずです。可能性を広げるためにも、新しい取り組みにどんどん挑戦していきたいですね。(聞き手 中村雅和)
http://www.sankei.com/region/news/170421/rgn1704210036-n1.html

http://archive.is/pSgS2
【夢を追う】鷹匠・石橋美里さん(3) 「ママゴト批判」吹き飛ばす【産経新聞2017年4月20日】
【夢を追う】鷹匠・石橋美里さん 中世ヨーロッパの本で勉強【産経ニュース2017年4月19日】
【夢を追う】鷹匠・石橋美里さん(1) 大事なことはタカが教えてくれた【産経ニュース2017年4月18日】
鷹によるムクドリ追い払い作戦が失敗【OBS大分放送ニュース2017年1月25日】(既報関連ソースあり)
大分)ムクドリ再び、大分市お手上げ? タカ効果消え…【朝日新聞デジタル2016年12月19日】(既報関連ソースまとめ)
ムクドリ退散 しかし別の鳥が…(大分県)【NNNニュース2016年9月15日】
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