2017年09月23日

小中学生自然研究作品展 夏休みの力作ずらり 毎日新聞社賞は日隈小4年・三隅さん 日田 /大分【毎日新聞2017年9月23日】

親子連れでにぎわう自然研究作品展
 日田市内の小中学生が「自然・科学」をテーマに夏休みに取り組んだ第56回小中学生自然研究作品展が、同市上城内町の市立博物館で開催中だ。各校推薦の優秀作品218点の中から審査員20人が教育委員会賞64点を決め、協賛団体などが特別賞を選んだ。毎日新聞社賞には「ビジュアルに分かりやすくまとめた」と評価された日隈小4年の三隅春奈さん(10)の「鳥の観察と鳥マップ」に決まった。同博物館主催、10月1日まで。入場無料。

 三隅さんの作品は、日本野鳥の会日田支部長賞も受賞した。三隅さんが学校近くの亀山公園で「ピーヒュルヒュル」と鳴く大きな鳥を見かけ、「かっこいいな。何の鳥?」と興味を持ったのが観察のきっかけ。図鑑を調べると「トビ」で「Black Kite」(黒いたこ)と呼ばれることを知った。

 それ以降、目立たない服装で双眼鏡やカメラを手に同公園や三隈川、花月川、町中でも「よく見える目、とがったクチバシ、獲物を逃がさない鋭いツメ」のトビを追いかけ、撮影し、メモをつけて生態を探った。探鳥会にも参加。数多くの野鳥を知り、鳴き声、飛び方、歩き方まで図鑑でチェックした。

 作品はその集大成。写真やスケッチ、鳥マップが彩りを添える。最後に「身近な所でも巣を作り、卵を育てているのを知った。シラサギがアオサギの巣を横取りしたり、カラスがトビを追い回すなど鳥も人間みたいな生活をしていた」と締めくくった。【楢原義則】
https://mainichi.jp/articles/20170922/ddl/k44/100/264000c

http://archive.is/fxL2Y

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クジャクのひなと触れ合い【長崎新聞2017年9月23日】

クジャクのひなに餌やりを体験する子どもたち=川棚町、大崎自然公園「くじゃく園」(同園提供)

 約200羽のクジャクを飼育する東彼川棚町小串郷の大崎自然公園「くじゃく園」で生まれたクジャクのひなが元気に成長。土日祝日限定で、ひなと触れ合える時間帯を設けている。

 この夏、人工ふ化で約30羽のひなが誕生。このうち元気なひなを選び、土日祝の午後1時〜3時にかごに入れて公開している。来場者は餌やり体験や、人工的にふ化させる「ふ卵器」などバックヤードを見学できる。

 小学生以下にはクジャクの羽をプレゼント中。同園は「多くの人に貴重な触れ合いを楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2017/09/23091113052517.shtml

http://archive.is/VJcPN
タグ:クジャク

オーストラリア原産の大型鳥「エミュー」 耕作放棄地の再生に光【佐賀新聞LiVE2017年9月23日】

移動編集局・基山町・エミュー
移動編集局基山編・エミューで地域活性化

 基山町のシンボルである基山(きざん)の麓に広がる里山の風景。豊かで清らかな水にはぐくまれた棚田は実りの秋を迎え、黄金色の稲穂がこうべを垂れている。より山手へ向かって進むと、草が生い茂ったままの場所が増えてきた。かと思うと一転、草がほとんどない一角が突然現れる。目に飛び込んで来たのは棚田の高低差をものともせず、軽やかに駆け回る大型の鳥。オーストラリア原産のエミューだ。

 基山町にも高齢化や後継者不足から耕作放棄地増加の波が押し寄せている。2015年の農水省「農林業センサス」によると、町内の農地のうち、約43ヘクタールが耕作放棄地だ。

 そこに差し込んだ一筋の光がエミューだった。町内で初めてエミューの飼育を始めた農家の吉田猛さん(64)は「生い茂った草をはみ、土を踏み固めてくれる。半年もせずに耕作ができるようになった。それに人なつっこくてかわいい」と魅力を語る。

 エミューの産業化を進めている日本エコシステム(筑紫野市)から吉田さんが14年に飼育を請け負ったのをきっかけに、15年には県のチャレンジ交付金を活用して飼育数を増やした。同年には吉田さんらが農業法人「きやまファーム」を立ち上げ、運営を組織化。16年に初めての産卵があり、数羽をかえすことに成功した。日本エコシステムのものと合わせ、現在は町内に300羽を超すエミューが飼育されている。

 同社の〓〓浩司さん(54)は「平均して約8割のふ化に成功している。きやまファームでも今年は80羽程度のふ化ができるのでは。産卵、ふ化、飼育、加工のサイクルができつつある」とエミューの産業化が次のステップに入ったと語る。

 町もエミューの活用に積極的だ。今や町の代名詞と言っても過言ではなく、昨年福岡都市圏向けに制作したPR動画やポスターにも起用された。基山町内の飲食店もエミューを使った料理の開発、提供に取り組んでおり、現在は6店舗で味わうことができる。

 「捨てる部分がない」と言われるエミューをフル活用しようと、商品開発も進んでいる。保湿性などに優れた脂は利用価値が高く、7月末に町内で開かれたシンポジウムでは、美容家の佐伯チズさんが監修する化粧品が近く発売されることが報告された。深い緑色が特徴の卵の殻を装飾したエッグアートや、羽根を使った縁結びのストラップも来場者の目を引いていた。

 エミューの放牧によって耕作可能となった棚田には、今年からキクイモやジネンジョを植えた。キクイモは現在黄色い花を咲かせており、11月には収穫期を迎える。1000平方メートルで、約2トンがとれる見込みだ。町の健康プロジェクトと組み、血糖値を抑える効能などを科学的に検証するという。

 本年度中には町がエミューとイノシシを解体処理する施設を整備予定で、流通体制構築のための環境が整いつつある。きやまファームの鳥飼善治社長(59)は「何事も軌道に乗せるのには時間がかかる。最低でも10年は頑張って、地域を代表する産業の一つに成長させられれば」。地方創生の旗手として、全国に名をとどろかせるつもりだ。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/465748

松田一也町長に聞く 定住策で人口減に歯止め 暮らしやすさ全国モデルに【佐賀新聞LiVE2017年9月23日】
移動編集局・基山町〓町長インタビュー
移動編集局・基山町〓町長インタビュー
移動編集局・基山町〓町長インタビュー
 県東端に位置し、福岡都心に近いベッドタウンとして発展を遂げてきた基山町。人口減の波が押し寄せていたが、近年は定住促進施策が奏功し、歯止めがかかりつつある。オーストラリア原産の大型鳥・エミューを生かした町おこしも全国的な注目を集めている。松田一也町長(60)に展望を聞いた。(聞き手=澤野善文編集局長)

 ■副町長を経て、町長就任2年目。これまでを振り返ってどうか。

 副町長として着任した当初は、県内ワースト2位の「消滅可能性都市」として位置づけられ、人口減が続いた。しかし最近は昨年3月時点の人口を底辺に、その数字を割っていない。歯止めがかかりつつある。町のいろんな場所で躍動や活力を感じることができ、ワクワク感が増している。

 ■中山間地の耕作放棄地でエミューを飼育する取り組みが注目を集めている。狙いと今後の展望は。

 エミューは肉、脂、羽根、卵など全ての部位が利用できる産業鳥。7月末のシンポジウムも関心度が高く、大成功だった。今後はまず、肉と脂について活用を進める。肉は交配、産卵、ふ化、飼育、食肉処理、市場化の流れをつくることが重要。食肉処理に関しては、本年度町営の施設建設を予定している。あとは町が誇る居酒屋群と連携し、名物料理開発や通販、ふるさと納税返礼品としての活用など、出口を確保していきたい。脂についても化粧品への活用が進んでおり、市場化の中心になることが期待されている。

 ■交通の要衝として町内には多くの企業や工場がある。今後の雇用確保や経済振興をどう考えるか。

 都市計画上の線引きの話が見直されれば、まだまだ大型の企業誘致ができると思っている。むしろ心配なのは雇用で、人手不足が身近なところで顕在化している。ミスマッチが一番の課題なので、役場が求人・求職の機能を持ち、情報の一元化、雇用のマッチングを推進していきたい。近い将来には役場の中にハローワークを設置したい。

 ■ベッドタウンとしての町の発展を象徴する町内の住宅団地に高齢化の波が迫っている。行政の対応は。

 子どもが巣立ち、夫婦だけの世帯が増えれば、いずれ1人暮らし高齢者世帯の発生、空き家発生とつながる。高齢者の豊かな経験を生かす機会や場所をつくることで健康寿命を延ばすSGK(スーパーシニア・メイクス・グレート・基山)事業を2年前に始め、戸建て住宅貸し出しを仲介する国の制度にもいち早く手を挙げた。このほか町内では、1人親世帯、外国人世帯が急増している。子どもたちの放課後の居場所づくりでは、モール商店街内のまちなか公民館や、ダンススクール開設など官民で進めている。昨年初めて草スキー国際大会を開き、外国人との交流の場を設けた。これらの事象に対する取り組みがうまくいけば、高齢者でも、1人親でも、外国人でも暮らしやすい町として、全国のモデルとなるはずだ。

 ■隣接する鳥栖市は人口増が続く一方、基山町は近年人口減が続いてきた。対応策は。

 もっと住宅を確保していくことが重要。そのために旧町役場跡地にPFI方式での子育て世代向け住宅を造るよう検討している。空き家をリノベーションした移住体験住宅や、住宅取得補助金にも取り組み、好評だ。住宅施策のベースになる都市計画上の市街化区域と調整区域の線引きについても見直しが必要で、関係部署との協議を始めている。町内には福岡で働いている人がたくさんいて、そのパイプは強固だ。その特性を生かし、佐賀と福岡をつなぐ、先兵的な役割を果たしたい。国指定特別史跡「基肄(きい)城」や町内の寺院など歴史や文化を感じられるパワースポット、今後完成予定の観光農園のほか、広くて無料の駐車場付きの体育施設が充実していることも生かしたい。現代は「モノよりコト」。人生の節目で訪れる場所としてリピーターを獲得できれば、その延長線上に移住、定住があると思う。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/465752

http://archive.is/XeQbz
http://archive.is/I4MTQ
エミュー商業的魅力探る 基山町でシンポジウム 飼育者ら実践報告 [佐賀県]【佐賀新聞LiVE2017年8月5日】
エミューの製品化探る 基山町で地域興しシンポ【佐賀新聞LiVE2017年7月31日】
エミューの可能性探る 29日、シンポ【佐賀新聞LiVE2017年7月4日】
エミューの商品価値探る 講演や美肌塾、試食も 7月29日、基山町でシンポ [佐賀県]【西日本新聞2017年6月17日】
基山町 エミュー特産へ処理施設 やりくりまちの台所【佐賀新聞LiVE2017年5月6日】
ジビエで町活性化へ 基山町が食肉処理施設 エミュー、イノシシ 狩猟者の負担軽減【佐賀新聞LiVE2017年4月6日】脂少なくヘルシーエミュー料理 基山町 =鳥を味わう=【佐賀新聞LiVE2017年1月16日】
佐賀・エミュー料理【九州に鶏料理あり(3)】【大分合同新聞プレミアムオンライン2017年1月10日】(既報関連ソースあり)
基山の農家でエミュー初の産卵 耕作放棄地対策、新名産へ【佐賀新聞LiVE2016年12月2日】(既報関連ソースまとめあり)
佐賀)エミュー肉でキーマカレー 基山で町おこし【朝日新聞デジタル2016年1月18日】
オーストラリア原産の鳥・エミュー 放牧で農地再生 佐賀県基山町【日本農業新聞e農ネット2015年11月15日】
ピープル:きやまファーム取締役の農家、吉田猛さん /佐賀【毎日新聞2015年10月20日】
大型の鳥「エミュー」で地方創生を 佐賀【NHKニュース2015年8月29日】
休耕田の救世主になるか エミュー飼育に熱視線 基山町 [佐賀県]【西日本新聞2015年6月9日】
タグ:エミュー
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秋の渡り…鳥取県西部に多彩なシギ【産経ニュース2017年9月23日】

 鳥取県米子市など県西部の海岸に、多彩なシギたちが飛来している。秋の渡りが終盤を迎える中、キョウジョシギやオオソリハシシギ、トウネンなどが次々と姿を見せ、砂浜がにぎわっている。

 このシギたちは、ロシアの北極圏などで繁殖し、越冬地の東南アジアなどに向かう途中で、県西部に一時的に立ち寄っている。

 キョウジョシギは、黒や茶、白色のまだら模様が美しい。漢字では「京女鷸」と記され、華やかな着物をまとった「京おんな」を連想させるとして命名された。シギの仲間はシンプルな羽色が多いなかで、あでやかな容姿が自慢だ。全長22センチ。

 絶滅危惧種のオオソリハシシギは、灰褐色の地味な装いで、上に反った長いくちばしが特徴。全長39センチ。スズメほどの大きさのかわいらしいトウネンの群れもいて、砂浜はにぎわいをみせている。

 一帯で餌を食べ、体力を養ったシギたちは、早いもので数時間ほど滞在したあと、越冬地を目指して旅立っている。
http://www.sankei.com/region/news/170923/rgn1709230060-n1.html

http://archive.is/Vsfex
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{知る}生物の「空の羅針盤」探る 計測装置やAI 飛行データ収集、解析【読売新聞2017年9月23日】(オオミズナギドリ)

 海鳥やコウモリはどうやって飛ぶ方向を知り、なぜ目的地まで無事にたどり着けるのか――。生物のナビゲーション能力の秘密を探る研究が盛んだ。計測装置の小型化や解析技術の向上などが追い風になっている。謎は多いが、解明への道筋が見えてきた。(山崎光祥)

■800キロを往復

 新潟県北部の港から高速船で約1時間の粟島。西側の断崖では、体長約50センチの海鳥・オオミズナギドリが春から秋にかけて巣を作る。その間、親鳥は時折、約800キロ離れた北海道の釧路沖まで往復していることが、名古屋大の依田憲教授(生物学)らの調査で2008年に分かった。

 オオミズナギドリ数十羽の背に小型の計測装置を付け、数週間分の飛行ルートを記録した結果だった。装置の総重量は約30グラム。小型で軽いGPS(全地球測位システム)やバッテリーを搭載した。

 なぜ釧路沖まで行き来するのか。依田教授は餌のカタクチイワシが関係していると推測する。釧路沖は好漁場でもある。依田教授は「我々が思うほど長距離移動は苦にならないのかもしれない。行き先が餌の多い場所なら割に合うのだろう」と考える。

 解明に向け調査は今も続けている。これまで1日約550キロ移動することや、釧路沖までの往復に4〜11日かかることなど、膨大なデータが集まっている。

 データ解析に威力を発揮しているのが人工知能(AI)だ。共同研究している大阪大の前川卓也准教授(情報科学)らが、大量のデータから法則性などを自動抽出するAI技術「ディープ・ラーニング(深層学習)」を駆使している。

 移動中に鳥たちが何をしているのかも探っている。それが分かれば、移動の目的が見えてくるからだ。前川准教授らは今年、鳥が餌を食べている時だけ動画を撮影する別のAIを開発。鳥の背の計測装置に小型カメラを積み、撮影に挑戦している。動画の分析が進めば、ナビゲーション能力の秘密に迫るヒントが見つかるかもしれない。

■超音波で把握

 たそがれ時の市街地を飛び交う体長約5センチのアブラコウモリは、目が見えない代わりに、口から発した超音波の反響音で、周りの様子や餌の羽虫の位置を把握する。

 同志社大のグループは16年、京都府京田辺市のキャンパス近くに32個のマイクを並べ、コウモリの飛行ルートを調べた。コウモリは飛びながら超音波を発するので、マイクの場所によって超音波を拾う時間に差が生じる。その差を分析することで、コウモリの飛行ルートや羽虫を捕まえた位置を特定できた。

 藤岡慧明特別研究員(生物音響工学)がコンピューターで計算したところ、この飛行ルートで飛ぶと、かなり効率よく獲物を次々と捕まえられることも判明した。羽虫を捕まえる速度は約1秒に1匹というハイペースだった。

 体重が3倍近いユビナガコウモリでも実験した。4匹にマイクをつけて室内に放すと、互いの超音波を混同しないよう周波数を少しずつずらしながら、先頭の1匹の後を他の3匹が飛ぶ様子が観察された。

 今月から、野生のキクガシラコウモリにマイクとGPSを付けて飛ばす研究を始めた。洞窟などのねぐらから超音波が届かない遠くの餌場までの行動を調べる。

■脳の研究も必要

 鳥や動物は、自分が目指す目的地の方向をどうやって知るのか。地磁気や太陽光を手がかりにしているなど様々な可能性が考えられるが、行動の記録だけでは解明できない。

 移動に関わる脳機能を研究する同志社大の高橋晋教授(神経科学)は「鳥や動物が目的地に向かって移動している最中の脳の活動を調べることも必要になる」と話している。

◇自動運転など応用期待

東北大の橋本浩一教授

生物のナビゲーション能力に関する全国規模の研究プロジェクトで代表を務める橋本浩一・東北大教授(ロボット工学)=写真=に、研究の目的や意義を聞いた。

 人や動物にとって、「移動」は最も重要な生命活動の一つだ。最適な経路を選択し、目的地に到達するには、周りの状況や音、においなどを行動に反映する能力が必要になる。近年、カメラやGPSなどの小型化で、動物の行動を記録できるようになったが、行動の狙いや仕組みなどの理解はほとんど進んでいない。

 プロジェクトには、全国の大学などから29グループが参加している。将来、生物の移動を予測・制御できるようになれば、鳥や蚊が媒介する伝染病の拡散防止に役立つし、自動運転車やロボット、ドローンの効率的な制御にも応用できるかもしれない。
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/CO022791/20170922-OYTAT50013.html

http://archive.is/klDHy
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新潟)トキ放鳥開始と今後の課題【朝日新聞デジタル2017年9月23日】

放鳥され、空を飛ぶトキ=佐渡市

 環境省は22日、今年2回目となるトキの放鳥を佐渡市で行った。佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションで訓練された19羽のトキが、思い思いに空へ羽ばたいた。

 同省佐渡自然保護官事務所によると、今回放鳥したトキは雄14羽、雌5羽。この日の午前中のうちに、好物のえさのドジョウに釣られて、すべてのトキが順化ケージから飛び立っていった。

 2008年にスタートしたトキの放鳥事業は、今年で10年目。日本ではトキは一度絶滅したものの、野生復帰を目指している。中国から5羽の提供を受け、当初は人間の手で順次繁殖させて育ててきた。放鳥されたトキは佐渡の自然環境の中でひなを生み、そのひなたちがさらに自然界で繁殖をするというサイクルに入っている。

 21日現在、佐渡の自然界に279羽、妙高高原に1羽のトキの生息が確認されている。今回の放鳥によって、300羽近くのトキが自然界に生息することになる。

 同省佐渡自然保護官事務所の若松徹・首席自然保護官はこの日、放鳥を前に報道陣の質問に答えた。放鳥から10年目を迎えたことについては、「ここまでトキが自然界に定着するとは、ちょっと前なら、想像できなかった。佐渡の皆さん、県民、国民が関心を持ってくれるようになったことに感謝したい。今後はトキと人間の接し方についてもっと知ってもらいたい」と話した。

 また、若松首席自然保護官は「これまでは量的供給をしてきたが、これからは質的供給が課題になる」と述べた。

 自然界に生息している280羽のトキのうち、約50羽は中国からの2羽の子孫にあたり、約230羽は3羽の子孫と偏りが出ているという。このため、今後の課題として、遺伝的な多様性を持たせることを挙げた。(原裕司)
http://www.asahi.com/articles/ASK9Q34VXK9QUOHB001.html

http://archive.is/KS9jY
環境省、佐渡にトキ19羽を放鳥 08年以降17回目【共同通信2017年9月22日】
タグ:佐渡島 トキ
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鳥獣被害対策でハイテクかかし導入【南信州新聞2017年9月22日】

 赤外線センサーでサルなどを感知し自動でつぶて(土玉)を発射するハイテクかかしが、飯田市北方の三和観光農園(伊藤公平社長)に導入され、効果を発揮している。

 ハイテクかかしは、北方の三笠エンジニアリング(伊本政芳社長)が開発した「畑の番人ロボ」。同農園の伊藤さん(76)は数年前に農業新聞で開発を知り、実証試験などに協力してきた。昨年秋に完成品が誕生すると真っ先に購入した。

 3月から6月ごろにかけて3カ月間、囲い網のないブルーベリー園に設置。その後、番人ロボをリンゴ園に移したところ、ブルーベリーに鳥の被害が出るようになり、初めて被害防止の効果に気づいた。

 同農園は面積が広く、山に近いこともあり以前からサルなどの被害に遭うことが多かった。「20匹ほどの集団で来てあっという間に1、2本の木を全部食べてしまう」(伊藤さん)ほどだった。

 電気柵を設けたり、サルを発見したら追い払ったりと苦労していたが、番人ロボ設置箇所周辺では被害がなく「今年は楽をさせてもらっている」と喜んだ。

 番人ロボは、鳥追いにロケット花火を打つのを自動化できないかとの発想から、三笠エンジニアリングで開発が始まり、改良を重ねてきた。180度を旋回しながらセンサーで動物を感知し、4種類の音と超音波、LED点灯で威嚇(いかく)し、土玉のつぶてを自動発射する。資格取得者に限り、安全確認してリモコン操作で花火を発射することもできる。

 30万円以上と高額だが、小型の廉価版や鳥追い専用機などの関連商品も開発した。ハイテクかかしは全国的にも珍しくテレビなどで取り上げられることが多い。10月19日放送のNHK「所さん大変ですよ」でも紹介される予定だ。

 開発に関わってきた熊谷民雄さん(62)は「この番人ロボはサルやイノシシを目的に作ったが鳥にも効果があると聞き驚いた。つぶて発射前の自動音声による警告や動きが効いたのではないか」と話していた。
http://minamishinshu.jp/news/society/%E9%B3%A5%E7%8D%A3%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E5%AF%BE%E7%AD%96%E3%81%A7%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%AF%E3%81%8B%E3%81%8B%E3%81%97%E5%B0%8E%E5%85%A5.html

http://archive.is/gleVv
タグ:鳥害
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長野)南アルプスでライチョウの天敵テンを捕獲【朝日新聞デジタル2017年9月23日】(既報多数)

閉じたカゴわなを回収する中村浩志さん=南アルプス・北岳、環境省提供

 環境省は今夏、絶滅の恐れがある国の特別天然記念物ライチョウの保護対策のため、南アルプスの北岳(3193メートル)周辺で天敵のテンを6匹捕獲した。天敵の捕獲は初の試み。捕獲作業を担当したライチョウ研究者の中村浩志・信州大名誉教授は「テンが山小屋にすみ着いて越冬するなど高山での生態が明らかになった」と話し、今後の天敵駆除に今回の成果を生かしたいとしている。

 南アルプス北部の北岳周辺では近年、ライチョウの生息数が激減している。1981年になわばり(オス、メスのつがい)数が63と推定されていたが、今年は16まで減ったという。減少の大きな要因は、テンやキツネなど里山にすむ天敵がライチョウが生息する高山帯まで進出し、新たな捕食者となったとみられる。

 北岳周辺では、一昨年から環境省の保護対策として中村さんらが、山小屋近くにケージを設置して夜間、孵化(ふか)後のヒナと母親を保護している。昨年、長野朝日放送がケージ近くに設置したセンサーカメラに、ケージの外からテンがライチョウ親子を襲う様子が初めて撮影され、母親が足にけがを負った。

 今年はケージ保護に加え、天敵…

残り:442文字/全文:908文字
http://www.asahi.com/articles/ASK993F60K99UOOB002.html

南ア北岳 ライチョウ守れ テン敵 退治作戦 環境省が6匹初捕獲【東京新聞2017年9月2日】
保護目的で設置された囲いの近くで過ごすライチョウのヒナたち=2016年7月、山梨県の北岳で(環境省長野自然環境事務所提供)

 絶滅が危ぶまれる国の特別天然記念物ニホンライチョウを守ろうと、環境省は今夏、生息数が激減した南アルプスの北岳(3193メートル)周辺で天敵のテン6匹を捕獲した。同省がライチョウ保護のため哺乳類を捕獲したのは初めて。捕獲に協力したライチョウ研究の第一人者で、信州大名誉教授の中村浩志さん(70)は「今後も続けて、個体数の減少を食い止めたい」と力を込める。 (竹田弘毅)
 環境省と中村さんは二年前、標高三千メートルほどの高山帯に、風雨を避けられるライチョウのためのシェルターを設置した。ヒナの生存率を上げる目的だったが、シェルターを出て成鳥に育つまでに大半が天敵に捕食された可能性が浮上。天敵の捕獲に乗り出した。
 中村さんはシェルター付近に金属製のかご型ワナを設置。餌でおびき寄せ、六月下旬から八月上旬に六匹のテンを捕らえた。テンはもともと、標高の低い里山の動物だが、中村さんによると、登山者が残したゴミや残飯を目当てに山に登るようになった。今では山小屋周辺に居ついたとみられるという。
 環境省によると、北岳周辺には一九八一年に約百五十羽のライチョウがいたが、二〇一四年には約二十羽に激減。キツネのふんからライチョウの羽が見つかったことがあるほか、北アルプスなどではニホンザルなどが高山帯に登り、ヒナや卵を食べる被害が相次いでいる。
 天敵の捕獲は岐阜、長野両県にまたがる乗鞍(のりくら)岳(三、〇二六メートル)でも同省が一六年から実施。空気銃などでカラスを捕らえようと試みている。
 中村さんは「ヒナを守るために捕食者の餌にならないようにする必要がある」と強調。九〜十月に再び北岳に登り、キツネなどの捕獲を試みる。
 ただ、ライチョウ保護が目的とはいえ、哺乳類の捕獲は生態系に手を加えることになる。環境省は捕獲の結果を検証した上で、他の地域でも実施するかどうかを決めることにしている。
◆絶滅危ぶまれるライチョウ 生息地の保全と人工増殖進める
 国内に生息するライチョウは一九八〇年代に三千羽程度だったが、二〇〇〇年代に二千羽弱となり、減少に歯止めがかかっていない。このため環境省などは、本来の生息地である高山帯での個体数保全と、動物園などでの人工増殖の両輪で対策を進めている。
 高山帯での対策は北岳での天敵捕獲のほか、国内生息地の北限に当たる新潟県妙高市の火打山(二、四六二メートル)で一六年度からイネ科植物の除去に取り組む。火打山では、温暖化の影響で背の高いイネ科植物が高山地帯に侵入し、ライチョウの餌になる高山植物コケモモなどの生育を脅かしているためだ。
 人工増殖は一五年度から、乗鞍岳で採取した卵を上野動物園(東京都台東区)と大町山岳博物館(長野県大町市)、富山市ファミリーパークでふ化させ、全国五カ所の施設で成育を試みている。今年七月には、昨年生まれたつがいが第二世代の卵を産んだ。順調に数が増えれば山に戻す予定だ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201709/CK2017090202000243.html
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20170907/CK2017090702000022.html

北岳でライチョウの天敵「テン」6匹を捕獲(山梨県)【NNNニュース2017年8月11日】
 絶滅が危惧される南アルプスの北岳に生息するライチョウの天敵「テン」が環境省の試験捕獲で、6匹捕獲されたことが分かった。
 境省は3年前から、ライチョウのヒナや親鳥をケージで一定期間保護してから放鳥する活動を展開している。
 しかし、去年は15羽のヒナを放鳥したところ、1カ月で3羽に減少し、天敵のテンやキツネに捕食された可能性が浮上していた。
 そこで、今年は5月から保護ケージの周辺に当たる北岳山荘や肩ノ小屋周辺に8基のカゴ罠をしかけたところ、今月8日までに6匹のテンが捕獲されたという。
 南アルプスのライチョウ保護に携わり、キツネやテンが捕食していることを指摘してきた信州大学名誉教授の中村浩志さんは「テンはライチョウの親鳥も捕食するので、今年6匹のテンを捕獲したことで、ヒナと親鳥の両方の生存率が高まることを期待している」と話している。
 環境省は、キツネなどが高山帯に登るとされる9月にもカゴ罠での捕獲を再開し、引き続きライチョウを狙う野生動物の実態を調べる。
http://www.news24.jp/nnn/news88811079.html

ライチョウの山 テン生息鮮明 環境省 南ア北岳で試験捕獲【信濃毎日新聞2017年8月9日】
南アルプス北岳周辺に設置されたテンを誘い込む金属製の「籠わな」=5日(環境省提供)
 環境省は本年度、国特別天然記念物「ニホンライチョウ」の減少が深刻になっている南アルプス北岳(山梨県、3193メートル)周辺で、ひなを捕食しているとされるキツネやテンの試験捕獲を始め、8日までの2カ月余でテン6匹を捕まえたと明らかにした。予想を上回る多さで、本来は里山周辺に生息する野生動物が標高3千メートル級の高山帯を生息域にしていることが改めて裏付けられたとしている。今後も捕獲を続け、ライチョウ保護に効果があるかを検証する。

 国立公園の特別保護地区で、ライチョウ保護のために野生動物を捕獲したのは初めて。同省は必要な許可を申請した後、5月下旬から捕獲を開始。北岳周辺にある肩ノ小屋と北岳山荘近くの2カ所に、動物を傷つけない捕獲方法とされる、餌を入れた金属製の籠に誘い込む「籠わな」を計8基設けた。

 5月に1匹、6月に5匹を捕獲。当初、捕獲したテンの胃の内容物を確認する予定だったが、ライチョウ保護のため他の野生動物を殺すことへの批判もあり、動物園で飼育する計画に変更。2匹は搬送できたが、4匹は山中で死んだ。

 籠わなは今月5日にいったん撤去した。キツネは9月ごろに高山帯に上がるとされ、9月上旬から10月下旬に再び籠わなを設置する。

 山林や農地の荒廃などを背景に里山の野生動物の個体バランスが崩れ、生息域を高山に広げているとの見方があった。同省長野自然環境事務所(長野市)の福田真・自然保護官は「警戒心が強い野生動物がこれだけ捕まり、改めて高山帯での生息域の拡大が浮かんだ」とする。

 同省は2015年度から、北岳でライチョウのひなの生存率を上げるため一定期間、ケージで保護して放す事業にも取り組んでいる。過去2年間は放鳥後に大幅に個体数の減少が見られ、捕食された可能性が指摘されている。本年度も16羽のひなを今月5日に放鳥しており、今後、生息数の推移を調べ、テンなどを捕獲した効果を確かめる。

 現地の作業に加わる中村浩志国際鳥類研究所(長野市)の小林篤理事=鳥類生態学=は、「放鳥したひなの生存率のアップにつながるかどうか、注意深く見守りたい」としている。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170809/KT170808FTI090020000.php

環境省 北岳のテンを捕獲 ライチョウひな保護で【毎日新聞2017年8月12日】
 環境省は、国の特別天然記念物で絶滅危惧種「ニホンライチョウ」の保護事業で、南アルプス北岳周辺でひなを捕食するとされるテン6匹を試験的に捕獲したと発表した。国立公園の特別保護地区で、ライチョウ保護のために野生生物を捕獲したのは初めて。今後、有効性を検証する。

 保護事業は悪天候や捕食動物からライチョウのひなを守るのが目的。環境省は7月からひな計16羽を保護し、今月5日に放鳥している。なわばり数が増えており、個体数は回復傾向にあるとみている。(共同)
https://mainichi.jp/articles/20170812/k00/00e/040/193000c

http://archive.is/mLsgo
http://archive.is/GxAQZ
https://megalodon.jp/2017-0907-1050-08/www.chunichi.co.jp/article/nagano/20170907/CK2017090702000022.html
http://archive.is/JgtaB
http://archive.is/H2c7z
http://archive.is/DmTN6
山梨)ライチョウ守れ テンとキツネを試験捕獲【朝日新聞デジタル2017年7月7日】
南アルプス北岳 ケージでライチョウ保護へ【伊那谷ねっと2017年6月2日】
ライチョウ 天敵捕獲へ 環境省、南ア北岳周辺で試行 来年度にも /山梨【毎日新聞2016年11月17日】
タグ:ライチョウ
posted by BNJ at 10:40 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする