2017年07月20日

「ハトの餌やり男」傷害容疑で逮捕 公園で男性から注意され立腹 名古屋・南区【東海テレビ2017年7月20日】(既報関連ソースあり)

 ハトへの餌やりを注意をした男性を蹴りケガを負わせたとして、名古屋市南区に住む無職の男が逮捕されました。男は以前から近隣住民とトラブルとなっていました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは南区の無職・村永義雄容疑者(61)です。

 村永容疑者は今月11日、南区の公園で近くに住む無職の男性(76)に足蹴りをするなどの暴行を加え、肋骨にひびが入るなどのケガをさせた疑いが持たれています。

 村永容疑者は公園でハトの餌やりをしていて、注意をした男性に腹を立て、暴行を加えたということです。

 6年ほど前から自宅アパートなどでハトに餌を与えていた村永容疑者。去年3月の取材時には、エサを目当てに大量のハトが集まってきていました。

 住民から苦情が相次ぎ、名古屋市も村永容疑者に対して餌やりをやめるよう指導していました。村永容疑者に記者が話を聞こうとするとホースで水を…。

 逮捕された村永容疑者は警察の調べに対し、容疑を認めているということです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170720-00000616-tokaiv-l23

http://archive.is/YM8ug
愛知 ハトに餌まく男性「今後は慎重に」 職員に水掛け、名古屋・南署が聴取【中日新聞2016年3月8日】
ハト餌やりで「ふん害」 トラブルの50代男性を聴取 愛知県警【産経WEST2016年3月7日】
ハトに餌で自宅前など100羽…住民が糞害訴え【YOMIURI ONLINE2016年3月6日】
ハトにエサやり男性に 4回目の行政指導(愛知県)【NNNニュース2016年3月4日】
ハトにえさ、「フン害」で近隣トラブル 名古屋・南区【朝日新聞デジタル2016年2月23日】

「ハトの餌やりさせぬよう」 画鋲を公園にばらまき容疑の男を逮捕 警視庁【産経ニュース2015年3月30日】

posted by BNJ at 21:23 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イヌワシ「手取」死ぬ…いしかわ動物園【読売新聞2017年7月20日】

死んだイヌワシの「手取」(右)。左は「白山」(いしかわ動物園提供)
 いしかわ動物園(能美市徳山町)は19日、飼育していたイヌワシの雌「手取てどり」(11歳)が死んだと発表した。国の天然記念物のイヌワシは石川県の県鳥で、環境省レッドリストで絶滅危惧種に指定されている。

 発表によると、17日昼頃、手取が飼育舎の地面に落ちて横たわっているのを担当者が見つけた。死因は脳挫傷で、飼育舎の窓などに激突したとみられる。

 手取は、秋田市の大森山動物園生まれで、2007年4月にいしかわ動物園へ来た。体長86・4センチ、体重4・24キロだった。

 手取は、雄の「白山」(11歳)とのつがいで展示されていた。同園は今後、白山と雌の「梯かけはし」(4歳)とペアでの展示を予定している。
http://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20170720-OYTNT50078.html

http://archive.is/H2FO7
posted by BNJ at 21:18 | Comment(0) | 鳥獣狩猟ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大雨被害 床上・床下浸水23棟 農作物など383万円 /秋田【毎日新聞2017年7月20日】(比内地鶏300羽)

 16日に県内に降った大雨の影響で、住宅の床上・床下浸水が計23棟に上ったことが県のまとめで分かった。農作物や農地にも少なくとも約383万円の被害が出ており、今後の調査でさらに被害額は増える見通し。

 県によると、18日現在、住宅の床上浸水があったのは三種町で2棟。床下浸水は三種町▽五城目町▽北秋田市▽上小阿仁村で計21棟に上った。

 また農業被害は三種、五城目両町で大豆と枝豆の農地約12・3ヘクタールが冠水したほか、上小阿仁村では比内地鶏300羽が大雨に驚いて1カ所に集まったため圧死するなどした。

 このほか、鹿角市や北秋田市など計20カ所で農地のあぜなどが崩落。北秋田市と五城目町では計7カ所で農業用水路が崩れるなどの被害があった。【松本紫帆】
https://mainichi.jp/articles/20170720/ddl/k05/040/148000c

http://archive.is/5Tphr
posted by BNJ at 21:16 | Comment(0) | 養鶏畜産ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

黄金色のウミネコ (スクープBOX投稿映像)【NHKニュース2017年7月20日】(既報1ソース)

カモメの仲間、ウミネコの珍しい映像が、NHKの映像投稿サイト、スクープBOXに投稿されました。
ウミネコの繁殖地として知られる北海道の利尻島。卵からヒナがふ化し1か月ほどがたちました。茶色や灰色のヒナの中に、珍しい黄金色に輝くヒナ1羽が見つかりました。この場所で15年間、ウミネコの研究をしている北海道大学水産科学院の風間健太郎さんが見つけ、映像を撮影しました。

風間さんによりますと、利尻島には、毎年4月から8月にかけてウミネコが繁殖のために集まります。多いときには10万羽が5万ほどの巣を作っていました。
しかし近年、餌となる魚が減ったため、その数は減少傾向にあると言います。
ことしは、3万羽を超えるウミネコが1万7000ほどの巣を作りました。多くのヒナを観察してきた風間さんですが、黄金色のヒナを見るのは初めてと言うことです。

風間さんは「色が違うので、別の鳥なのかなと思って近づいてみるとウミネコのヒナだったので、さらに驚きました」と話していました。

親鳥は、ほかの鳥と同じ色だということです。
厳しい生存競争
また、ウミネコのヒナは、卵からふ化、巣立ちまでの間にカラスやオジロワシ、ネコなどに捕食され、全体の2〜3割しか生き抜くことができません。

さらに、黄金色のヒナは、色が異なることから仲間のウミネコたちから攻撃を受けることもあります。風間さんは、親鳥が必死に金色のヒナを守る様子も観察したと言うことです。

(風間さん)「珍しいヒナがせっかくここまで大きく育ったので、生存競争は本当に厳しいと思いますけど、ぜひまた大きくなった姿を見せてほしいと思っています」

まもなく巣立ちの時期を迎えるウミネコのヒナたち。再び繁殖地に戻るのは4〜5年後です。黄金色のヒナも大きくなって利尻島に戻ってきてほしいと風間さんは願っています。
NHKスクープBOXでは、事件事故や災害だけでなく、珍しい自然現象や身近な話題など皆さまからの投稿をお待ちしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170720/k10011066871000.html

http://archive.is/0YPik
北海道)珍しい金色のウミネコ誕生 北海道・利尻島【朝日新聞デジタル2017年7月11日】
タグ:ウミネコ
posted by BNJ at 21:14 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フクロウの目を開かせようと投石!?信じられない迷惑撮影を『アサヒカメラ』が告発 富士山、北海道・・・人気撮影地でいま何が起きているのか?<風景・野鳥撮影のマナーを考える>【プレスリリース2017年7月20日】

いい写真を撮りたい」という気持ちはプロも初心者も変わりません。しかし昨今アサヒカメラ本誌には、撮影愛好家の恥ずべき行為の目撃談が多く寄せられています。そこで夏休みを前に「アサヒカメラ2017年8月号」(7月20日発売)では、<風景・野鳥撮影のマナーを考える>と題して、富士山、北海道など人気撮影地で起きている環境破壊とトラブルを告発、いま一度自然や周囲への配慮を忘れない撮影のあり方を特集します。


「写真好きのための法律&マナー」第5回 
人気撮影地でいま何が起きているのか? <風景・野鳥撮影のマナーを考える>吉川明子

撮影場所にスピーカーを持ち込んで演歌を爆音で鳴らす。撮影の邪魔だと言って草木を平気でなぎ倒す。フクロウの目を開かせようと石を投げつける。モモンガの巣穴のある木をバットで叩く。同じ写真を撮らせまいとしてサンコウチョウの営巣中の巣を勝手に撤去する……。これらはすべて本誌に寄せられた、撮影愛好家の恥ずべき行為の目撃談です。「いい写真」を撮りたいのは人間の性。しかし、こうしたマナー違反の一因には「いい写真」の捉え方に問題があることが、今回の取材で浮かび上がってきました。

富士山、北海道など国内の自然撮影の人気スポットで今、何が起きているのか? われわれ撮影愛好家が考えるべきマナーは? こうした悪質な行為を防ぐ手立ては? みなさんと一緒に共有したいと思って作った企画が「風景・野鳥撮影のマナーを考える」です。

第一特集 いま評価される風景写真とは?

もっとも人気の被写体ながら、もっとも難しいとされるのが「自然・風景」。交通手段の発展、インターネットによる情報共有が進んだことで、世界中のあらゆる絶景が撮りやすくなりました。その一方、「普通にきれいな写真」というだけでは、SNSやコンテストでは高い評価を得にくくなりました。
21世紀の自然・風景写真に必要なものは何か? あなたの風景写真はなぜ評価されないのか? いま高く評価されている人気写真家の作品とアドバイスで、その答えに迫ります。総力特集69ページの大企画です。


(1)巻頭グラビア
・水越 武 「水逍遙」
・石橋睦美 「水満たす緑林」
・米美知子 「旬彩花」
・吉野 信 「アメリカ・パノラマ紀行」
・田淵行男 「北の山」(未公開作品)
(2)記事:
・風景写真上達へのアプローチ 田中達也
・写真家が語る風景写真 水越 武 石橋睦美 米 美知子 吉野 信
・撮影ノート ~田淵行男の未公開作品~
・島の風景を撮りに行く 古市智之
・撮影プランを立てる 伊藤亮介
・最新ミラーレス機で風景を撮る 萩原史郎
・まだまだ現役 大判カメラで撮る人々 まつうらやすし
・普通の風景写真がコンテストで評価されない理由 
ほか

中面グラビア
世界文化遺産の登録勧告を受け、いま沖ノ島(福岡県)に注目の眼差しが向けられています。島全体がご神体とされ、原則として立ち入り禁止の「女人禁制の島」ですが、今回、写真家・藤原新也さんがこの島を激写。知られざる島の姿を浮き彫りにしています。三好和義さんが撮るインド・マハラジャ、6月に逝去した田原桂一さんの遺作と合わせて、中面グラビアをご堪能ください。
藤原新也「沖ノ島」/三好和義「印度眩光―マハラジャの歳月―」/
田原桂一さんを偲ぶ「KEIICHI TAHARA 1951-2017」

新製品特集
キヤノンEOS 6D MarkU、EOS Kiss X9/ライカカメラ LEICA TL2


アサヒカメラ 2017年 08 月号
定価:900円(税込)
発売日:2017年7月20日
https://www.amazon.co.jp/dp/B07124YX52
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000243.000004702.html

http://archive.is/gugE6
posted by BNJ at 21:11 | Comment(0) | 国内のプレスリリース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

食欲旺盛!【産経フォト2017年7月20日】

 英西部の島で、小魚を口いっぱいにほお張る鳥。食べ過ぎには気を付けて。(ロイター=共同)
http://www.sankei.com/photo/daily/news/170720/dly1707200003-n1.html

http://archive.is/y3K6g
posted by BNJ at 11:08 | Comment(0) | 海外の鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

科学の森 「ペンギン目線」の生態調査 バイオロギングが見せる意外な姿【毎日新聞2017年7月20日】

 愛くるしい姿で、動物園での人気が高いペンギン。自然界での生態はよく分かっていなかったが、動物の体にカメラなどを取り付ける「バイオロギング」という調査手法で、南極での生態が明らかになってきた。暑い夏。ペンギンの姿でいやされてみては?【柳楽未来】

 ●高速で餌をゲット

 素早く泳いでオキアミの群れの中に乱入し、最大で1秒間に2回の速さで餌のオキアミをゲット。さらに、氷の下に張り付くように潜んでいた魚に近づき、素早く食らいついていく−−。日本から1万4000キロ離れた南極・昭和基地周辺にすむアデリーペンギンの日常生活。陸ではよちよち歩くペンギンだが、水中では想像以上のスピードだ。

 2010年末に、南極地域観測隊に参加した国立極地研究所の渡辺佑基准教授(海洋生物学)らは、基地の近くにある営巣地で約20羽のペンギンの頭や背中に、小型ビデオカメラと加速度計を取り付けた。以降、11〜12年と16〜17年の計3シーズンにわたり調査した。「ペンギンに限らず、海の動物が餌を食べる姿をここまで詳細に調べた例はない」と渡辺さん。

 渡辺さんは南極に観測隊を派遣する極地研への就職を機にペンギンの研究を始めた。もともとバードウオッチングが趣味だったため、当初は「よりによって飛ばない鳥か……」と思っていたが、すぐに魅力に引き込まれたという。

 ●氷で生活が左右

 最初の調査となった10〜11年のシーズンは、カメラなどとともに「ジオロケーター」と呼ばれるセンサーも17羽のペンギンに取り付けた。機器が定期的に光の強弱を測って緯度と経度を推定し、おおまかな位置情報を得る仕組みだ。基地周辺のペンギンは11月ごろに集まって卵を産み、ヒナが育った翌年2月ごろにどこかに消えるが、どこで何をしているのか謎だった。

 次の11〜12年のシーズン。渡辺さんは営巣地に戻ってきたペンギンから、ジオロケーターの付いたペンギン9羽の発見に成功。装置を回収し、1年間の移動軌跡を解析すると、約1500キロ離れた低緯度方向に移動して戻ってきたことが分かった。ペンギンは、南極では夏の時期に子育てをし、夏が終わるとより暖かいところを目指して“回遊”していた。「移動の方向は海流と一致しており、楽して動けるようになっていた」という。

 16〜17年のシーズンでは、風向きの影響で基地周辺の氷が流出、ペンギンは偶然、ほとんど氷のない中で生活することになった。ペンギンに取り付けた全地球測位システム(GPS)の記録によると、例年に比べて広範囲に泳いで餌を得ていたことが分かった。ペンギンは通常、氷の割れ目を探してゆっくりと歩き、餌を求めて飛び込む。氷がないとどこでも潜れるようになり、遠くまで泳いで餌を大量に獲得できていた。

 さらに、氷がなくなって太陽光が海に当たり、プランクトンが増殖して餌が増えたため例年よりペンギンは太っていた。「ペンギンにとって極めてハッピーな状況となった」(渡辺さん)という。3シーズンの調査で、自然環境の変化がペンギンの生活を大きく左右していることも分かった。

 「ペンギンは飛ぶことをあきらめて水中に特化した動物。その上、厳しい南極の環境に適応している点も興味深い。ペンギンの研究を基に、生態学の最先端を担いたい」と渡辺さんは意気込んでいる。

 ●人が行けない所で

 動物にカメラや深度計、加速度計などのセンサーを取り付ける調査手法は「バイオロギング」と呼ばれる。bio(生物)とlogging(記録)を合わせた用語で、人が見ることのできない水中や遠く離れた場所で、動物がどのように生活しているのかを記録することができる。こうした「動物目線」による調査は1960年代から始まり、アホウドリの移動距離やマグロが泳ぐ速度など、動物の生態が次々と明らかになってきた。

 バイオロギングでは動物に取り付けた機器をどう回収するかが課題だが、子育て中のペンギンは餌を取ると巣に戻ってくるため、機器を回収しやすい利点がある。

 機器は年々、高性能化しており、サメなどこれまで調査が難しかった動物の研究にもこの手法が広がっている。

https://mainichi.jp/articles/20170720/ddm/016/040/004000c

http://archive.is/WUuyA
posted by BNJ at 11:05 | Comment(0) | 海外の鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

恐竜 ますますおもしろい 常識が覆る新発見、新研究が続々【毎日新聞2017年7月20日】

 近年、研究が目覚ましい恐竜の世界。「鳥=恐竜」が定説となっていることは、ご存じだろうか。「何を今さら」か、もしくは「何、それ?」という反応の違いで、恐竜に対する関心の高さや世代が分かるという。この20年で“恐竜界”は大きく変化しているのだ。

 今年4月、北海道むかわ町で、国内最大となる体長8メートルの恐竜の全身骨格が確認されたというニュースが話題となった。

〈北海道むかわ町立穂別博物館と北海道大は、同町の約7200万年前(白亜紀後期)の地層から見つかった大型の草食恐竜ハドロサウルス科の化石について、体長が推定約8メートルの全身骨格と確認されたと発表した。恐竜の全身骨格としては全国2例目の発見で、国内最大になるという〉(『毎日新聞』4月28日付)

見逃せないイベント むかわ町穂別博物館
「5月の来館者数は昨年に比べ2割増え、問い合わせも多数寄せられています。東京から来館された方もいらっしゃいました」(むかわ町穂別博物館担当者)

 6月4日と11日には、同町内で一般向けに全身骨格を特別公開。2日間で計5000人以上が見学した。

 今回の化石は、2003年4月、町民が山林で発見し、穂別博物館に寄贈したもの。当時は、恐竜とはまた異なる首長竜の尾椎(びつい)骨(しっぽの骨)の化石と判断された。クリーニング作業(化石の周りの岩石を取り除く作業)は、重要性が高くないため後回しにされ、10年になってからクリーニング作業を開始。翌年、首長竜として研究を依頼していた東京学芸大・佐藤たまき准教授が、骨は恐竜のものである可能性を指摘し、恐竜研究の専門家である北海道大学総合博物館の小林快次(よしつぐ)准教授が鑑定したところ、ハドロサウルス科のものと確認された。

 この恐竜は死後、海に沈み、そのまま海底で泥に埋没したため骨格が散逸しなかったとみられ、13年から本格的な発掘を進めたところ、主なものだけでも500点ほどの化石が発見された。今回公開されたのは、部位が特定できた190点。

「現在、発掘調査はいったん中止して、化石のクリーニング作業を進めています」(同担当者)

 同館は、1975年に化石が発見され、その2年後に発掘された首長竜ホベツアラキリュウ(愛称ホッピー)を保存・展示するため、82年に穂別町立博物館として設立された(2006年、旧穂別町・鵡川(むかわ)町合併により、現館名に変更)。約8000万年前に生息していた全長8メートルのホッピーの全身復元模型は、同館のシンボルとなっている。

 今後のハドロサウルス科全身骨格の公開は未定だが、夏には、例年の博物館イベント「恐竜デー」に加え、「むかわ恐竜アカデミア2017」、8月5日には前出の佐藤准教授、小林准教授による講演会も予定されている(詳細はホームページ参照)。

「鳥=恐竜」とは? 興味津々の研究最前線
 ところで、恐竜とはそもそも何なのか?

 ごく簡単に言えば「直立歩行をする陸上の爬虫(はちゆう)類」ということになる。

 他の爬虫類、例えばトカゲは脚が横に出て、這(は)って歩くのに対し、恐竜は体の下に脚がまっすぐ伸びている。直立歩行ができた恐竜は、体の大型化、高い運動能力、体の形態の多様化などが可能になったと考えられている。

 海を泳いでいた首長竜は、恐竜ではなく、むしろトカゲやヘビのグループに含まれる。

 さて、冒頭で紹介した「鳥=恐竜」論だが、「鳥は恐竜から進化した」という見解は、今から150年前には提唱されていた。それが一気に注目されたのは1996年。全身を羽毛で覆われた恐竜化石「シノサウロプテリクス」が中国で発見されたのだ。

 鳥の恐竜起源説を裏付ける大きな証拠となり、それ以降も多くの羽毛恐竜が発見されて研究も進み、「鳥は恐竜の子孫」ではなく「鳥は恐竜の一グループ」という見方が主流となっている。つまり、鳥は恐竜の生き残りであり、スズメも恐竜なのだ。

世界的に注目の“聖地” 福井県立恐竜博物館
 最新の恐竜研究に関する書籍は、前出の小林准教授の著書で、むかわ町の発掘にも触れた『恐竜は滅んでいない』(角川新書)や、『恐竜時代1 起源から巨大化へ』(岩波ジュニア新書)がある。また、小林准教授監修の『大人のための「恐竜学」』(祥伝社新書)、『そして恐竜は鳥になった』(誠文堂新光社)など多数出ている。

 最新の恐竜の世界を知ったなら、実際に恐竜に“会いたく”なるはず。日本各地に興味深い博物館は多いが、やはり訪ねたいのは日本一の恐竜のメッカであり、世界3大恐竜博物館の一つ、福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)だ。

「2015年、16年と2年連続で入館者数は90万人を突破。今年2月には、福井県で発見された5体の新種の恐竜化石とその発掘現場が、国の天然記念物に指定されました」

 同館の竹内利寿館長はそう話す。恐竜化石が天然記念物に指定されたのは全国初のことだ。

 1982年、勝山市で中生代白亜紀前期のワニ類化石が発見され、89年から恐竜化石調査事業が開始。数多くの恐竜化石が発見され、その成果をもとに恐竜を中心とした国内最大級の地質・古生物学博物館として、同館は2000年7月14日にオープンした。

 ロイヤル・ティレル古生物学博物館(カナダ・アルバータ州)、自貢(じこう)恐竜博物館(中国・四川省)とともに世界3大と呼ばれ、恐竜全身骨格は3館中、最も多い44体。

 建物もユニークだ。車で近づいていくと、銀色の巨大な卵のようなものが見えてくる。入館するとエスカレーターで約30メートルを一気に下り、恐竜の別世界へと誘われる。設計は黒川紀章。

 日本で最も多く恐竜化石が発見されている県だけあり、同館の展示は見ごたえがある。向かい合ったスクリーンに恐竜が映し出される「ダイノシアター」、本物そっくりに恐竜が動くジオラマなど、迫力満点。化石クリーニング室も窓越しに見学できる。

 特に、現在調査が進められている発掘現場のすぐ近くで、現場から出た石をたたく化石発掘体験ができる野外恐竜博物館は、すぐに予約が埋まるほど大人気だ。リピーターとなる大人も少なくない。

足跡に肉食恐竜化石…“日本初”もあちこちに
 神流町(かんなまち)恐竜センター(群馬県神流町)は、日本で初めて恐竜の足跡化石が発見されたことを機に建てられた施設。

 1953年、道路工事で姿を現した「漣(さざなみ)岩」は、その後、約1億3000万年前の白亜紀に水の流れた跡がそのまま残った岩が、地殻変動で崖になったものと分かり、県の天然記念物に指定された。

 その岩肌には不思議なくぼみがあり、長い間謎とされていたが、30年以上たった85年、恐竜の足跡と判明した。「漣岩」があるのは、同センターから約3キロの国道299号沿いで、近くには駐車場も用意されている。

 87年に開館した同センターは、今年開館30周年。毎年「恐竜王国秋祭り」が開催されるが、今年は記念式典などを開催する予定だ。

 白亜紀後期の恐竜化石産出量で日本一を誇る熊本県御船町の御船(みふね)町恐竜博物館は、98年にオープンした。

 79年、小学1年生が同町で見つけた歯の化石は、5年後、日本初の肉食恐竜化石として有名になった。

 白亜紀後期に形成された地層、御船層群が見られることでも同町は知られる。同館から2キロほど南にある御船町白岩の大露頭をはじめ、15キロほど北東に離れた「化石ひろば」などで地層の見学は可能だ。

都会でも出合える!憧れのあの恐竜たち
 地方の博物館に行けなくても、都会で恐竜に出合うことはできる。

 国立科学博物館(東京都台東区)は、1877年に創立された日本で最も歴史のある博物館の一つであり、国立の総合科学博物館。

 地球館地下1階は恐竜をテーマにしたフロアで、全身組み立て骨格では12種13体の恐竜が展示されている。

 時代や分類よりも、恐竜の起源から多様性を紹介することに重心を置いていると話す同館担当者。

「トリケラトプスを待ち伏せするティラノサウルスは、しゃがんだ姿勢をしていますが、この姿勢は世界でもまだ1体しかないと思います」

 2年前には最新の研究成果をもとに展示をリニューアル。併せて展示されている標本を研究した日本人研究者たちの着眼点や発見を、展示情報端末のビデオで公開している。

 大阪市立自然史博物館(大阪市東住吉区)は、1974年の開館だが、前身の旧大阪市立自然科学博物館は50年に開館している。「自然と人間」をメインテーマに、動物、植物、昆虫、化石などを中心に約1万数千点の標本を展示している。

 アロサウルス、ステゴサウルス、オルニトミムスの3体の恐竜の全身骨格があり、中でもステゴサウルスは、アメリカ自然史博物館の標本から型取りした日本で最も古い標本の一つだ。

 そのほか、ティラノサウルス、トリケラトプスなど代表的な恐竜の頭蓋骨(ずがいこつ)、古生代・中生代・新生代の動物の骨格化石なども多数展示している。

 また、幕張メッセ(千葉市)では「ギガ恐竜展2017」(〜9月3日)、大阪南港ATCホールでは「メガ恐竜展2017」(7月25日〜9月3日)を開催。大きな話題となりそうだ。

 この夏は、恐竜について再び学び、来るべき新展開を待ち望みたい。

(ライター・時田慎也)

むかわ町穂別博物館
0145-45-3141

http://www.town.mukawa.lg.jp/1908.htm

福井県立恐竜博物館
0779-88-0001

https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/

神流町恐竜センター
0274-58-2829

http://www.dino-nakasato.org/

御船町恐竜博物館
096-282-4051

http://www.mifunemuseum.jp/

国立科学博物館
03-5777-8600(ハローダイヤル)

http://www.kahaku.go.jp/

大阪市立自然史博物館
06-6697-6221

http://www.mus-nh.city.osaka.jp/

ギガ恐竜展2017
http://giga2017.com/

メガ恐竜展2017
http://mega2017.jp/

(サンデー毎日7月30日号から)
https://mainichi.jp/sunday/articles/20170718/org/00m/040/001000d

http://archive.is/5ReMQ
タグ:鳥類進化
posted by BNJ at 11:04 | Comment(0) | 鳥類一般ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする